今回のご案内は、医院の収益を劇的に増やすノウハウではありません。
また、お手軽に取り組める治療技術でもありません。
しかし、本気で患者さんの健康をお考えの先生にとって、非常に有益な手法です。
なぜなら、局所的治療や対症療法だけではどうにもならない問題を、根本から解決する治療法だからです…
歯科の日常では、カリエスなどの局所的治療や対症療法が求められることが多いですよね。
先生も日ごろから、「何とかして欲しい」と願う患者さんに対応し続けていることでしょう。局所的治療や対症療法は、今後も歯科において欠かせない治療分野であり、多くの患者さんに求められ続ける分野です。
しかし、そういった治療の際、「このままだと同じ問題が発生するだろう」と思ったことはありませんか? 「もっと根本的な原因を解決しなければ再発は免れない」「新たな疾患が発生するかもしれない」と思ったことはありませんか?
その原因として無視できない要因の1つが咬合です。先生もご存じのとおり、咬合は、口腔内の健康に大きな影響をもたらします。多くの歯科疾患において、咬合は密接に関わっています。患者さんの長期的な健康を考えると、適切な咬合は欠かせませんが…
この案内を読み進めている先生であれば、一般的な歯科医師よりも咬合について詳しいはず。局所治療や対症療法だけではなく、咬合から患者さんを診てあげたいと思っていることでしょう。
しかし、日常臨床で咬合の診査診断、治療を専門的に行うのは難しいですよね。その理由は、咬合そのものが難解であることだけではなく、患者さんからの理解を得るのが難しいからではないでしょうか?
どれだけわかりやすく、ていねいに、具体的に咬合の重要性を説明しても、患者さんがその価値を理解してくれない…。これは、咬合を真剣に学び、根本的な要因から患者さんの健康に役立ちたいと願う歯科医師の多くが悩んでいることです。
残念ながら患者さんの多くは、痛みなどのわかりやすい苦痛を感じてから歯科医院へ来院します。今抱える苦痛から解放されるために来院するのです。そのため、根本的な原因を考えて長期安定性を求める意志は強くありません。
しかし、咬合が、我が身の健康にどのような影響をもたらしているのか? すでに患者さんの口腔内で始まっている、わかりやすい特徴を知っていただければ話は変わります。
歯ぎしりを抱える人はたくさんいます。家族から指摘されて自覚している人の場合、歯ぎしりを強く気にしている方もめずらしくありません。
歯ぎしりには、健康上たいした問題のない安心なものと、危険なものに分類できますが、患者さんの歯ぎしりがどちらに分類されるのか? それをわかりやすく伝えるのはどうでしょうか?
危険な歯ぎしりが、患者さんが日ごろから抱える不調と、どのように関係しているのか? その詳細を伝えることで、咬合の重要性について、もっと理解してもらえると思いませんか?
実際に、歯ぎしりを入り口としたこの方法で咬合の重要性を患者さんへ啓蒙し、根本的な原因からアプローチした歯科治療を提供している歯科医師がいます。今、多くの歯科医師から注目を集める咬合のスペシャリスト、青木聡先生です。
青木先生は、他院ではどうすることもできなかった不定愁訴などを改善することに成功しています。その理由は、「総合歯科治療」を実践しているから。
青木先生が掲げる「総合歯科治療」とは何か? それは、咀嚼器官を全身の中の1つの単位として考え、総合的な診断を行い、人の自然な咬合を再構築し、包括的な治療を行うこと。
具体的には、う蝕、歯周病、顎関節症、歯列などの口腔疾患を、まんべんなく診査したうえで総合診断し、その結果に沿って、咬合を踏まえた総合的な治療を進めます。
咬合の不具合が、多くの不定愁訴に関係することは先生もご存じでしょう。青木先生の総合歯科治療は、咬合を治すことが前提にあるので、他では治らなかった問題が改善へ向かうのです。
このような本格的な治療は価値が高いのに、多くの患者さんに受け入れてもらえません。しかし、青木先生は、歯ぎしり治療を入り口に、咬合の重要性を患者さんへ啓蒙されています。
その結果、自費にもかかわらず、多くの患者さんが自らの意志で総合歯科治療へ申し込んでいます。
