実は、多くの歯科医師が、外科治療でこのような勘違いをしています。
もし、これらの中にひとつでも、「これって、何が間違いなの?」と思われた項目があるのなら、今回のご案内はとても重要です。
なぜなら、痛みも腫れも、出血もないのに早く手術が終わる、「教科書には書かれていない外科テクニック」をお伝えするから。
患者満足度の高い治療をしたい先生は、必ず最後までお読みください。
切開や剥離、縫合など。外科の基本手技には、さまざまなやり方があります。
もっともポピュラーな方法は、教科書に載っているやり方でしょう。先生もきっと、学生時代に「これが正しい」と教わったやり方を、ずっと使っていると思います。
別に、それが悪いというお話がしたいのではありません。
でも実は、「教科書には書かれていないけれど、もっと良いやり方がある」としたら?
痛みや腫れもなく、出血もほとんどない。それなのに手術は楽で、早く終わる。そんな、もっと患者満足度の高い外科テクニックがあるとしたら?
今回、先生にお伝えする外科テクニックは、口腔外科の教科書を執筆する歯科医師が、こっそり教えてくれた「裏ワザ」とも言える特別な技術です。
今回の講師である奥羽大学の髙田先生は、動画セミナー撮影の合間に、こんなお話をしてくれました。
「これ、学生には見せられない内容です」「教科書に書いていない、こういう技術は教えられませんから」と。
それから、髙田先生は、こう続けました。
「ただ、実際の医療現場では、緊急処置、器具や機材を代用するアイデア、素早い機転なんかが求められますよね。それは、教科書の内容だけでは対応しきれないこともある」。
「多くの治療経験とエビデンスから、『実はこっちが正解』とか、『本当は少し違うけど、この方がやりやすい』『この方が安心、安全だ』ということは多いんです」。
「いま、外科に悩んでいる歯科医師には、ぜひ学んでほしい」「でも学生には、ライセンスを取ってから見てほしいですね」と。
こんなお話を聞くと、「いったいどんな技術なのか?」と、興味をそそられませんか? 今から、髙田先生が教えてくれた、外科テクニックの全貌を公開いたします。
局所麻酔、切開、剥離、縫合、抜歯など。今回の動画セミナーでは、教科書の執筆者である髙田先生から、「教科書に載っていない外科テクニック」がたくさん学べます。
本当にさまざまなテクニックを教えていただきましたが、今回学べる技術には、ある共通する考え方があります。
それは、余計なことは一切しないこと。
言い換えるなら、「こうするのが当たり前」と言われているやり方の中にも、「実は、やらない方が良い結果が得られる」部分があるので、それを省いたテクニックと言えます。
つまり、外科で悩んでいる歯科医師の中には、やらなくて良いことにわざわざ時間をかけたうえ、痛みや腫れ、出血、術後経過の悪さなどに苦労している人が多いのです。
これって、結構ショックだと思いませんか?「当たり前」と教えられたことを盲信するばかりに、しなくていい苦労をしているのですから…。
たとえば、縫合はそのひとつ。
まじめな歯科医師ほど、キズを早く治そうとビッシリ縫合しますが、髙田先生は、「みんな縫いすぎている」「実は、ほとんど縫わなくても良い」と言います。
なぜなら、余計な縫合は少ない方が、身体の自然治癒力が高まり、腫れにくくなるから。より良い手術をしたいのなら、「縫わなくていいところは、縫わない」ことも重要になるのです。
髙田先生に学べば、外科におけるムダを極限まで減らせますので、もっと楽に、早く手術が終わります。そのうえ、痛みや腫れもなく、いま以上に術後の経過が良くなります。
髙田先生の外科テクニックの特徴のひとつが、とにかく出血が少ないこと。剥離であれ、抜歯であれ、ほとんど出血させることがありません。
そのため、常にクリアな術野を確保しながら、ストレスフリーな手術ができます。
「なぜ、出血しないのか?」と思うかもしれませんが、これも考え方は逆です。髙田先生は、ほとんどの歯科医師が、わざわざ出血するやり方をしていると言います。
たとえば、剥離するとき。
慎重な歯科医師ほど丁寧に粘膜を剥離しますが、これはNG。出血させたくないのなら、「骨を削ぎとってやろう!」という意識で、骨膜から剥離することが重要です。
