「ポーセレンなどの前歯部補綴物装着後に歯肉が下がってマージンが露出したら、それは歯科医師側のミス」という発表が約25年前に行田先生からありました。補綴後数年で歯肉が後退することが当然と考えられていた時代に、まさに衝撃的な報告でした。私も自分が製作した審美補綴が時間経過によって醜い姿になることは避けたいと考えていたのです。スタッフ一同で歯肉が下がらない行田先生の補綴製作法を学んだことで、補綴後も安定した歯肉を獲得することが可能になり、長期経過でも歯肉は下がらなくなりました。ポイントは、歯肉の厚みを確保する支台歯形成法や歯肉縁下の補綴物形態付与の工夫にあります。この技術を是非、皆様の診療の一手に加え、明日からの診療に役立ててほしいと思います。
東京都開業
阿部 二郎 先生
補綴の審美性において、歯肉の退縮を防ぐことは重要です。
予後にマージンが退縮すると、患者さんは大きな不満を抱えることになりますから。
とはいえ、そもそも審美歯科は、長く持たせるイメージを持たれていません。
この問題を「仕方がないこと」と捉えるのか、「歯科医師の責任」として捉えるのか? 悩みどころでしょう。
しかし、もし先生が「歯科医師の責任で、審美性を長期間維持すべき」とお考えならば、今回の話は重要です。
なぜなら、行田先生の審美補綴治療は、「審美性が長期間維持し、機能しなければ意味がない」という考えのもと開発され、優れた結果をだし続けているからです。
2015年に行田先生が執筆された、この著書をご存じでしょうか?
平均経過年数18年5ヵ月、再補綴率0.15%、補綴以外の生存率98.3%という症例が100件も紹介されており、多くの歯科医師に読まれ、大反響を得た書籍です。
行田先生が対応した治療には、21年以上、審美性と機能性が維持されたものもありますが、なぜ、これほどまでの結果がだせるのか? その秘訣は、意外なところにありました。
クラウン製作の支台歯形成では、マージン位置を歯肉縁上にするか、歯肉縁下にするかを選択しますよね。
歯肉縁上、歯肉縁下のそれぞれに長所と短所が存在することは、先生もご存じのとおりでしょう。
特に歯肉縁下マージンは、これまで否定的な意見が述べられることが多くありました。
たとえば、歯肉縁下マージンにすると、細菌叢の影響で炎症を起こし、マージンが退縮すると言われていますが、行田先生の考え方は異なります。
行田先生は、組織学の観点から「歯肉縁下マージンは、長期にわたり安定する治療法」とお考えなのです。
つまり、歯肉縁下マージンは、歯肉退縮の原因にならないとお考えなのですが…
行田先生はおっしゃいました。
このような観点から、歯肉縁下マージンでの審美補綴治療を行い、実際に、歯肉退縮がおこらず、審美性と機能性が長期維持される結果をだし続けているのですが…
「歯肉縁下マージンだと歯肉を傷つけてしまう…」
「そのダメージにより歯肉が退縮する…」
このように考える先生も多いですよね。
行田先生によると、たしかにそういった傾向もありますが、重要なのは「歯肉を傷つけずに形成する方法」を知ること。
この問題は行田先生が実践している「軸面を多めに削る方法」で回避できるのです。
また、歯肉縁下の削除量は1mmが目標というルールもありますが、これは、セミナーを受講した1,000人中998人のドクターが知らなかったことであり、歯肉と補綴物が馴染む審美的なマージンエリアを構築するうえで重要な考え方です。
他にも、より優れた審美性をだすには、プロビジョナルレストレーションを使うことも重要。
症例によっては省いてしまう先生も多いですが、行田先生は、すべての症例でプロビジョナルレストレーションを使用します。
その理由は、プロビジョナルレストレーションによって、マージンラインと歯肉ラインの同調を高める方法があるからです。
「補綴物を入れたら歯肉が下がる」というネガティブなイメージをお持ちではないでしょうか?
行田先生は、これまでの研究と臨床経験上、逆の考え方をお持ちです。
それは、歯肉のコントロールがうまくいけば、補綴物にのっとった形で、歯肉が這い上がるように歯冠部に上がってくる、という考え方。
行田先生は、歯肉が下がる原因は補綴物や形成が悪いからであり、生体に親和する補綴物であれば、歯肉が補綴物を許容し、上がってくるとおっしゃいました。
つまり、本来であれば、補綴物によって歯肉下がるのではなく、上がってくるのです。
このような独自の研究、膨大な臨床経験により、行田先生の審美補綴治療は、長期間審美性と機能性が維持されています。
すべての治療が自費ではありませんが、自費治療では10年保証を付けているにもかかわらずクレームは0件。
20年以上も審美性と機能性が維持されている症例もあります。
もし、審美補綴治療で、患者さんに文句を言われない、優れた治療を目指すならば、ぜひこの機会に、行田先生の技術を学んでみませんか?
学べる技術は、行田先生だからできるものではありません。
下記3つのポイントに分類しながら、より簡便に、より高度な補綴治療を可能にする技術です。
収録内容の一部をご紹介すると…
もう、患者さんに文句を言わせない!
