口腔機能低下症を導入する医院が増えていますが…
口腔機能低下症の必要性は、先生もすでに十分にお感じになっていることでしょう。
高齢の患者さんが増え続ける中で、「噛める」「飲み込める」「話せる」といった口腔機能を守り、維持していくことは、これからの一般歯科に欠かせない重要なテーマです。
実際、2026年6月の歯科診療報酬改定でも、口腔機能管理に関する評価の見直しが進んでおり、この分野への関心がますます高まっていることがうかがえます。
ただその一方で、必要性はよくわかっている。けれど、いざ自院で取り組もうとすると、どこから手を付ければよいのか迷ってしまう。
あるいは、導入したものの、思うように軌道に乗らない。そう感じておられる院長先生は少なくありません。例えば、
- 検査の位置づけが曖昧なままになっている
- 患者さんへ、どう必要性を説明すべきか迷う
- スタッフとの間に温度差が生まれてしまう
- 保険算定と実際の臨床との繋がりが見えにくい
このように、必要性は理解していても、日々の多忙な診療の中で無理なく回る形にまで落とし込めずにいる先生は、実は多くいらっしゃいます。
むしろ、患者さんの将来を真剣に考えれば考えるほど、「中途半端な形では始められない」と慎重になり、見えない壁の前で立ち止まってしまう。それが、現実ではないでしょうか。
定着できた医院とできない医院の違いとは?
実は、口腔機能低下症が院内に定着しない理由は、先生の知識不足や熱意不足ではありません。難しいのは、これが単なる「新しい検査項目の追加」では終わらないからです。
口腔機能低下症を本当に医院の中で機能させようとすると、診断だけでなく、その前後の流れまで含めて考える必要があります。具体的には、
- どの患者さんを対象に考えるべきなのか
- どのタイミングで、どのように必要性を伝えるのか
- 検査結果がでた後、何をどう提案するのか
- 院内で、誰がどこまでの役割を担うのか
- どのように継続管理していくのか
こうした一連の流れが整理されていないままでは、せっかく検査機器を導入し、口腔機能低下症への取り組みを始めたとしても、現場では少しずつズレが生まれていきます。
その結果、「必要だとは思うが続かない」「院長先生だけが抱え込んでしまう」といった状態に陥りやすくなるのです。つまり本当の課題は、口腔機能低下症を「知ること」ではありません。
一般歯科の現場で、無理なく、継続的に回る形へどう落とし込むか。
そこにこそ、定着できる医院と、できない医院の違いがあります。ここが曖昧なままだと、どれだけ社会的意義のある取り組みでも、医院に定着させるのは難しくなるのです。
導入の先にある
「定着のポイント」まで整理
口腔機能低下症を軌道に乗せるために必要なのは、知識を断片的に増やすことだけではありません。
導入から定着までの流れを、ひとつのプロセスとして捉え直す視点です。
「何から始めればいいのか」
「どこでつまずきやすいのか」
「どうすれば無理なく前に進められるのか」
その道筋が見えるだけで、口腔機能低下症への取り組み方は大きく変わります。必要性は感じているけれど、進め方にはまだ確信が持てない。そんな状態から、「これなら自院でも現実的に取り組めそうだ」と思えるところまで、視界が開けてくるからです。
最初から完璧な運用を目指す必要はありません。
大切なのは、現場で無理なく動きだせる入口を見つけることです。
そして、その入口の見つけ方から、定着へ向かう考え方までを、実務に即して順を追って学べることに、本教材の意義があります。
今回、口腔機能低下症の導入から定着にいたるまでのポイントを解説してくださるのは、「松島歯科医院」院長の松島良次先生と、歯科衛生士の塚本佳子先生です。
講師紹介
松島 良次先生
まつしま りょうじ
- 松島歯科医院 院長
Profile
城西歯科大学(現明海大学)卒業。長年にわたり地域医療に貢献するベテラン歯科医師であり、近年は「口腔機能低下症」において先進的な取り組みを実践。メーカー主導の理論にとどまらず、臨床現場における機器のエラー対策や、既存のSPTへ組み込む院内システム化など、一般歯科が再現できる実務モデルを構築。「機能まで診る歯科医療」の普及に向け、精力的に活動を展開している。
講師紹介
塚本 佳子先生
つかもと よしこ
- 松島歯科医院 歯科衛生士
Profile
