時は1994年。

歯科業界が今よりも元気だった時代ですが、ひとりの歯科医師が独立開業しました。彼は夢と希望に満ちあふれていました。大学時代には誰よりも勉強に励み、勤務医時代は誰よりも技術の研鑽に励みました。

「腕には自信がある」「これまでに培ってきた技術を発揮したい」「たくさんの患者さんを幸せにしたい」このように意気込み、開業初日の前夜、彼は興奮しすぎて眠れませんでした。

開業後の経営は、順調そのものでした。毎日たくさんの患者さんが来院し、気が付けば1日が終わってしまう…。そんな日々を過ごし続けました。

当然、クリニックの経営状態は良く、お金に困らない生活を送ります。彼は、充実した歯科医師人生を歩み、幸せな家族も手に入れていました。しかし、彼が45歳になるころから、状況は一変します。

30代のころは、毎日のようにたくさんの患者さんが来院していました。保険メインでしたが、スピーディに診療をこなし、数をさばくことで医院の収益は順調そのもの。常に予約でいっぱいの状態だったのです。

しかし、気が付けば、予約が埋まらない日が徐々に増え続けます。それもそのはず。開業してから現在に至るまで、近隣に歯科医院が７軒も増えたから。

また、院長自身も体力の衰えを感じはじめ、以前のようにバリバリと働けません。ちょうど、世間で「歯科不況」がささやかれはじめた時代でした。

彼は、普通の人よりも豊かな生活を送っていました。平均よりも大きな家に住み、よい車に乗り、毎年海外旅行へ行くような生活をしていました。それでも収入が良かったため、貯蓄はそれなりにありました。

しかし、収入が徐々に減り続けるなか、２人の子どもが私学へ入学したこともあり、彼は、人生ではじめて「お金の悩み」を抱えはじめるのです。「このままではマズイ」「なんとかしないと」

そう思いはじめたころ、歯科医師向けの経営セミナーを目にする機会が増えました。その多くが「自費診療の売上アップ」を謳っています。また、インプラントやGP向けの矯正セミナーを目にする機会も増えました。

これまでに考えたこともなかった自費診療。とても悩みましたが、現状を打破するには何とかして自費診療を軌道に乗せるべきです。彼は、真剣に自費診療の技術と導入ノウハウを学ぶことにしましたが…

そもそも勉強熱心だった彼。矯正やインプラント、審美歯科など、たくさんの技術を学びました。カウンセリングなど、自費を提案するためのノウハウもたくさん学びました。それでも、自費に申し込む患者さんが増えません。

自費を提案すると、ほとんどの患者さんが「考えてみます」と言い残し、その後は音信不通に…。自費の提案をがんばれば、がんばるほど、患者さんが減っていくような気もします。

また、自費売上を伸ばすことについて、スタッフも理解を示してくれません。「なぜ、そんな高いものを提案するのですか？」と聞いてくるスタッフもいます。

「本当にこのやり方でよいのだろうか？」と、彼自身も自費を提案すること自体に悩みはじめます。そうこうしている間に、収入のベースだった保険点数も悪化。かつて、毎日忙しく働き、充実していた日々がウソのよう。この先が心配でなりません…

もし、少しでも共感できたことがあれば、今回のお話は重要です。

なぜなら、彼のように自費診療がうまく行かずに悩む歯科医師を、たくさん救い続けてきた「木原敏裕」先生から、自費診療の導入に欠かせない重要なポイントが学べるから。

木原先生は、日本臨床歯科医学会（SJCD）理事であり、自費診療がメインの歯科医院を経営されています。また、臨床家としてだけではなく、指導者としても多くのすばらしい実績をお持ちです。