先生ならば、すでに歯ぎしりへ対応されているかもしれませんが、青木先生はおっしゃいました。ほとんどの歯科医院は、咬耗や骨隆起などをみて、歯ぎしりの有無しか診断をしていないと…。これだけの情報提供では、患者さんは咬合について理解を深めようとは思いません。
もし、患者さんへ歯ぎしりを入り口に、咬合の重要性を教育したいならば? まずは、その歯ぎしりが、顎顔面の正常な神経機構の習慣なのか、それとも疾患につながる危険な歯ぎしりなのか、ブラックスチェッカーなどを使って専門的に診断する必要があります。
そして、今後のリスクだけではなく、すでに起こっている口腔内や全身的な不調を教え、治療方針を個々に考える…。
ここまでやって初めて、患者さんは、歯ぎしりを通して自身が抱える咬合の問題、治療の価値に気づけます。そして、自らの意志で、自費の咬合治療や、矯正治療を検討することになります。
今回、青木先生が実践している総合歯科治療が学べるセミナープログラムを新たに制作いたしました。咬合の重要性や価値を患者さんへ啓蒙する歯ぎしり治療や、他院ではどうすることもできなかった不定愁訴を改善する咬合治療の概念が学べます。収録内容の一部をご紹介すると…
他では治せない問題を解決に導く咬合治療の最前線
【DVD2枚組】(収録時間合計:157分)
ニューナソロジーの時代に入って歯科咬合学は新たな課題に直面しています。約40年前にこの分野では大きなパラダイムシフトがあり、過去のナソロジーの考え方は大きく変わりました。とくに顎機能障害を伴う症例における咬合治療のあり方については顎機能診断や治療の方向性に明確な指針が必須となってきています。 しかし、大学における歯科医学教育過程で咬合学教育はあまりにも遅れています。若手歯科医師の先生方には日常臨床における咬合治療に迷いをもっている方は少なくないものと思われます。今回、私の師弟であり勉強仲間でもある青木聡先生がニューナソロジー時代における咬合治療のあり方とその実践についてDVDを上梓するということで心から喜んでいる次第です。 青木聡先生は長年大学の教育畑で修業してきた逸材で、教育者としての立場のみでなく、教育される側の立場をよく理解できる先生です。このような経歴の先生が教材をまとめられたということは、痒いところに手が届く内容になっていることは間違いありません。このようなDVDは長年待たれていた教材であり将来的にも長期に亘って貢献するDVDとして歴史に残ることでしょう。
歯科医療従者の皆さんは咬合を勉強するというと、身構えてしまうことが多いのではないでしょうか? 学生時代に実際の臨床に接する時間は短いですし、卒業してからも他の分野と比較して咬合に関して学ぶ機会は非常に少ないように感じます。 また実際の臨床において一般歯科で行われる治療は、以前の治療のやり直しが多くを占めるのは誰しもが感じるところです。初期のう蝕治療を行ったところが失活歯となり、歯根破折を起こして抜歯となる、継続的にメンテナンスを行っているのに歯周炎が進行してしまう、なぜ治療したところが悪化してしまうのか、なぜ抜歯になってしまったのか、原因を考慮した治療を行わなければ、我々歯科医師が行う処置は徒労に終わってしまうのではないでしょうか? このDVDでは、なぜ一般歯科治療の多くは以前治療したところのやり直しなのか、原因を追及する診断について咬合の観点から詳しく解説しています。咬合は一つの診査方法のみで診断することは不可能であり、なるべく多くの資料の蒐集を行い、多角的に検討を行い診断を行うことが必要です。 これを総合診断と呼んでいますが、それらの資料の揃え方、それぞれの考え方について詳しく説明しています。総合診断を行う資料の蒐集とそれらの解釈の仕方を学ぶことができれば、患者さんの口腔内を診たときに何が問題であるか、判断ができるようになるはずです。 また総合診断のベースとなっている考え方は、シークエンシャル咬合とよばれている概念であり、それらについても詳しく知ることができることから、非常に多くのことを学べる内容となっていると思います。