歯友会歯科技術専門学校(現:明倫短期大学)卒業。日本臨床歯周病学会認定歯科衛生士であり、歯周基本治療やSPTの臨床で豊富な経験を持つ。松島歯科医院にて、松島良次先生と共に院内での「口腔機能低下症」のシステム化を実践。導入初期の障壁や、スタッフの本音を熟知しており、歯科衛生士の自律的な取り組みを促す実践的なサポート体制の構築を伝えている。
本教材が支持される「5つの理由」
1
トライアンドエラーから生まれた「導入マニュアル」
世の中には、口腔機能低下症を学べる優れた教材や書籍が数多くあります。しかし、その多くは「すでに運用がうまくいっている医院の完成形」を解説したものです。
その結果、いざ自院に導入しようとすると、多くの院長先生が、次のような壁に直面します。
- スタッフが、口腔機能低下症の重要性を十分に理解してくれない
- 検査機器を導入しても、思うように数値が安定しない
- 患者さんの協力が得られず、自宅での訓練が続かない
実は、講師の松島先生ご自身も、導入初期はこのような問題に悩まされ続けてきました。
本教材の大きな特徴は、松島先生が実際に経験した「失敗や試行錯誤のプロセス」を土台に構築されている点です。うまくいった方法だけでなく、「なぜつまずくのか」「どこで止まりやすいのか」まで明らかにしているからこそ、その説明が机上の理論で終わりません。
一般歯科の現場で起こる摩擦まで踏まえて、どうすれば無理なく導入し、定着させられるのか。そこまで見据えて学べる点が、本教材の強みです。
“検査数値が安定しないことにも、ちゃんと理由があります”
2
「一般歯科で診るべき理由」から丁寧に解説
一般的な口腔機能低下症の教材は、検査や訓練方法、保険算定の解説を中心に構成されています。もちろん、院内で運用していく上で、こうした実務知識は欠かせません。ただ、実際には、導入しても思うように定着しない医院があります。
その原因のひとつが、「なぜ、一般歯科医院でそこまで診る必要があるのか」という根本的な理由を、医院全体で共有できていないことです。
口腔機能低下症の取り組みが重要なのは、単なる制度対応や一時的な流れに乗るためではありません。
患者さんが、できる限り長くご自身の口で食べられる状態を支えるためです。
そしてこれは、「歯科だからこそ担える大切な役割」でもあります。
だからこそ本教材では、いきなり実務に入るのではなく、まず「なぜ、一般歯科が口腔機能低下症を診るべきなのか」から丁寧に解説しています。
表面的な点数や制度対応だけで終わらず、臨床における本当の重要性に納得した上で、確信を持って導入を進められます。
“抜け落ちがちな「診るべき理由」こそが導入の鍵です”
3
診断・検査・訓練・管理
保険算定まで一気通貫で学べる
「一般歯科で診るべき理由」をしっかり共有できると、その後の導入は、格段に進めやすくなります。
なぜなら、院長先生だけでなく、スタッフ一人ひとりが「自分の仕事が、いかに患者さんの生活や命を守ることに繋がっているか」を、手に取るように理解できるからです。
口腔機能低下症に取り組む意義を院内で共有できると、スタッフも「業務の追加」ではなく「患者さんの生活を支える取り組み」として捉えやすくなります。
その土台の上で、本教材は、実際の臨床に必要な要素を一連の流れとして体系化しました。
診断の考え方、具体的な検査、検査後の訓練方法。さらに、チェアタイムを圧迫しにくい院内システム化の進め方、継続的な管理方法、保険算定にいたるまで。
単に断片的な知識を身につけて終わるのではなく、「どうすれば、自院の日常臨床に定着させられるのか」を順序立てて学べる構成です。
“教育から導入、運用までひとつのパッケージに収録しました”
4
「SPTに組み込む」から無理なく患者さんを見つけられる
口腔機能低下症の見込み患者数は非常に多く、60代の約6割、70代の約8割が該当すると言われています(太田緑ら「地域歯科診療所における口腔機能低下症の割合」)。この数字を見る限り、対象となる患者さんの獲得には、苦労しないように思えます。
しかし、ここで多くの医院が直面するのが「検査や訓練の方法はわかった。でも、実際にどの患者さんへ、どのタイミングでアプローチすればよいのか」という選定の壁です。
忙しい日常診療の中で、その見極め方が曖昧なままでは、せっかく学んでも導入は止まりやすくなります。実は、松島先生も、導入初期はこの問題に深く悩まされたひとりでした。
