2022年の総務省の発表によると、65歳以上の人口は3621万人。
いまの日本は、総人口の1/3にあたる人々が高齢者です。これ自体は、とくに目新しい情報でもありませんが、先生に考えてほしいことがあります。
それは、「これら高齢者の多くは、近いうちに歯科医院に通院できなくなる」ということ。
入院や歩行困難、寝たきりなど、その理由はさまざまですが、いま元気に通院している先生の患者さんも、来院できなくなる可能性があるのです。
もしかすると、何人かの患者さんは、すでに来院できなくなっているかもしれません。このような患者さんは、これからの日本では、どんどん増え続けることが予想されますが…
いま、歯科治療を必要としながら受けられずにいる人は、300万人を超えると言われています。今後、この数は400万、500万とふくれ上がるかもしれません。
国もこの問題を深刻にとらえており、地域包括ケアシステムの一環で新設された「か強診(かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所)」制度は、その代表的な対策の1つです。
「歯科治療を受けたくても、受けられない」。そんな患者さんが大勢いる今の状況を、先生は、どうお考えですか?
患者不足に悩むクリニックが多い中、「すべて切り捨てる」という選択肢はあまりに無謀すぎると思います。すぐに答えをだすのは難しい問題かもしれませんが、もし先生が、
「治療を受けられない患者さんを少しでも減らしたい」
「長年、診てきた患者さんは、最後までサポートしてあげたい」
と思われるなら、今回のご案内は見逃せません。
なぜなら今回、医療法人祥義会の理事長を務める井上先生を講師にお迎えし、近年ニーズが急騰している歯科訪問診療の導入方法をわかりやすく学べる教材を制作したからです。
井上先生が、訪問診療の重要性を痛感したのは、今から10年ほど前。三陸沖を震源地とした東日本大震災がキッカケでした。
震災後、医療は完全に崩壊しました。現地でおこなえる治療は、ほとんどありません。
そのような状況の中、井上先生は歯科治療を必要する人々がいる仮設住宅へ訪問診療をはじめたのです。
治療を必要とする患者さんは、予想よりもたくさんいました。ですが、井上先生1人では、診療できる患者さんも限られます。そこで、歯科医師を募集したのですが、震災直後の福島では1件の反応もありませんでした。
このあと、井上先生は問題解決に向けて驚くべき行動をおこします。
なんと、福島から離れた神奈川県川崎市にクリニックを開業し、そこで訪問診療に必要な知識をもった人材を育成し、福島に派遣しはじめたのです。
もともと、摂食嚥下リハビリテーションに興味のあった井上先生。専門的に学びたいといろいろ探したこともありましたが、どこも条件が合わず、受け入れてくれませんでした。
そんな彼を唯一受け入れてくれたのが、摂食嚥下障害の治療でトップクラスの実績を持つ東京医科歯科大学の戸原玄(とはらはるか)先生です。
井上先生は、戸原先生のもとで摂食嚥下障害をはじめ、口腔ケアや口腔リハビリテーションの重要性を学びました。
その経験が、震災後の訪問診療で成果を上げる大きな要因となり、今の彼の土台を作り上げたのです。
今、井上先生が理事長を務める祥義会は、60人のグループに成長しました。
10年前、たった1人ではじめたころは、国のバックアップも、医科の協力も得られず、同業の歯科医師からの反発も少なくなかったと言います。
それでも、愚直に訪問診療を続けられたのは、「患者さんが自分らしく生きることを支えたい」という熱い思いがあったからです。
それでもやはり、訪問診療を軌道に乗せるまでには、多くの障害があったと井上先生はおっしゃいます。これから訪問診療をはじめる先生には、これらの障害を理由にあきらめてほしくない。
そんな理由から制作されたのが、今回の教材です。
訪問診療の導入を考えたとき、多くの歯科医師が直面する問題があります。
たとえば、訪問診療をはじめる前の手続きや、どんな器具、機材を準備すればいいのかなどは、その代表的なもの。
今回の動画セミナーでは、訪問診療をはじめる障害とも言えるこれらの問題を解決する手っ取り早い方法をわかりやすくご説明しています。
つまり、訪問診療をはじめる上での障害は、すでに井上先生が取り除いてくれているのです。以下の7つが解決されているのなら、訪問診療のハードルはぐっと下がると思いませんか?