近年、歯科医療において、一口腔一単位で総合的に診査診断すること、いわゆる総合歯科の重要性が、ますます叫ばれています。しかし、総合歯科の考え方を臨床に導入し、実践することは決して容易なことではありません。総合歯科導入において最も重要なのは、そのコンセプトを理解することであり、そのコンセプトの中心にあるのは咬合です。患者さまにどれだけ高度な治療をしても、適切な咬合を与えることができなければ、力のコントロールができなくなり、良い長期経過は望めません。このDVDでは、青木先生が総合歯科の重要性、導入方法を非常にわかりやすく解説してくださっています。これから、総合歯科を学ぼうという先生にとっては、最適の入門DVDであると思います。
日々臨床に携わる先生方のなかには、自身のスキルアップの為に休診日の度にセミナーに参加している先生も少なくないと思います。私も歯科医師になって臨床の場に立ってから、大きなスタディーグループに参加したり、著名な先生の講演に行ったりしたものです。今月は歯周・補綴治療の勉強会、来月はマイクロを使った歯内療法のハンズオンセミナー、来年は矯正治療の6ヶ月コースを受講しようといったぐあいです。しかし、何か物足りない、釈然としない気持ちにとらわれていました。いま考えると、多くのセミナーは専門的な事に特化して「私はこんな難しい治療ができました。」的な内容ばかりでした。あるいは、「この新しい器機を使えば、こんな事もできます。」みたいなものも多かったような気がします。しかし、私が知りたかったことはそういう事ではなかったのです。そんな時に、ふと立ち寄った書店に私の同窓であり大先輩である青木先生の書物が置いてあり、軽い気持ちで手に取り通覧しました。その本は一般の人に向けた内容だったのですが、私は強い衝撃をうけ、直ぐに青木先生にメールを送り、感銘を受けたことを伝え、お話しを聞かせて欲しいとお願いしました。それ以降現在に至るまで教えを乞うています。まさに「目から鱗が落ちる」といった感じでした。このDVDは、我々の治療対象である口腔を、生体の一器官、顎顔面骨格の一部であると捉え、シークエンシャルオクルージョンの原理原則を理解させてもらえ、成長・発育をベースにした不正咬合の機序、治療計画の立案といったことが詳しく、そして分かりやすく収録されています。歯科医師にとって究極のバイブルになると確信しています。
大学時代はちょうど、日本でナソロジーが全盛の時代で、様々な先生から教わり知識をしては興味深いものがありましたが、臨床に使うには無理があり、咬合理論から遠ざかっていました。シークエンシャル咬合との出会いによって、咬合の問題で臨床で迷うことがなくなりました。同じコンセプトで、定量的データーに基づき、診査診断をし矯正治療、補綴治療、歯科技工までシステマティックに行える方法は、私の知る限りでは他にありません。特に、全顎症例には無くてはならないものになっています。
私が、初めて青木先生とお会いさせて頂いたのが、オーストリア・ウィーン2013年の夏でした。 ウィーン大学で、スラビチェックコンセプトを学んでいる時に、優しく声かけして頂いたのを今でも覚えています。 そんな青木先生が、今回、DVDを出されると聞き、大変、僕自身も嬉しく思っています。 青木先生の説明は、明確で分かりやすいです。 ぜひ、卒後5年未満、または、咬合を1から学び実行していきたい方に、推薦いたします。 今まで大学で学んできた考え方ややり方と違うかもしれませんが、本質がそこにあり、明日からの患者さんの役に立つ情報が集約されている事をお約束いたします。
歯科は、疾病治療と再建治療が混在しながら進んでいくため、一般の医科に比較して非常に煩雑なプロトコルを必要とする場合が多々有ります。その問題を解決するために、我々歯科医師は、ややもすると目先の手技に多くの時間を費やし、種々の使用機器に頼りすぎるあまり、本来のスキルを蔑ろにしたりと、多忙を極めているのが現状です。そもそもの歯科の本質から何故か離れてくるので、その拠り所を求めるために多くのセミナー等に没頭したりします。本来必要な知識と技術は何かという本題が忘れられてしまう危険は、GPなら分かっているはずなのですが、保険だ自費だとあえて自分からカテゴリーを煩雑にしているのではないでしょうか。