そして、現場での試行錯誤を重ねた末にたどり着いた答えのひとつが、「SPTに口腔機能低下症を組み込む」という考え方です。通院歴が長く、定期的なコミュニケーションが取れている患者さんや、健康意識が高い患者さんは、口腔機能の話題も受け入れやすい傾向があります。
本教材では、こうしたSPTの枠組みを活かしながら、検査・訓練・管理が必要な患者さんをどう見つけていくかを、実際のタイムスケジュールも踏まえて解説しています。
そのため、「新しいことを始めたいが、これ以上チェアタイムを割けない」という医院でも、日々の診療を大きく崩すことなく、必要な患者さんへ無理なくアプローチすることが可能です。
“口腔機能が低下している患者さんを見つけやすくなります”
5
再診を含めたシミュレーションで最新の保険算定を学べる
2026年6月の歯科診療報酬改定において、口腔機能の維持・改善に関する評価が一層強化されました。
例えば、口腔機能管理料が1・2に再編され、さらに「口腔機能実地指導料(46点)」が新設されるなど、国がこの分野を後押しする姿勢がうかがえます。
ただし、こうした新設・改定項目は、点数だけを知っていても現場で回るとは限りません。必要な条件や体制を正しく理解し、日々の診療の流れに落とし込めなければ、実際の運用では止まってしまいます。
その点、本教材の保険算定の解説は、単なる点数知識の羅列ではありません。
診療の流れに沿って「どのように組み込み、どのように運用していくか」という、実務をシミュレーションする形で理解できるよう構成されています。
そのため、複雑に見えやすい算定ルールも、「現場ではこう動くのか」というイメージを持ちながら整理しやすくなります。臨床と切り離さずに算定を学べる点も、本教材が実践向きである大きな理由のひとつです。
“2026年6月の歯科診療報酬改定に「対応済み」です”
他にも、口腔機能低下症を導入し、軌道に乗せるポイントを数多く学べる今回のプログラム。その一部をご紹介すると…
臨床特化型!
口腔機能低下症
スタートアップ
1. 一般歯科医院で口腔機能低下症を診るべき理由
- なぜ、口腔機能低下症を診るべきなのか?
- セクション1の冒頭では、「なぜ、一般歯科医院が口腔機能低下症を診るべきなのか」、その理由から考えていきます。それは、単なる流行にとどまるものではありません。口腔機能低下症の本質から掘り下げていきます。
- そもそも口腔機能低下症とは、何なのか?
- 「口腔機能低下症」が病名として認められたのは、2018年のことです。まずは、口腔機能低下症の定義からおさらいします。ちょっとした言葉の使い方で、疾患のイメージも大きく変わるかもしれません。
- 厚労省のデータから読み解く口腔機能低下症の現状
- ひと言で「口腔機能低下症」といっても、どの視点から読み解くかで、その印象は大きく変わります。厚生労働省のデータを参照しながら、さまざまな視点から口腔機能低下症の現状を紐解いていきます。
- 男性と女性で、どう変わるのか?
- 先生は、健康寿命および口腔機能低下症には、男性と女性で差がある事実をご存じでしょうか? 統計データを紐解くと、その答えは明確になります。これは、患者説明にも役立つ知識です。
- 口腔機能低下症に対応しないことのリスクとは?
- 2018年、朝日新聞は、東京都の介護施設で起こる年間の死亡事故は700件を超えると発表しました。そのうち最多の403件が誤嚥・窒息の関連になっています。これらのデータから、歯科による介入の重要性を考えていきます。
- 口腔機能低下症を調べる検査項目
- それは、大きく7項目に分類されます。その詳細は、①口腔衛生状態不良、②口腔乾燥、③咬合力低下、④咀嚼機能低下、⑤舌口唇運動機能低下、⑥嚥下機能低下、⑦低舌圧です。各項目のポイントをわかりやすく整理します。
- どうやって評価すればよいのか?
- 先に挙げた7項目ですが、具体的にどのように検査をおこない、評価すればよいのでしょうか。医院によって異なると思いますが、ここでは松島先生の医院が取り入れている評価方法をご紹介します。
2. 口腔機能低下症のサインと、その後の検査と訓練
- 口腔機能低下症を疑う「4つのサイン」とは?
- セクション2では、臨床現場の視点から、より具体的に口腔機能低下症を掘り下げて学んでいきます。まずは、口腔機能低下症を疑う患者のサインです。複数の写真をお見せしますので、先生も一緒に考えながらご覧ください。
- 舌苔の付着がなければ、健康なのか?
