
From:内田
日付:2026年8月3日12:00
「CR充填の仕上がりが、どこかのっぺりとしてしまう」
「TeCの見た目や、咬合が安定しない」
「支台歯形成で、クリアランスが不足してしまう」
こうしたケースが続くと、多くの先生はまず、今回の症例はもともと難しかったと受け止められます。
実際、複雑な臼歯部修復は、患者さん一人ひとりの条件に左右されやすい領域です。
しかし、CR充填、TeC、咬合調整、形成、補綴と、場面を変えてもイメージ通りの仕上がりにならないことが繰り返されるなら、見直すべきは症例の条件だけではありません。
一見、別々の問題に見えて、実は「共通の原因」が潜んでいる。その視点を持つことが、臼歯部修復を前進させる第一歩になります。
臼歯部修復でイメージ通りに仕上がらないとき、見直すべきは個々の手技だけではありません。
なぜなら、イメージ通りに仕上がらない大きな理由のひとつに、「最終的にどのような形態をゴールにすべきか」という基準そのものが、頭の中で明確になっていないことがあるからです。
ゴールの立体像が曖昧なままだと、支台歯形成では削るべき量を感覚に頼りがちになり、CR充填では咬頭や隆線、裂溝の位置関係に迷いが生じます。
さらに咬合調整の負担が増えるだけでなく、技工士さんへの指示も「ここをもう少し」「何となく違う」といった感覚的な表現に終始せざるを得なくなります。
つまり、表面上はそれぞれ別の問題に見えても、根本では「完成形を正確にイメージできていないこと」が深く関係しているのです。
今、先生に必要なのは、材料をひとつ増やすことでも、細かな手技を追加することでもありません。
まず取り組むべきなのは、臼歯形態をどう捉え、どう頭の中で立体的にイメージし、それをどう臨床判断へ繋げるかという土台の見直しです。
形態の見え方が変われば支台歯形成の判断が変わり、CR充填中の迷いも減って仕上げの基準が明確になります。さらに技工指示にも一本の軸が通るため、これまで別々に見えていた問題が臼歯形態の理解によって一繋がりに解決へ向かい始めます。
本動画セミナーは、「臼歯咬合面スケッチ」を入り口に、解剖学的形態の理解を深め、臨床に繋げていくための教材です。
絵の才能に自信がなくてもご安心ください。感覚ではなく、徹底してロジックで形態を捉える方法を追求してきた野亀慶訓先生がその道筋を示してくださいます。
講師紹介
のかめ よしのり
Profile
日本大学松戸歯学部卒業。マイクロスコープを活用した修復治療と臼歯形態修復を研鑽し、日本顕微鏡歯科学会指導医・日本顎咬合学会認定医として活躍。2024年同学会大会長賞受賞、論文・専門誌執筆も多数。形態学を臨床に結びつける実践家として高い評価を受けている。

8月3日(月)12:00にお申し込み専用ページをご案内しますので、
今しばらくお待ちください。