

From:内田
日付:2025年11月14日8:03

「求人をだしても応募がない」
「採用に振り回されてばかりで、この先が不安だ」。
これは、多くの院長先生が抱える悩みです。少子高齢化が進む日本では、歯科衛生士の求人倍率は20倍以上。これは、ひとりの歯科衛生士の採用に20以上の医院が手を挙げている状態です。
条件・待遇面で不利になりやすい小規模医院にとって、この数字は大きな壁となります。例え採用できても数年で辞めてしまえば、また振りだしに戻ってしまいます。
しかも、成長が止まった医院には人が集まりにくく、ますます採用が難しくなるという悪循環に…。では、この採用難の時代に医院を持続的に成長させるには、どうすればいいのでしょうか?

解決のカギは、発想の転換にあります。つまり、「新しい人材を採用して医院を拡大する」ではなく、「今いるスタッフで収益を最大化する」方向へシフトすることです。
もちろん、これはスタッフ一人ひとりに無理な負担を強いるという意味ではありません。受付、歯科衛生士、院長先生ご自身。それぞれの役割に応じて収益に貢献できる仕組みを整えることこそが重要なのです。
例えば、受付スタッフが物販を提案できる体制、歯科衛生士が継続収益を生むホワイトニングを担当できる体制、院長が時間を生みだし専門性の高い治療に集中できる体制。これにより、自然と医院全体の力が底上げされていきます。
実際、この発想で過疎地域にありながらも、20年間で売上を「約9倍」に伸ばした医院があります。
そしてその成功は、特殊な才能ではなく、仕組みづくりに注力した結果なのです。

須崎先生の医院は、チェア2台、スタッフ3人、年商はわずか1500万円という小規模なスタートでした。
それでも、「患者さんにより良い治療を届けたい」という想いからCTやマイクロといった先端設備を導入。しかし、その投資負担が経営を圧迫し、須崎先生は昼夜を問わず働き続けることに。
少しずつ売上は伸びていったものの、無理がたたり脳出血で倒れてしまいます。
この入院こそが転機でした。病室から見たのは、院長不在の医院を必死に支えるスタッフの姿。そこで「ひとりで抱え込むのはやめよう。スタッフを信じて任せる仕組みを作ろう」と決意します。
以後は、受付・歯科衛生士・院長それぞれが役割を理解し、収益に貢献できる仕組みを整備。結果として、新たな採用に頼らなくても売上は右肩上がりとなり、現在はチェア6台、スタッフ17人、年商1億3,000万円の医院にまで成長しました。
この動画セミナーでは、須崎先生が構築した「今いるスタッフで収益を最大化する」戦略をわかりやすく解説。医院のスタッフ全員で学べる内容ですので、一体感を持って取り組めます。
講師紹介
すざき あきら
Profile
愛知学院大学歯学部を修了後、博士号取得・大学保存修復学講座で助教・講師として臨床・教育に従事。2005年に「ぱんだ歯科」を開業し、2018年には医療法人ジニア理事長に。空港の閉鎖という厳しい立地から開業しながらも、チーム育成と仕組み化による持続可能な医院経営で、少人数から地域で愛される歯科医院へと成長を遂げる。「患者さんを惹きつける歯科医院づくり」など著書多数。


11月17日(月)12:00にお申し込み専用ページをご案内しますので、
今しばらくお待ちください。