木原先生は、自費診療がメインの歯科医院の院長であり、今でも現場に立ち続ける臨床家です。その優れた技術で、これまで多くの患者さんに最高の笑顔を提供してきました。

たとえば、外科矯正をした患者さんが10年、20年後も、「本当に治療を受けてよかった」と言ってくれるような価値の高い自費診療を提供し続けているのです。

さらに、自費診療の治療技術や導入ノウハウなどを指導する講師としても、すばらしい実績をお持ちです。木原先生は、自費診療の導入がうまく行かずに悩む歯科医師を数えきれないほど救い続けてきました。

特に注目すべきは、教え子の多くがインストラクターとして活躍する、自分のコースを持つ、書籍を執筆するなど、一流のスペシャリストに育っていること。

つまり、自費売上アップという単純な目標達成ではなく、自費診療の治療技術や導入ノウハウにおいて、一流の実力を持つ歯科医師を育て続けているのです。なぜ、木原先生は、このような結果をだせるのでしょうか？

自費診療を導入するうえで、何が大切でしょうか？多くの先生が、自費診療の導入において治療技術の習得を優先的に考えます。また、カウンセリングノウハウについても、多くの先生が興味を持つところです。

両者はとても重要なことですが、あることをおろそかにしていては、結果は得られません。それは「自費診療の考え方」です。この機会にぜひ、もう一度、真剣に考えていただきたいのですが、先生は、なぜ、自費診療を導入したいのでしょうか？

もし、その答えが「収益が良いから」「保険だけでは経営に限界を感じているから」「保険ではできない治療ができるから」という内容ならば、先生が自費診療で成功できる確率は少なくなります。

このような考え方だと、患者さんへ自費診療の説明をするとき、その価値や必要性を伝えられず、最悪の場合、患者さんが他院へ移ってしまう原因を自ら作ってしまうことに…

わかりやすく言えば、患者さんは「高いものを売り込まれた」と思い、先生へ不信感を抱くようになるのです。また、自費診療の考え方が誤っていると、患者さんにとって本当に価値のある治療内容を選択できず、患者満足度の低い治療を提供するリスクが高くなります。

自費診療は高額であるため、一度でも患者満足度の低い治療を提供してしまうと、先生のクリニックに悪評が立つリスクも否めません。

ヒンズー教に、こんな教えがあります。

１、心が変われば態度が変わる
２、態度が変われば行動が変わる
３、行動が変われば習慣が変わる
４、習慣が変われば人格が変わる
５、人格が変われば運命が変わる
６、運命が変われば人生が変わる

マザーテレサもこんな名言を残しています。

１、思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから
２、言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから
３、行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから
４、習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから
５、性格に気を付けなさい、それはいつか運命になるから

つまり、スタートポイントである「思考や心＝考え方」が、適切なコミュニケーションや行動を生みだし、人生をより良い状態へ導くということ。自費診療においても同じことです。

たとえば「自費診療＝金儲け」という考え方だと、カウンセリングも治療も不適切な内容となり、最悪な結果、最悪な歯科医師人生が待っていることは、先生もすぐに想像できるでしょう。

もし、先生が本気で自費診療の導入に成功したいならば、技術を磨くことも大切ですが、まずは「正しい考え方」を持たなければならないのです。

勉強熱心な先生であれば、自費診療の価値について、よくご存じのはず。自費診療は高いだけの治療ではありません。適切な治療内容を選択し、クオリティの高い治療を提供できたなら、保険診療とは比較にならないほどの結果を提供できるのが自費診療です。

つまり、「自費診療は、患者さんにとって有益な治療」ということですが、このような考え方だけでは、まだ、成功は近づきません。結論から言えば、自費診療は、「歯科医師」「患者さん」「日本」の三者を良くするうえで欠かせない治療。三方よしの治療が、自費診療なのです。

もし、先生が自費診療を軌道に乗せたいならば、この考え方を腹の底から理解するのが、何よりの近道。

自費診療の正しい考え方が、先生の心と頭にインストールされたなら、先生の目の前には、自費診療のスペシャリストになる近道が開かれます。どれだけ技術を学んでもカウンセリングを学んでも、見ることのできない世界が目の前に広がりはじめるのです。