審美性と機能性が長期間維持する補綴治療
DVDに収録された講義がまとめられた、レジュメ冊子をお渡しいたします。DVDをじっくり視聴するお時間がなければ、まず、この冊子から先に目をとおしてください。
そして、気になる個所の映像から視聴していただければ、効率のよい学習が可能です。もちろん、復習用のテキストや研修資料としてもご活用いただけます。
歯科治療の目的は、機能性とともに審美性を回復し、さらにlongevityとしての良好な予後を得ることである。治療を行った結果が長期にわたって機能することは極めて重要であり、それを目指して毎日の臨床が行われている。そのためにも、補綴処置失敗のリスクファクターをよく理解し、これらリスクをいかにして排除するかが重要となる。補綴装置が失敗に至る要因としては、生物学的、技術的および患者要因とに分けて考えられる。これらのうち、生物学的要因である二次う蝕や歯周疾患の進行は、細菌感染が直接の原因であるが、歯冠補綴装置のマージンの質、カントゥア、エマージェンスプロファイルなど、術者の技術や設計に関する要素が間接的に関係している。したがって、各症例において最適な補綴装置を装着するためにも支台歯形成、精密印象採得およびプロビジョナルレストレーションの重要性は高くなることは当然である。このDVDにおいては、“補綴装置のlongevity”について、その理論的背景と臨床の実際について、エビデンスに基づいて解説されている。ぜひ、このDVDを通して臨床に必要な基礎知識と、臨床テクニックを獲得いただければと思うものである。
日本大学歯学部 保存学教室修復学講座 教授
宮崎 真至 先生
近年、歯に対しての意識が特に高まり、補綴物により審美性が求められる時代となりました。また、長期間安定した補綴物であることもたいへん重要です。そこで「どうしたら安心して装着できる補綴物を患者さんに提供できるか?」という問いにお応えできる貴重なDVDを紹介します。Sシェイププロファイルテクニックやナメタメソッドで有名なあの「行田克則先生」が、長期間にわたり安定する審美補綴の極意を「形成」「プロビジョナル」「印象」という構成で、大変わかりやすくご説明しているDVDです。歯肉が下がらない補綴物、簡単な印象採得の方法、プロビジョナルの重要性、など我々が知りたかった術式を学んでいただけるすばらしい内容です。今後、さらに需要が高まる審美治療について、さらに知識を深め、正しい術式を学んでいただくために、今回のこのDVDは歯科医師にとってまさにバイブルと言えると思います。ぜひ、ご覧ください。
前島歯科医院 飯田橋デンタルケアオフィス
院長 前島 健吾 先生
医療は、基本的にマイナス状態にあるものを「ゼロ地点」に戻すことで成り立ちます。
つまり、どれだけ治療がすばらしくても、それは、患者さんにとって当たり前のこと。
逆に少しでもマイナス要素があれば「ゼロ地点以下」となり、患者不満が生まれます。
たとえば、完璧な根管治療で痛みも完全に除去できた。
それでも、クラウンマージン部の変色があれば、患者さんは不満を感じ、治療全体への評価を下げてしまいます。
患者さんにとって痛みがでないことは当たり前であり、審美性が損なわれないことも当たり前なのです。
自費診療になると、患者さんの評価はよりシビアになることは言うまでもありません。
先生もお気づきのとおり、患者ニーズは日々多様化し、高いレベルを求めるようになっています。
このような状況がある以上、見た目ですぐに評価対象となってしまう審美性は、これからの歯科診療において欠かせない要素と言えるでしょう。
つまり、今回、先生が学ぶ行田先生の審美補綴治療は、保険でも自費でも、患者不満を生まず、優れた歯科医師として認められ続けるうえで欠かせない技術。
ぜひ、長期間審美性と機能性が維持する技術を学び、患者不満を生まない治療、腕の良い歯科医師として評価され続ける治療を提供しませんか?
「もしかしたら、もう、知っている内容ばかりかもしれない…」
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「期待にそえる教材なのか?」
など、思われた場合もご安心ください。
なぜなら、DVD教材の内容に、ご納得できなければ返金させていただくからです。
60日間、じっくりと、DVDをご覧いただき、先生の選択が正しかったかどうかをご判断ください。
送料も、返金振込料も、弊社が負担させていただきます。
返金保証が付いている、歯科医師向け教材なんて、ほとんどありません。
これは、今回ご案内するDVD教材への自信そのものです。
行田先生の著書「行田克則の臨床アーカイブ 補綴メインの長期100症例」や「月刊 行田克則」は、多くの歯科医師に読まれ、大きなインパクトを与えている名著です。
書籍で紹介されている長期間審美性と機能性が維持する治療技術は、ベテラン、若手を問わず、多くの歯科医師から注目され続けています。
本DVDでは、そんな行田先生の技術が、より詳細に学べるため、多くの先生からお申込みいただくことが予測できます。
この価格(特別キャンペーン価格)での販売は、4月29日まで。4月30日以降は、定価の56,980円に戻ります。
少しでも興味があれば、今すぐこのDVDへお申込みください。
4セクション(計201分) 販売価格 56,980円(税込62,678円) |
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※クレジット決済のみ ※返金保証対象外 |
※クレジットカードは分割払い・リボ払いもお選びいただけます。
クレジットカードによって、一部ご利用いただけない方法があります。
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4セクション(計201分) 販売価格 56,980円(税込62,678円) |
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