- 口腔機能低下症を示すサインのひとつに、舌苔の付着があります。これは、口呼吸と舌の動きの悪さを示すサインになりますが、「舌苔の付着がなければ、口腔機能低下症ではない」と言い切れるのでしょうか?
- どうやって、咀嚼機能の低下を見極めるのか?
- 歯科医師として、絶対に見逃してはいけないのが、このサインです。咀嚼機能の低下には、極めて明確なサインがあらわれます。実際の写真を見ながら、見極めるポイントをご説明します。
- 舌根沈下を見分けるポイントと注意点
- 加齢と共に、舌は少しずつ喉の奥に沈下していく傾向があります。これは、必ず歯科医師が見極めてほしい大切なポイントです。舌根沈下により、どのような問題が生じるのかと合わせ、詳しく解説します。
- どうやって、嚥下機能低下を見極めるのか?
- 一見すると難しく思える嚥下機能低下の見極めですが、その本質は、患者さんの生活に密接に関連しています。口腔内所見だけでなく、患者さんへの問診・対応から、高い精度で見極める方法をご紹介します。
- 患者さんに検査の必要性を伝える方法
- 検査の目的が理解できないままでは、患者さんが検査に協力してくれないのは当然です。では、どうすれば患者さんの協力を引きだせるのでしょうか? 実は、その答えは非常にシンプルです。
- 効率のよい⼝腔衛⽣状態不良の検査方法
- 口腔衛生状態不良の検査には、舌苔付着程度検査と口腔細菌定量検査があります。しかし、医院経営の視点から見ると、両者は決して同じではありません。メリット、デメリットを整理してお伝えします。
- 患者さんに指導したい舌ケアのポイントとは?
- 舌苔付着のレベルが高い患者さんには、舌ケアの指導が必要です。さまざまな指導方法がありますが、ここでは比較的シンプルかつ取り組みやすい方法をご紹介します。手間の少ないこの方法なら、提案しやすいはずです。
- 口腔乾燥の検査のポイントと注意点
- 2026年6月の歯科診療報酬改定で新たに保険算定に加わったのが、「口腔粘膜湿潤度検査(ムーカス)」です。従来の唾液量検査(サクソンテスト)と比較しながら、そのメリットを整理します。
- よくある間違ったムーカスの使い方
- 口腔乾燥の検査において非常に有効なムーカスですが、間違った使い方をしているケースも散見されます。せっかく導入した機器の性能を正しく引きだすためにも、ぜひ、知っておいてください。
- 2種類の咬合力低下の検査と、その違い
- 残存歯数が20本未満か、または、20本以上なのかで検査方法が変わります。注意すべきは、残存歯数のカウント方法です。どのようにカウントするのかと合わせ、オラモを用いた検査方法を掘り下げて解説します。
- 咀嚼機能低下の検査のポイントと注意点
- 一般的に咀嚼能力検査にはグルコセンサーを使用しますが、検査条件や運用方法によっては、数値が安定しにくい場面があります。異常値が生じたケースを参照しながら、正しい検査方法を学んでいきます。
- どうやって、嚥下機能低下を見極めるのか?
- 松島先生のおすすめは、「聖隷(せいれい)式嚥下質問表」を用いた検査方法です。他にも、EAT-10と呼ばれるシンプルなチェックリストも存在しますが、なぜ、手間のかかる聖隷式嚥下質問表の方を推奨するのでしょうか?
3. 口腔機能低下症のシステム化
- 口腔機能低下症を医院に導入するポイント
- セクション3は「口腔機能低下症のシステム化」をテーマに講義をおこないます。口腔機能低下症の導入においては、まずは、医院全体で取り組む姿勢が必要です。そのためには、大きく「3つのポイント」があります。
- 「口腔機能低下のサイン」を見つけるには?
- 低下のサインを見つける方法は、大きく2つあります。ここでは、①スタッフ全員で確認できること、②全身疾患のチェックに分けて整理。意外なところにも、口腔機能低下のサインがあらわれています。
- 高齢者の全身疾患の見方
- 高齢者の全身疾患を見るときは、「生活への影響が大きい疾患」と「生体への影響が大きい疾患」を切り離して考えることが大切です。特に生活へ影響する疾患は、口腔機能の低下に直結しやすくなります。
- 最初の検査におすすめの患者さんの特徴とは?