全国約7万件の開業医の多くはGPであり、あらゆる知識と技術を網羅したスーパーGPになる事を目標にしているでしょう。しかし、かつて学んだ何かに特化した特別な知識と技術がシームレスに臨床におりてくるかと言えば、それはなかなか難しいという事を実感しているのではないでしょうか。このDVDは、シンプルで基本的な「科学的に患者へ寄り添い、自身も楽しい」歯科臨床を実践するための清書になるでしょう。ベテランドクターも新人ドクターも、日常診療から非日常の診療まで、幅広く受け入れられるスーパーGPのファウンデーションがここに詰まっています。局所だけではなく全体を鳥瞰し診断する総合歯科として、明日から自身の臨床や持てる時間を変革したいと言う思いが必ず実現すると思います。
青木先生の下で総合歯科を学んだことで、日々の診療レベルが格段にレベルアップしました。私は今まで有名な先生方の、様々なセミナーに参加してきました。そして、それぞれの先生方からは多くの学びを得ました。しかし、それらは各分野バラバラで、知識の継ぎはぎでしかありませんでした。私は幸運にも、青木先生の総合歯科治療を学ばせていただく機会を得ました。それは、目から鱗が落ちるセミナーでした。今まで学んだバラバラの知識を統合することを可能にする、明確な原理・原則がそこにはあったのです。ご存じのように、私たちが患者さんの治療を行う際には、まず診断が必要です。総合歯科での診断とは、単にこれはペリオだとか、C2のう蝕だとか、感染根管だからエンドが必要だとか、そういった類のものではありません。 なぜこの患者さんのこの歯の、ここにカリエスが発生するのか? なぜシッカリと治療したのに、二次う蝕や破折が生じるのか? なぜ、しっかり治療したはずなのに、この歯を失うことになったのか? なぜ、歯列がキレイなのに顎関節症が生じるのか? なぜ顎が横にズレてしまったのか? そういった病気や症状の原因が何であるかを発見することが診断なのです。 総合歯科では、この診断方法から学びます。 見えている現象は、単なる結果でしかありません。私たち歯科医師の役割は、患者さんの抱える問題を見つめ、その背後にある原因を究明し排除することです。この背後にある原因を解決しない限り、問題は繰り返されます。問題の根底にある原因は何なのか?を発見することこそが、総合歯科の診断なのです。(この診断方法は、すでに欧米でも実践されており、学術的にも裏付けのしっかりとしたものです。)青木先生のコースでは、この診断をキチンと出来るようになるために、最初にヒトの咬合はどう成り立っているのかが提示されます。そして、臨床ではどのような咬合を実現すれば良いのか?の原理・原則が明確にされます。 そのため、あらゆる口腔内状況の患者さんで、何が原因でこのようになってしまったのか? 明確に診断をすることができるようになるのです。臨床においては、Cr・Brでも総義歯でも、インプラントでもMTMでの矯正でも、咬合の原理・原則は変わらないので、どんな場合でも一貫性のある診断と治療が出来るようになります。そのおかげで、自信をもって治療に当たれるだけでなく、長期に安定した口腔内の状況を実現することができるようになります。私の歯科医院でも、この原理・原則したがって総合歯科治療を実践しています。単なる対症療法ではないので、多くの患者さんに喜んでいただき、また紹介の患者さんも増えました。現時点で、この総合歯科の原理・原則を学べるDVDは青木先生のコースの他にありません。コロナの影響でセミナーに参加しづらい状況ですので、感染が心配な先生方にもおススメです。また、時間を気にせず学べる上に、何度でも繰り返し見られるので初めて学ぶ概念でもじっくりと勉強できます。クリニック内で共通の認識にするために、代診の先生やスタッフにも見ていただいても良いと思います。正直なところ、学ぶ必要のあることは沢山あります。そして、学んだうえで、実践しなければ意味がありません。しかし、このDVDで学んで実践していただくことで、患者さんの信頼と笑顔につながり、また日常の診療の大きな自信になるでしょう。先生の臨床を更にレベルアップさせてくれる総合歯科への大きな一歩を踏み出してみませんか?