そして、先生は、その輝かしい新たな世界で何をどうすれば結果をだせるのか、自分自身で気づき、適切な行動をとれるようになり、運命が変わりはじめます。

今回、木原先生を講師におむかえし、自費診療の導入を成功させるうえで欠かせない「自費診療の考え方」だけではなく、コンサルや診断技術などのノウハウをギッシリ収録したセミナーDVDを制作いたしました。収録内容の一部をご紹介すると…

このDVDでは、木原先生の自費カウンセリングが学べます。患者モデルに対して、木原先生がカウンセリングを実演する形で収録しておりますので、細かいところまでしっかりと理解できます。

木原先生が、インプラント・矯正・補綴を含めた治療をどのように説明しているのか？5年の期間を必要とする治療を、どのように説明しているのか？ 先生もその答えを知りたいと思いませんか？

DVDに収録された木原先生の講義がまとめられた、セミナーレジュメをお渡しいたします。

DVDをじっくり視聴するお時間がなければ、まず、この冊子から先に目をとおしてください。

そして、気になる個所の映像から視聴していただければ、効率のよい学習が可能です。もちろん、復習用のテキストとしてもご活用いただけます。

保険診療のすべてを否定する気は、まったくありません。しかし今後、先生が歯科医師を続けるならば、自費診療を軌道に乗せることは避けてとおれない課題です。それは、経営面だけの問題ではありません。

今後、先生が歯科医師の使命を果たすうえでも、自費診療はとても重要です。

先生もお気づきのとおり、保険診療ではできることに限界があり、必ずしも、患者さんにとって良い治療ばかりではありません。場合によっては、保険診療が患者さんの口腔内を破壊することもあります。

そのことがわかっているからこそ、ほとんどの歯科医師が、ご家族を保険で治療しません。先生はどうでしょうか？ ご家族を保険で治療しますか？ 歯科不況と呼ばれてから、自費診療は収益性の良さばかりが注目されてきました。しかし、時代は再び変わりつつあります。

弊社はこれまでに、勝ち組と呼ばれる歯科医院を数多く取材してきました。スーパードクターと呼ばれる歯科医師を数多く取材してきました。その結果、明らかになったことがあります。

それは、自費診療で成功している歯科医院のほとんどが、収益アップにそれほど強いこだわりをもっていないこと。彼らは、お金のために自費診療を提供しているのではなく、患者さんの人生を幸せにするために、自費診療を提供しているのです。

この熱い想いが、カウンセリングや治療技術のクオリティを高め、患者満足度を高めていることは言うまでもありません。

歯科医師の使命を高いレベルで果たし、患者さんを幸せに導き、世の中を良くする。そんな歯科医療を目指す先生にこそ、今回のDVDは手に入れていただきたいと強く願います。

「もしかしたら、もう知っている内容ばかりかもしれない…」「内容を理解できるか不安だ…」「期待にそえる教材なのか？」など、思われた場合もご安心ください。

なぜなら、DVD教材の内容に、ご納得できなければ返金させていただくからです。60日間、じっくりと、DVDをご覧いただき、先生の選択が正しかったかどうかをご判断ください。

送料も、返金振込料も、弊社が負担させていただきます。返金保証が付いている、歯科医師向け教材なんて、ほとんどありません。これは、今回リリースするDVD教材への自信そのものです。

自費診療関連のプログラムは、毎回多くのお申込をいただきます。また、講師としてご出演いただいた木原先生は、自費診療のスペシャリストとして有名な歯科医師で、教え子も多く、今回のプログラムはすでに多くの歯科医師から注目を集めています。

ご興味を持たれたならば、今すぐお申し込みください。

今回の教材も、60日間返金保証がついています。つまり、先生は、ご自身の選択が正しかったか、60日間かけて、じっくりと判断できます。

これは、今回のDVDが、どれだけ有益なものかを証明する保証でもあります。今回のDVD教材を手に入れる上で、先生に一切のリスクはありません。