- 口腔機能低下症を導入する初期のタイミングでは、協力が得やすい患者さんを選ぶのがポイントになります。例えば、通院歴が長い患者さんは、最初の検査におすすめです。他にも、おすすめの患者さんには、いくつかの特徴があります。
- SPTに口腔機能低下症を組み込むアイデア
- 松島先生のクリニックに口腔機能低下症を導入したとき、採用したのが「SPTに組み込む」というアイデアです。実際のタイムスケジュールと合わせ、組み込む際のポイントを整理しました。
- 検査は、一度に全部おこなう必要があるのか?
- 口腔機能低下症には、舌苔・ムーカス(口腔乾燥)・残存歯数・オラモ(咬合力低下)・パタカラ(舌口唇低下)など、さまざまな検査があります。これらは、いつ、どのタイミングでおこなえばいいのでしょうか?
4. 口腔機能低下症の管理方法
- 症例ベースで学ぶ、管理のポイントと注意点
- セクション4のテーマは、「口腔機能低下症の管理方法」です。74歳の男性の症例を見ながら、管理のポイントを解説します。本症例は、歯周病治療をおこなった後、口腔機能低下症の治療へとシフトしました。
- 口腔機能精密検査結果の読み解き方
- 上記の男性の症例は、うがい時に激しくむせ苦しんだことをきっかけに、口腔機能精密検査をおこないました。舌圧検査、咀嚼能力検査、嚥下スクリーニング検査、咬合圧検査などの数値の読み解き方を解説します。
- 管理計画書の記載例
- 日本老年歯科医学会が作成している口腔機能低下症の記録用紙を用いた、管理計画書の記載方法をご説明します。患者さんと一丸となってトレーニングに取り組む上で、非常に大切なシートです。
- 管理指導記録簿の記載例
- 実際にトレーニングを始めた後は、管理指導記録簿を用いて管理します。患者さんの取り組みを把握することも大切ですが、それ以上に「無理なくトレーニングを継続してもらうこと」が重要になります。
- 治療開始から2年後、どんな変化があったのか?
- 口腔機能低下症のトレーニングを始めてから、約2年後の検査結果をお見せします。患者さんご自身が変化を実感できるほど、大きな改善が見られました。歯科医院で口腔機能に取り組む重要性がわかるはずです。
5. 新しい保険算定
- 保険点数から見る、口腔機能低下症の重要性
- 最後のセクションのテーマは、「新しい保険算定」です。2026年6月に新しい診療報酬改定がありましたが、口腔機能低下症はどう変わったのでしょうか? 現在と過去の違いをイメージしやすいよう、症例ベースで解説します。
- 口腔機能低下症の算定の一例
- 6月改定以降の保険算定の一例を示します。以前に比べて点数が下がった項目もあれば、新たに追加された項目もあるのがわかります。まずは、この例を参考に口腔機能低下症の保険算定のポイントを掴んでください。
- 口腔機能実地指導料とは、何か?
- 新たに追加された項目のひとつであり、注目すべきなのが「口腔機能実地指導」です。これは、DHの働きに大きく関係する算定項目となります。算定漏れがないよう、DHにも理解しておいてほしい内容です。
- 口腔機能管理料1と2の違いとは?
- 「口腔機能管理料2」は、今回の改定で新設された項目です。では、以前からある「口腔機能管理料1」とは、どんな違いがあるのでしょうか? 押さえておきたいポイントをわかりやすく整理しました。
- 咀嚼能力検査と、咀嚼機能検査の違い
- どちらもグルコース分析装置(グルコース含有グミゼリー咀嚼時のグルコース溶出量を測定するもの)を用いて咀嚼能率を測定する検査ですが、その目的が異なります。両者を比較しながら、それぞれの検査のポイントを解説します。
- 実際の治療と保険算定のシミュレーション
- 6月改定後からの一年間、再診を含めた実際の保険算定シミュレーションをお見せいたします。どのタイミングで何が算定できるのかだけでなく、患者さんと良好なコミュニケーションを築くコツもお伝えします。
「レジュメデータ」をプレゼント
本教材には、講義の要点や臨床フロー、各種データの数々を網羅した「レジュメデータ(PDF)」が付属しています。
なお、本データにはセキュリティ上「印刷不可」の設定が施されています。一見不便に思われるかもしれませんが、これは院長先生のスマートフォンやタブレット、あるいは診療室のパソコンから、臨床中に「いつでも、その場で簡単に確認できる」ための仕様です。
余計な紙の管理に煩わされることなく、必要な時に画面上でサッとスクリーニング手順や算定シミュレーションを見直せる、利便性の高いデジタル資産として、日々の臨床でお役立てください。
「口腔機能低下症」導入の迷いを減らし、こんな結果を手に入れませんか?