とにかく面倒くさい、わかりにくいのが、訪問診療をはじめる手続きです。
たとえば、訪問診療をキッカケに「か強診(かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所)」を取得したいと思ったとしても、どんな書類を提出すればいいのか、迷うこともあると思います。
モチベーションはあっても、手続きが面倒なのでは、やる気を削がれてしまいますよね。ネットで検索すれば情報はヒットしますが、いちいち言い回しはわかりにくいし、具体的に何をすればいいのか、余計に混乱してしまいます。
こんな初歩の初歩で、忙しい先生の手を煩わせることはありません。
本教材では、「まず、どんな書類を出せばいいのか?」「どう、記入すれば良いのか?」など、先生がストレスなく訪問診療の第一歩を踏み出せるよう、井上先生が教えてくれます。
外来と訪問診療では、使用できる機材は大きく変わります。
そのため、訪問診療をはじめるとき、多くの歯科医師が機材の準備に悩まれると聞きますが、ご安心ください。
今回の動画セミナーでは、井上先生が訪問診療時に持ち運びしているボックスの中身と、推奨する機材をわかりやすく解説します。
ホームセンターで手に入るケースを使えば、基本ボックスは、すぐに用意できます。また、診療するときの基本テーブルの作り方も一緒にご説明します。
外来の場合は、ホームページや看板をみた患者さんが来院するのが一般的です。
その一方、訪問診療は、「患者さんがどこにいるのか?」「どこから依頼されるのか?」、少しわかりにくいですよね。
実は、どんな患者さんにも訪問診療できるわけではありません。訪問先には、医療保険のこまかいルールがあるのです。
今回は、医療保険のルールはもちろん、「どうやって、訪問先をみつけるのか?」、その具体的な方法もご説明します。
他にも、複数の訪問先を効率よくまわるための交通事情を考えるポイントも解説します。
結論からお伝えすると、ドクター1人よりも、歯科衛生士とチームを編成する方が良いと、井上先生はおっしゃいます。
その一番の理由は、訪問診療は口腔ケアが非常に重要となるため、歯科衛生士が活躍できるチャンスが多いから。他にも、トラブルを回避しやすいメリットもありますが、歯科訪問診療補助加算がつく点は見逃せません。
動画セミナーでは、歯科衛生士と2人以上のチーム編成をするメリットはもちろん、加算される点数についても詳しく解説しています。
さらに、人材確保が困難な先生に参考にしていただきたい、「訪問診療に同行する歯科衛生士の採用方法」もお伝えいたします。
訪問診療では、医療保険の他にも、介護保険が含まれてきます。
介護保険をひと言でご説明するなら、65歳以上かつ要介護状態になると使える保険のこと。ややこしいのが、訪問先が施設なのか、または自宅なのかで、医療保険と介護保険のどちらを使用するのかが変わることです。
これは、保険点数の算定を難しくしている一例ですが、他にも、訪問診療をおこなった場合に算定できる点数がたくさんあります。
動画セミナーでは、押さえておくべき基本の保険点数はもちろん、上手に活用したい点数や、介護保険のレセプトのだし方などもわかりやすくご説明します。
訪問診療は施設のほか、患者さんのご自宅に伺うこともあります。
そこでは、外来とは異なり、ほんの些細なことで信頼関係が崩れるケースもあると、井上先生はおっしゃいます。
たとえば、ご自宅に上がるときに靴を揃えない、寝たきりの患者さんの頭にお尻を向ける、仏壇に背中を向けるなどは、その代表的なもの。
動画セミナーでは、訪問診療という特殊な環境だからこそ知っておきたい、患者さんとの信頼関係の築き方も詳しくご説明します。
たとえば、「誤嚥性肺炎」は、訪問診療をおこなう上で常に注意すべき問題です。
