
From:内田
日付:2026年8月17日12:00
根管治療は、一般開業医にとって避けて通れない大切な治療です。
痛みを抱えて来院された患者さんを前にすれば、できる限り丁寧に処置をおこない、良い治療結果につなげたいと願うのは、ごく自然なことでしょう。
ですが一方で、根管治療は時間も神経も使い、難症例が続けば、集中力も判断力も大きく消耗する治療です。
丁寧におこなうほどチェアタイムは延び、偶発症を起こせない緊張感も続く。それでも、保険診療の中では十分に報われた実感を持ちにくいのが現実です。
根管治療は、大切な仕事だとわかっている。だからこそ手は抜けない。けれど本音を言えば、少しでも安全に、少しでも負担を軽くしながら進められるなら、その方法を知りたい。日々、
誠実に患者さんと向き合う先生がそう感じるのは、決して不自然なことではありません。
だからこそ、多くの先生がNiTiファイルに関心を持たれます。
手用ファイルよりも柔軟性が高く、根管追従性にも優れ、形成を効率化しながら偶発症のリスクも抑えられる。その上、手指への負担や身体的疲労も大きく減らせるため、臨床を助ける選択肢に見えるのは自然なことです。
ところが実際には、破折時の対応、マイクロスコープのない環境での運用、消耗品コスト、設定をどう臨床に落とし込むかといった不安が残り、導入に踏み切れない先生も少なくありません。
つまり、先生の一歩を止めている一番の原因は「使い方を知らないこと」以上に、「折れたら終わりかもしれない」という不安と、現場で迷わず使うための明確な判断軸を持てていないことにあるのではないでしょうか。
NiTiファイルを臨床に取り入れる上で本当に必要なのは、器具の知識や設定値を断片的に覚えることではありません。導入から活用、さらに万が一の破折時の対応までを、ひとつの流れとして捉える判断軸です。
どの症例から始めるか、保険診療の中でどう現実的に運用するか、破折をどう見極め、患者さんにどう説明するか。その道筋が見えるだけで、NiTiファイルへの向き合い方は大きく変わります。
本教材では、GPが無理なく動きだすための入口から、日常臨床で安全に活用する考え方まで、牧圭一郎先生が実務に即して順を追って解説します。
講師紹介
まき けいいちろう
Profile
東京科学大学(旧・東京医科歯科大学)歯学部歯学科卒業。日本歯内療法学会専門医、日本歯科保存学会 上級医(歯内)として、大学での研究・教育と、精密根管治療の臨床を両立。NiTiファイルの活用や破折対応にも精通し、GPにも実践しやすい形で歯内療法を伝えている。

8月17日(月)12:00にお申し込み専用ページをご案内しますので、
今しばらくお待ちください。