現代の歯科治療は非常に細分化され、様々な専門医が存在しています。ある特定の難症例では、専門医との連携が必要なケースがあるかと思いますが、う蝕治療、歯周病、根管治療、補綴治療、矯正など、1つの治療だけに拘り専念しすぎても良いものでしょうか?私自身、歯内療法の講座に在籍をしていたため、自分の好きな根管治療を日常診療で多く行っております。これまでどうしても、1歯単位での治療や主訴部位のみの対応が多かったように思います。しかしながら、患者さんの主訴部位のみを治療しても問題が解決しない症例に多く遭遇し、自らの専門性にのみ拘るのではなく、より広い視点で口腔内を診る必要性を実感しています。このDVDを見ることで、なぜこの歯に問題が起こったのか?口腔清掃状態の問題だけが原因ではなく、咬合を含めて術前の診査、診断、治療計画の重要性を再確認することができました。良好な長期予後を達成し、再治療の必要がなく、長く患者さんをメンテナンスの状態で拝見することができる。歯科医師としてこれ以上の喜びはないと思います。
皆様は、総合歯科という言葉を耳にされた事はありますでしょうか?我々は、日々カリエスや、ペリオ、歯列不正や、噛み合わせ等々、多種多様な問題に直面していると思います。しかし、ベストを尽くしたにもかかわらず、破折や破損、症状の再発などを起こし再治療やそもそもの原因究明に苦慮するケースが、たくさんあると思います。虫歯だけ、歯周病だけの治療いった、局所的・対症療法的な治療ではなく、咀嚼器官を全身の中の一つの単位としてとらえる事で、人の自然な咬合を再構築する総合歯科診療。その世界的第一人者が青木聡先生です。総合歯科はウィーン大学のルドルフ・スラビチェック先生が提唱された、オーストリア咬合学をベースに、より良いかみ合わせを作り、快適な生活をしていただくことを目指す“咬合医学”とも呼べるものと思います。今回は、そんな総合歯科での診断方法→治療計画→治療の流れを青木先生が、基本からわかりやすくご解説して下さいます。悪化→治療→悪化→治療という負のスパイラルから抜け出し、「患者さんの信頼を得て、ずっと通っていただける医院にする」という青木先生の思いが込められた内容です。私は、ここに歯科の真髄と、これからの未来を生み出す歯科を見出しました。青木先生に導かれ、あなたも私と一緒に総合歯科の世界に飛び込んでみませんか?
私とシークエンシャル咬合学との出会いはかれこれ10年前に遡ります。この分野において最先端を走り続ける青木先生は、書籍ではその名を存じ上げておりましたが、先生が主宰の勉強会に参加することがきっかけで、幸運にも直接ご指導頂ける機会に恵まれまれています。青木先生の元で学びはじめてまだ1年弱ではございますが、毎週木曜日という高頻度の勉強会からも毎回多くの学びがございます。今回、青木先生が DVDを発売されるとのこと、是非推薦させて頂きたいと思います。シークエンシャル咬合論に基づき診査診断を行うことは、なんとなく、経験的に、といった抽象的な概念から全てのことがシステマティックに構成されていきます。例えば、全顎的な補綴介入をするケースでは、下顎位、咬合高径、咬合平面の角度、咬頭の傾斜角まですべて顎関節に調和したものを明確なルールに従って迷いなく設定することが出来ます。青木先生はこのシークエンシャル咬合論を極めし、日本でも数少ないドクターの一人であるといえるでしょう。年に1度、ウィーン大学で行われるサーマースクールでのご発表や、数多く執筆されている書籍を実際に動画でわかりやすくご解説頂けるとのことで、とても楽しみです。