- 一般歯科で口腔機能低下症を診るべき理由がわかる
- 「なぜ、一般歯科でそこまで診る必要があるのか」。これは、多くの院長先生が最初に抱く疑問ではないでしょうか。本教材は、単なる制度対応としてではなく、健康寿命や誤嚥リスクなどとの繋がりを踏まえながら、口腔機能低下症の考え方を整理。表面的な流行としてではなく、考え方に納得した上で導入を決定できます。
- 新しい保険算定を、臨床と切り離さずに理解できる
- 本教材は、2026年6月改定後の口腔機能管理料や実地指導料について、診療の流れに沿って理解しやすい構成です。単に点数だけを覚えるのではなく、どのように診療へ組み込み、どのように運用していくかまで見えてくるため、「点数の知識」と「現場で回る実務」を一緒に身につけられます。
- 「口腔機能低下のサイン」を見逃しにくくなる
- 本教材では、いきなり精密検査から入るのではなく、日常診療の中で見えてくるサインに注目しています。むせ、乾燥、食べにくさ、生活上の変化など、診療室で拾えるヒントが増えることで、「どの患者さんに検査が必要なのか」を判断しやすくなります。結果的に、必要な患者さんから無理なく始めることが可能です。
- 検査機器の異常値やエラーに振り回されなくなる
- 機器を導入しても、数値のブレや異常値に戸惑ってしまうと、診療として定着しません。本教材は、検査機器の使い方だけでなく、現場でつまずきやすいポイントや、測定時の注意点まで整理。「機器を入れたのに使いこなせない」という不安を減らし、実務に落とし込みやすくなります。
- 検査の先にある「訓練」まで、自信を持って提案できる
- 検査だけで終わってしまうと、患者さんにも、医院にも取り組みの価値は十分に発揮されません。本教材では、検査結果を踏まえて、どのような訓練を提案し、どう管理に繋げていくかまで解説しています。そのため、「見つけた後に何をすればいいのか分からない」という停滞を防ぎ、次の一手を示しやすくなります。
- 歯科衛生士と役割分担しながら、診療に定着させられる
- 院長先生おひとりの熱意だけで、新しい取り組みを長く続けるのは簡単ではありません。本教材では、診断はドクター、訓練やモニタリングは歯科衛生士というように、院内での分担を実践しやすい形で整理しています。「自分だけが頑張る導入」ではなく、「医院として続けられる導入」が可能です。
- スタッフ教育の方向性が明確になる
- 口腔機能低下症は、スタッフにとって「仕事が増えるだけ」と受け取られると進みにくくなります。本教材は、単なる業務追加ではなく、患者さんの生活を支える医療として、どう共有すべきかまで丁寧に解説。そのため、スタッフの納得を得やすくなり、働きがいや役割の実感に繋がる教育をおこないやすくなります。
視聴方法を選べます
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ネット配信
※クレジット決済のみ
【教材内容】
- 5セクション(計182分)
- レジュメデータ(71ページ/PDF/印刷不可)
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(税込38,478円)
【返金保証】
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この商品のお申込みフォームは、世界でもトップレベルである、グローバルサイン社のセキュリティシステムを利用しており、個人情報保護、セキュリティ強化のため、SSL暗号化通信を採用しています。お申込みの際に個人情報の漏洩は一切ありません。
他社教材とはココが違う!弊社教材が選ばれる「5つの理由」
「映像教材は、どれも似たようなものでは?」と思われるかもしれません。
たしかに近年は、ウェブセミナー・講義動画などが数多く存在し、手軽に学べる時代になりました。しかし、私たち医療情報研究所が提供する映像教材は「ただ話を聞いて終わる」だけの教材とは、本質的に異なります。
1
実際の治療・手技・対応を「リアルな現場から収録」
講師の実際の診療風景から、患者さんへの説明、治療の組み立て方まで。本教材は、ウェブセミナーでは絶対に見られない「現場の空気」ごと収録しています。まるで高価な実習に参加しているような臨場感で学べます。
2
「なぜそうするのか?」が見えるから、再現できる
本教材は、知識だけでなく「再現性」も重視しています。診断の思考・治療の根拠・処置の判断など、一つひとつの行動の理由が言語化されているため、学んだその日から臨床の現場で実践できます。