なぜなら、「介護が必要になった原因疾患」の上位を占める認知症、脳血管疾患、身体機能の低下と、「誤嚥性肺炎になりやすい疾患」は、ほぼ同じだから。
つまり、訪問診療と誤嚥性肺炎は、常にとなり合わせの状況にあるのです。
そのため、安全に歯科訪問診療をおこなうには、摂食嚥下障害の知識と口腔ケアの理解は不可欠と言えます。
これは、訪問診療における注意すべき症例のひとつですが、他にも、サルコペニアの有無、口腔カンジダ症、義歯の作成などにも注意が必要です。
動画セミナーでは、安全な訪問診療をおこなう上で知っておきたい注意すべき症例と、その対応も詳しくご説明します。
正直にお伝えすると、ひと昔前まで、訪問診療には良くないイメージもありました。
しかし、真剣に訪問診療に取り組む歯科医師の努力や、治療技術の進歩、国のバックアップなど、さまざまな要因により、その環境は大きく変わりました。
たとえば先生は、口腔ケア推進のため、2021年より介護施設が歯科との連携を義務付けられたことをご存じでしょうか?
10年前であれば、介護施設に歯科が訪問すると、煙たがられることもあったと井上先生はおっしゃいます。しかし今、介護施設は歯科と連携しながら口腔ケアの指導をおこなう必要があるため、歯科訪問診療を歓迎している状況です。
口腔ケアの重要性が少しずつ認知されている今、歯科訪問診療が以前のような良くないイメージを持たれる可能性は限りなく低いと言えます。
国と社会の両方が、歯科訪問診療をあと押ししているのです。
訪問診療は、クリニックの収益改善にも大きく寄与します。
たとえば、訪問診療1回あたりの平均点数は、1時間で2,000点ほどです。これは、外来の保険診療に置き換えると、平均15分で500点を4人診る計算になります。
また、訪問診療を月2回、10人を診ると仮定した場合、2,000点×2回×10人=40,000点」ほどになります。
保険点数の請求が厳しくなっている今、外来の保険診療だけでなく、在宅診療、訪問診療をバランス良くこなせることは、クリニック経営に大きなプラスとなるはずです。
訪問診療は、何歳からでもスタートできます。
たとえば、30歳前後の若い歯科医師であれば、学校で訪問診療を学んでいるため、導入するハードルもそれほど高くないでしょう。
40歳、50歳の歯科医師であれば、国の方針に沿った医院経営をおこなう良いチャンスです。通院困難になった患者さんを訪問すれば、とても喜ばれることは間違いありません。
また、先生ご自身が健康であるのなら、60歳、70歳であっても大丈夫。
むしろ、経験豊富かつ患者さんに近い年齢の先生の方が喜ばれることも多いと、井上先生はおっしゃいます。
訪問診療をはじめる上で重要なのは、「歯科治療を必要としているのに受けられずにいる人々を助けたい」先生の気持ちです。
ぜひ先生も、井上先生から訪問診療のはじめ方を学んでください。今回の動画セミナーから学べる内容の一部をご紹介すると…
今回の教材には、ご購入者限定のプレゼントがあります。
それは、「病院、介護施設での連携方法を解説した映像(約40分)」です。
訪問診療をおこなう上で欠かせないのが、病院や介護施設との連携です。上手く連携できれば、より多くの患者さんにスムーズな治療を提供できるようになります。
この特典映像では、
など、病院、介護施設での連携のポイントがわかりやすく学べます。ぜひ、訪問診療の導入にお役立てください。
訪問診療をおこなうときは同意書や申込書など、さまざまな書類の記入が必要です。
動画セミナーでも必要な資料と、その記入方法を詳しくご説明していますが、今回は資料データもプレゼントいたします。
先生にお渡しする資料データは、下記の8つです。