人生100年時代“といわれる現代、人生の終盤まで元気に過ごすためには“しっかり咬める”ことが重要です。ある海外の研究において2007年に日本で生まれた子供の半数が107歳より長く生きると推計されており、日本は健康寿命が世界一の長寿社会を迎えているとあります(厚生労働省、人生100年時代構想会議中間報告より)。機能的で長期に安定した口腔環境を作り維持していくためには、頭蓋と下顎を一つの臓器としてとらえ、総合的な診断に基づいて、患者個々に合わせた咬合を作っていく必要があります。最終的な咬合の設定に関しては、下顎位に大きく影響を受けるため、現状の下顎位を正確に診査し、適切に設定する事が必要です。しかし、下顎位の診査やその設定方法には様々な方法があり、且つ手技が煩雑なために臨床に導入することを戸惑ったり、あるいはあきらめてしまったりする方も多いのではないでしょうか?実は、私もその一人でした。私は開業当初、歯周治療(歯周外科)を中心とした包括的な全顎治療を多く手掛けており、治療後は定期的なメンテナンスを行えば二次的な問題は起こりにくいもの考えていました。しかし、数年後には歯周病やカリエスの再発、歯や補綴装置の破折、脱離などのトラブルに悩まされていました。そんな時に出会ったのが、オーストリアン・ナソロジーを基にしたシークエンシャル咬合理論でした。これは医師でもあるR.Slavicek教授(ウィーン大学元教授、補綴科)によって提唱された骨格形態に応じた犬歯主導型順次誘導咬合理論に佐藤貞雄教授(神奈川歯科大学元学長、矯正科)の上顎骨に対する下顎の適応及びストレス・マネージメントという考えを合体させた理論です。言葉で説明してもなかなかわかりにくいですよね。ですが、概略を聞いた時に、これだ!と確信しました。要は“力をコントロールした咬合に導く”という考えです。それからというもの、私は佐藤教授のセミナーに何度も何度も足を運び、知識を増やし、技術を習得してきました。今では、この理論を用いた総合的な診査・診断・治療を臨床に取り入れるようになり、その結果、術後の二次的なトラブルも大きく減少してきました。人生100年時代に備え、私たちの進むべき歯科治療の方向はこれしかないと確信しています。是非、皆さんにもこの考えを習得していただきたいと思います。コロナ禍の現在、実習を伴ったセミナーが開催しにくい状況ですが、こんな状況だからこそ、青木先生のDVDを推奨いたします。青木先生は、R.Slavicek教授ならびに佐藤教授から長年にわたり直接指導を受けてこられ、また、両教授と共に研究もされてこられました。現在は、この理論を多くの歯科医師や歯科技工士に指導するため、年間コースのセミナーを開催されています。このDVDは、青木先生が開催されているR.Slavicek・佐藤理論を解説したセミナーをまとめたものです。理論の丁寧な解説だけでなく、実習のデモも多く収録されておりますので、私のように何度もセミナーに足を運ぶことなくこの理論を習得していただける内容となっています。この機会に青木先生のDVDを手に入れていただき、皆さんの臨床に対する考え方や意識をパラダイムシフトさせていただきたいと思います。
今、患者様から求められている歯科医療とは何でしょうか。これまでは口腔内に虫歯があれば削り、詰め物をして治療を終了していました。しかしその虫歯が何故出来たのか、原因を突き止めることをしてこなかったのではないでしょうか。患者様の主訴、その原因を取り除く為にまずすべき事は、現状の診査診断。そして治療計画の立案、最良の治療手技の選択をすること。これらが重要なことではないでしょうか。この青木先生のDVDでは患者様の主訴をあらゆる角度から診査診断し、その患者様にあった治療を補綴、矯正、インプラントといった様々な方法を組み合わせて行っておられます。またその1つ1つを丁寧に解説していただいています。患者様の現状を知り、寄り添いより丁寧に、より迅速に治療することで患者様からの信頼度を上げ、通院したくなる医院作りを目指せるのではないでしょうか。明日からの患者様との向き合い方が変わるDVDです。