3
実習に行かなくても「診療の経験値」を稼げる
教材内で取り上げる症例は、決してマニアックなケースではなく、日常臨床でよくある症例ばかり。「こんな症例は、どう考える?」を疑似体験できますので、高価な実習に参加しなくても、診療スキルを鍛えられます。
4
特定の立場に偏らず、現場での実用性を重視して解説
講師が使う器具・機材・薬剤などは、すべて特定の立場に偏らずに紹介しています。メーカー推しではなく、「臨床家のリアルな視点」で選ばれたツールだからこそ、現場に導入しやすく、すばらしい結果を再現できます。
5
「価格以上の価値」があります
価格だけを比べると、本教材は少し「高め」に見えるかもしれません。しかし、講師が長年かけて積み上げた「技術・思考法=財産」を惜しみなく収録した内容は、ハンズオンセミナーで学べば、相当な高額になります。本教材は、診療の質と判断の確実性を高める、長期的価値のある投資です。
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「60日間全額返金保証」もお付けします
(ネット配信版は対象外)
もしかすると、「本当に自院で活かせるだろうか…」と迷われているかもしれません。そのお気持ちはよくわかります。
口腔機能低下症は、その必要性を感じていても、スタッフの理解や検査機器の操作、チェアタイムの制限など、現場での落とし込みにいくつものハードルがあるからです。だからこそ本教材は、単なる知識の習得ではなく、長く価値が残る「導入と定着の仕組み」として設計しました。
- 一般歯科が「診るべき理由」を、臨床的な意味から理解できること
- 診断、検査、訓練、管理、保険算定までを、一連の流れとして学べること
- SPTへの組み込み方や、歯科衛生士との役割分担まで、現場に落とし込みやすい形で整理されていること
- スタッフが専門職としてのやりがいを見出し、自律的に動きだせること
このように、本教材は「今すぐ全部を完璧に導入すること」だけを前提にしていません。つまり本教材は、
- 2026年6月改定に対応しながら、口腔機能低下症をいち早く軌道に乗せたい
- すぐに本格的に取り組めなくても、まずはスタッフに口腔機能を診る視点を持たせ、少しずつ導入を進めたい
そのどちらの目的で手に取っていただいても、十分に価値を感じていただける構成です。
それでもなお、「自院では活かせなかった」「思っていた教材と違った」と感じられた場合には、理由を問わず全額返金いたします(DVD版のみ)。
送料も振込手数料も、すべて弊社が負担します。ですから、まずは「自院に合うかどうか」を試してみてください。できるだけ安心してご判断いただける形で、教材をお届けいたします。ただし、13,200円(税込)割引でのご提供は、期間限定です。
また、DVD版は初回生産分の100セットがなくなり次第、通常価格に戻ります。
「あとで申し込もう」と思っていたら、締切が過ぎてしまった…。そんなお声をこれまで何度もいただいています。
患者さんが、できる限り長く、ご自身の口で食べられる毎日を守るために。そして先生の医院に、口腔機能を診る視点を、無理なく、しかし着実に根づかせていくために。ぜひ、この機会を逃さずにお申し込みください。
教材の制作からお届け、アフターサービスまで、長年の実績を活かし、万全の体制の元、徹底的な品質管理を行っています。
弊社の歴史
同年8月より治療院向けの教材リリース。その後、歯科医院向け、動物病院向けの教材をメインにリリース。これまで860教材(2024年1月時点)リリースしています。
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出演いただいた講師は500名を超え、DVD教材による各業界の発展、及び活性の一助にと、わたしたちの取り組みに賛同いただいております。
また、累計出荷本数は20万本を超え、長きにわたり、各業界から厚い信頼をいただいております。
(2024年1月現在)
グローバルな情報を、日本独占でお届けします
海外から届いた映像は、学習する上で違和感のないよう、医療分野に明るい担当者が翻訳を行い、日本語によるナレーション、字幕で収録しています。
また、グローバルな活動は輸入だけにとどまりません。一部教材は海外への輸出も行っており、現地の方々から好評をいただいております。
Q&A(よくあるご質問)
- 他の口腔機能低下症教材との違いは何ですか?