これらのデータがあれば、すぐに必要な書類を作成できます。本編の映像をみながら記入すれば、書き方に迷うこともありません。
もちろん今回も、動画セミナーで使用したレジュメはプレゼントします。
収録された井上先生の講義がまとめられた、セミナーレジュメをお渡しいたします。映像をじっくり視聴するお時間がなければ、まず、この冊子から先に目をとおしてください。そして、気になる個所の映像から視聴していただければ、効率のよい学習が可能です。もちろん、復習用のテキストとしてもご活用いただけます。
日本における、超高齢化社会の波は止められず、今後も訪問診療の需要は高まるばかりです。ただ、訪問診療を学んで、導入して、実践して、評価していくという一連の流れにおいては、歯科大学では学ぶことができません。その中で、現場の臨床経験が大事ですが、友人である井上義郎先生の今回の映像教材では、「学び」「導入」「実践」「評価」の一連の流れが知識として習得できます。実際に、井上先生の臨床現場の写真もスライド内に使用されていて、学んで実践していくイメージが非常に作りやすいです。これから訪問診療を学んできちんとやりたい方、今現在訪問診療を行なっているがアップデートしたい方には必須の映像教材になると思います。
タイムリミットは2025年。これから歯科訪問診療を始めたい先生、実践力を身につけたい先生、歯科訪問診療独特の複雑な算定方法に、戸惑いを感じる先生にお薦めです。日本の人口の年齢別比率が劇的に変化し、国民の4人に1人が後期高齢者という超高齢化社会を迎え、社会構造や体制が大きな分岐点を迎える、いわゆる2025年問題。歯科医療においても、そのニーズの変化と役割が求められています。その中で数多くの歯科訪問診療の経験を積んでらっしゃる、私の友人でもある井上義郎先生が、その知識と技術を詰め込んだ映像教材をまとめてくださいました。ここまで話してもいいのかと感じるほど、『導入から実践、算定に至るまで』を惜しげもなく収録されています。なにをどう始めたらいいかの『いろはのい』から、歯科訪問診療を既に経験されてる先生にとっても『知識と算定のアップデート』となり、これがあれば安心といった、まさに必携のマニュアル映像教材です。
「もしかしたら、もう知っている内容ばかりかもしれない」「内容を理解できるか不安だ」「期待にそえる、教材なのか?」など、思われた場合もご安心ください。なぜなら、プログラムの内容に、ご納得できなければ返金させていただくからです。
60日間、じっくりと、ご覧いただき、先生の選択が正しかったかどうかをご判断ください。送料も、返金振込料も、弊社が負担させていただきます。
返金保証が付いている、歯科医師向け教材なんて、ほとんどありません。これは、今回リリースする最新プログラムへの自信そのものです。
これからの歯科医療を考える上で、訪問診療は、避けては通れないテーマです。
しかし、訪問診療に対応できる歯科医院はそれほど多くありません。ですが先生も、長年診てきた患者さんが来院できなくなった場合、できることなら治療を提供し続けたいと思うはず。
治療の空白期間ができるのは危険です。事実、通院困難になり、数年が経過してから訪問診療を受けた患者さんの中には、すでに口腔内が崩壊しているケースも多いからです。
このような状況をなくすためにも、まずは、外来で来られる患者さんが通院困難になった場合の対応策として、訪問診療の第一歩を踏み出しませんか?
訪問診療を導入する障害は、すでに井上先生が取り払ってくれていますので、スムーズにはじめられることをお約束します。
この価格(リリースキャンペーン価格)での販売は、6月15日まで。6月16日以降は、定価の56,980円に戻ります。
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