私が先生に初めてお会いしたのは青木先生の主宰する「総合歯科ベーシックコース」を2012年に受講した時です。たまたまシークエンシャル咬合に取り組んでいる他の先生の症例発表を見たことで、私がやりたいのはこれだと強く思いシークエンシャル咬合を学ぶために青木先生の門を叩いたのが最初です。その後、「総合歯科アドバンスコース」を受講して歯科矯正の臨床を学び、今もシークエンシャル咬合への理解を深めるために勉強を続けています。さて歯科医であれば咬合について学ばなければと思う機会が少なからずあると思いますが、いざ勉強してみると難しいと感じてしまい、実際のところ咬合の勉強を避けてきた先生も少なからずいらっしゃると思います。このDVDはそうした咬合に対して苦手意識をもってしまった先生だけでなく、これから咬合を勉強したいと考えている若い先生方にもおすすめのDVDです。DVDをご覧になることで、咬合への理解が深まり、もっと身近なもの考えられるようになるように青木先生が分かりやすく系統立てて説明して下さっています。1歯単位での治療の精度を高めていくことはもちろん大切ですが、総合的に診ることの大切さを気付かせてくれるおすすめのDVDです。
私が青木聡先生の下で勤務した8年間、徹底してご指導いただいた診療への考え方や取り組みは、現在の私の診療の礎です。青木先生が掲げる総合歯科診療の内容を視聴できる機会はなかなか無く、この度のDVD発刊は夢のような出来事です。総合歯科診療において重要なのは診査・診断です。特に口腔の動的、機能的な検査を取り入れた診査内容や評価方法により、診断内容も明確かつより詳細な内容で患者さんへの結果説明においても共感や説得力があり、信頼に繋がります。我々が扱う歯の存在やそれに伴う咬合の重要性を再認識させられる内容です。また、若い世代から年配の方まですべての世代の症例、治療方法に対応できるのがこのコンセプトの特徴です。自院の患者さんの5年後、10年後の健康を守るために…必見です!
日々診療を行なっていると、過去に局所的な治療を繰り返した結果、低位咬合を生じていたり、適正な噛み合わせ、顎位が失われてしまっている患者さんに遭遇することが誰しもあると思います。そのような患者さんの治療をする上で、顎位の再設定をすることが必要となりますが、拠り所となる理論や方法がわからず悩んでいました。世の中には「咬合理論」と呼ばれるものが様々ありますが、どちらかというと感覚に頼るものであったり術者が任意で採得した顎位で作製したプロビジョナルで試行錯誤するような方法であったりすると思われます。青木先生が行っているヨーロピアン・ナソロジー(シークエンシャル咬合)の考え方では顎機能を診断する機器を用い、客観的なデータとして顎運動を評価することが特徴的です。この方法であれば従来の勘に頼る方法とは違い再現性があり、治療前後または治療の途中でも客観的な評価を行うことができます。ベーシックコースに参加させていただき、理論的な背景を学び、多くの良好な治療結果を目にしてこの方法の素晴らしさにますます確信を持ちました。理論を学んだだけですぐ実践ということは難しいかもしれませんが、実際の患者さんの治療を通して指導していただけるアドバンスコースが用意されており、現在そちらで勉強させていただいています。全顎的な治療に限らず、1本の歯の治療であっても補綴治療を行うのであれば「咬合」を与える事は避けて通れません。全ての歯科医師にとって必見の内容になっていると思います。
従来の修復型治療に疑問を持った先達は予防歯科の扉を開いた。しかし予防歯科でも解決出来なかった問題を総合歯科治療では成し遂げられる可能性がある。総合歯科治療では、診査診断後に既に治療のゴールが見えていると言う特徴がある。それは従来の歯科治療とは一線を画す客観的な診査診断、治療方法である。言い換えれば誰もが診査診断の根拠を理解出来、治療方法の再現が可能だと言うことになる。従来の勘や経験に頼った診断、試行錯誤的な歯科治療ではない。しかしSATO-SLAVICEK CONCEPT:シークエンシャル咬合理論を学び、実践するには敷居が高いように思われるかもしれない。そこでこのDVDをお勧めする。青木聡先生は長年、大学病院で教鞭、臨床の指導を行い、2005年にはスタディーグループGeepee Brothersを主宰され、多くの教育に関わっている。難しいことを難しいまま教える先生は多くいるが、難しいことを平易に、誰にでも理解出来るように教えることの出来る数少ない先生である。そして、そのうえでモチベーションを上げる話術も巧みなものがある。その話術にも魅了され、総合歯科治療の道に入った弟子たちが全国に広まりつつある。私もその一人である。