- 他教材との決定的な違いは、単に「成功事例」を並べたものではなく、講師の松島先生が臨床で直面したエラーや試行錯誤といった「失敗のプロセス」をベースにしている点です。また、院長の視点だけでなく、学術的な視点だけでなく、現場を動かす歯科衛生士の本音やリアルな対応も収録。日々の診療に無理なく取り入れていただけます。
- 実践する上で、何か特別な器具は必要ですか?
- 口腔機能低下症の精密検査を適切におこなうためには、舌圧計や咀嚼能力検査用のグルコセンサーといった専用の検査機器が必要となります。しかし、すでにこれらの機器を導入しているものの「エラーが多発して使いこなせない」と悩む医院が少なくありません。本教材では、添付資料や一般的な説明だけでは見落とされやすいエラーの回避策や、測定値を安定させるコツを整理していますので、お持ちの機器の性能を活かしやすくなります。
- 経験の浅いスタッフでも実践できますか?
- 十分に対応可能です。本教材は、いきなり検査方法から学ぶのではなく、「一般歯科で口腔機能低下症を診るべき理由」から掘り下げます。「なぜ診るのか」が明確になりますので、訓練・運用・管理といった流れを身につけるスピードも早くなります。
- 院内勉強会の教材に使えますか?
- ぜひ、ご活用ください。本教材は、一日かけて実際に機器を体験させる「1日コースの実習」と同等の密度で制作されています。スタッフにただ映像を見せるだけでなく、院長先生も一緒に視聴し、共通言語を作るための教材として最適です。ドクターが丸投げするのではなく、仕組みの背景を一緒に学ぶことで、スタッフがやりがいを見出し、医院全体の取り組みとしての定着率も上がります。
- スマホでも視聴できますか?
- はい。スマートフォンやタブレットでもご視聴いただけます。教材には、DVDとオンライン配信の両方が用意されていますので、ネット環境があれば、外出先やスキマ時間でも動画を再生できます。ご自身の診療スタイルに合わせて、好きなデバイスでご活用ください。
- 講義レジュメは付属していますか?
- はい、講義の要点をまとめた「レジュメデータ」が付属しています。ただし、セキュリティ上「印刷不可」の設定が施されていますことをご了承ください。一見不便に思われるかもしれませんが、スマートフォンやタブレット、あるいは診療室のパソコンから、臨床中に「いつでも、その場でスマートに確認できる」ための仕様です。
- キャンペーン終了後も購入できますか?
- キャンペーン終了後も通常価格でのご提供は続きますが、特典や割引はキャンペーン期間限定です。また、DVD初回生産分が終了した場合は、次回入荷までお待ちいただく可能性もあります。興味を持たれた今が、もっともお得かつ確実に入手できるタイミングです。
- 内容に満足できなかった場合は、返品できますか?
- DVD版には「60日間の全額返金保証」が付いています。教材をご覧になったうえで「思っていた内容と違った」「自分には合わなかった」と感じた場合は、どんな理由でもご返金に応じます。送料や振込手数料もすべて弊社が負担いたしますので、安心してお申し込みください。
- 返金を申し出るのは気が引けます…
- そのお気持ちはよくわかります。ですが、この返金保証は「絶対的な自信の証」でもあります。まずはリスクなしで、本教材のすばらしさを実感してください。教材の内容に自信があるからこそ、この保証をお付けしています。もし内容が合わなければ、遠慮なくお申し出ください。
参考文献・エビデンス
①太田緑ら「地域歯科診療所における口腔機能低下症の割合」一般社団法人日本老年歯科医学会 33(2),70-84,2018-09-30
視聴方法を選べます
いつもの安心
DVDでお届け
【教材内容】
- DVD2枚組(計182分)
- レジュメデータ(71ページ/PDF/印刷不可)
【価格】
(税込38,478円)
【返金保証】
あり(購入後60日間)【特記事項】
送料・事務手数料980円最短翌営業日出荷
こんな先生にオススメです!
- 「いつものDVDが安心だ!」
- 「モノとして残るほうがいい!」
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すぐに見られる
ネット配信
※クレジット決済のみ
【教材内容】
- 5セクション(計182分)
- レジュメデータ(71ページ/PDF/印刷不可)
【価格】
(税込38,478円)
【返金保証】
商品特性上なし【特記事項】
いつでもどこでも視聴可能PC、タブレット、スマホ対応
視聴期間制限なし
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こんな先生にオススメです!
- 「DVD到着まで待てない!今すぐ見たい!」
- 「スキマ時間を有効活用したい!」
- 「見る場所を制限されたくない!」
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