我々歯科技工士の製作する補綴物にとって機能の回復は重要な役割の一つである。顎機能の改善を図るためには、歯科医師の診査診断を行い、治療に関わる歯科医師はもちろん、歯科技工士・歯科衛生士は、同一コンセプトで、同一言語を使用し治療のゴールを認識し、最良コミュニケーションを行い、治療を成功させなければならない。歯科技工士は技工所で仕事をしていると、歯科医師がどの様に診査診断し、治療を進めているか把握できないことも多い。青木先生は難しいこともシンプルにそしてロジック説明できる歯科医師なので、このDVDを見る事により、治療の流れを理解できる事は間違えない。このビデオは歯科医師のみならず、歯科衛生士、歯科技工士も是非見ていただきたい一本である。
患者さんに、歯ぎしりへ興味を持っていただくための待合室で流せる映像をご用意いたしました。歯ぎしりがもたらす人体への影響が15分ほどでまとめられており、待合室で流せば、患者さんのデンタルIQ向上に役立ちます。
収録内容
歯ぎしりのリスクが、誰でもすぐにわかるポスターを用意しました。このポスターを待合室に貼っておけば、歯ぎしりについて関心を持つ患者さんを増やせます。チェアサイドでの説明もやりやすくなるでしょう。
DVDに収録された講義がまとめられた、レジュメ冊子をお渡しいたします。DVDをじっくり視聴するお時間がなければ、まず、この冊子から先に目をとおしてください。そして、気になる個所の映像から視聴していただければ、効率のよい学習が可能です。もちろん、復習用のテキストとしてもご活用いただけます。
青木先生から学ぶ総合歯科治療は、基本的に自費診療の分野になります。
自費診療の提案は、簡単ではありません。多くの歯科医院が導入に悩んでいます。しかし、青木先生のクリニックは、マーケティングやセールスに注力することなく、自費を選ぶ患者さんを増やし続けています。
その理由は、咬合の重要性と治療する価値を、患者さんへしっかり教育できているから。歯ぎしり治療を入り口に、患者さんの咬合に対するデンタルIQ向上に努めているからこそ、本来であれば難しい自費診療の導入に成功しているのです。
人は他人に言われて変われるものではありません。自分自身で問題に気づかなければ、変われない生き物です。今回のプログラムで学べる知識や手法は、説得するための材料ではなく、患者さん自らに気づいていただき、行動していただくためのものといっても過言ではありません。
患者さんへ有益な治療を提供し、さらに良い信頼関係を築き、長期的に選ばれるクリニックを目指しませんか?
「もしかしたら、もう、知っている内容ばかりかもしれない…。」
「内容を理解できるか不安だ…。」
「期待にそえる、教材なのか?」
など、思われた場合もご安心ください。
なぜなら、DVD教材の内容に、ご納得できなければ返金させていただくからです。
60日間、じっくりと、DVDをご覧いただき、先生の買い物が正しかったかどうかをご判断ください。
送料も、返金振込料も、弊社が負担させていただきます。
返金保証が付いている、歯科医師向け教材なんて、ほとんどありません。
これは、今回リリースするDVD教材への自信そのものです。
口腔内を診たとき、「この人の歯ぎしりはキツイな…」と思うケースは数えきれないほどあるでしょう。
そんなとき、今回のDVDで学んだことを実践できます。もし、既存患者さんに歯ぎしりの傾向がみられるならば、彼らが次回来院するときにも提案できます。
自費でありながら、患者さんが自らの意志で申し込む、価値の高い総合歯科治療を提案できるようになります。
もし、局所的治療、対症療法だけではなく、根本原因から治療するクリニックを目指されるならば、このDVDは、先生の期待を裏切りません。
この価格(DVDリリースキャンペーン価格)での販売は、1月31日まで。2月1日以降は、定価の54,980円に戻ります。
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