考えてみてください。粘膜を切開すれば血は出ますが、骨からは出ませんよね。つまり、骨を削るイメージで剥離すると、出血しないのは当然です。
ポイントは、「出血させない剥がし方を知っているかどうか」だけ。しかし、それだけで格段に手術がやりやすくなる大事なポイントです。
術中の出血がなければ、当然、術後も出血はありません。結果的に腫れも痛みもなく、患者満足度の高い治療ができるようになります。
今回の動画セミナーには、外科におけるインシデントとアクシデントも収録しています。
治療の成功事例や、症例解説が収録されている教材は多いですが、インシデントやアクシデントが収録されていることは少ないですよね。
今回、あえて収録したのは、よくある外科の事故を先生に疑似体験してもらうことで、「本番でのアクシデントを未然に防いでほしい」という、髙田先生の思いからです。
年間2,000症例以上の手術をおこなう髙田先生が、「これは、ちょっと気を抜くと起こりやすい」というアクシデントと、その防止策を教えてくれましたので、ぜひ、知っておいてください。
今回、髙田先生に教えていただいた外科テクニックを少しだけご紹介すると…
局所麻酔のチクッという痛みを嫌う患者さんはたくさんいます。髙田先生の刺入法なら、ほとんど痛みを感じさせずに局所麻酔ができます。これは、痛覚と触覚、圧覚の特性を利用したテクニックです。
たとえば、メス(円刃刀)は、皮膚を切るときと骨がある口腔内を切るのでは、使い方が異なるのをご存じですか? ちょっとしたコツを知るだけでも、手術は劇的にやりやすくなります。
抜歯をスムーズにおこなうには、まず、鉗子の使い方が重要です。意外に思うかもしれませんが、これは、ご存じない歯科医師が多いポイントです。他にも、前歯部埋伏過剰歯の抜歯、唇側のフラップを形成後の抜歯など、さまざまなテクニックをご紹介します。
術後の疼痛、腫脹を軽減するために冷やすことがありますが、これは逆効果。実は、冷やさない方が良いんです。他にも、先生が驚くような意外性のある工夫がたくさんあります。
髙田先生は、上顎のサイナスリフトをおこないながらインプラントを10本入れる手術を、わずか1時間半ほどで終わらせます。「どうやったら、そんなに早くできるの?」と思われたのなら、このテクニックは見逃せません。
これらは、今回先生が学べる外科テクニックのほんの一部です。他にも、髙田先生から教科書には載っていない外科テクニックをたくさん学べる今回のプログラム。
その一部をご紹介すると…
髙田先生は、大学で受け入れてもらえない症例や、複数の施設に断られた症例などの手術のため、全国を飛びまわっています。
すべての手術は訪問先でおこなうため、使用する器具もユニットも、さらには介補する衛生士も、手術のたびにまったく異なると言います。
そんな髙田先生が、ある地方のクリニックで手術をおこなったときのこと。完璧とも言える衛生士の介補にとても驚いた経験があるそうです。
なんと、そのクリニックの衛生士は、髙田先生の術式を事前に熟知しており、使用する器具はもちろん、次に何をするのかまで、完全に把握していました。
その上、髙田先生が口腔内から目を離したときは、衛生士は口腔内から目を離さないなどのこまかい対応もバッチリだったと言います。
あまりに完璧な介補に感動した髙田先生は、そのクリニックの院長と衛生士にお願いし、手術をサポートしている映像を撮影させてもらいました。
今回は、その衛生士のアシスタントワークを収録した特典映像を、ご購入特典としてプレゼントいたします。
ぜひ、数分の短い映像ですが先生のクリニックの衛生士にみせてください。きっと、「こうすれば、先生は手術がやりやすいんだ!」と、大きな刺激を受けるはずです。
もちろん今回も、動画セミナーで使用したレジュメはプレゼントします。
収録された髙田先生の講義がまとめられた、セミナーレジュメをお渡しいたします。映像をじっくり視聴するお時間がなければ、まず、この冊子から先に目をとおしてください。そして、気になる個所の映像から視聴していただければ、効率のよい学習が可能です。もちろん、復習用のテキストとしてもご活用いただけます。
髙田教授はラグビー部の先輩で、学生当時も我々後輩にとても分かりやすく丁寧に指導してくださる頼りになる先輩でした。現在も臨床のアドバイスやヒントをいただいております。今回、開業医のための小外科テクニック~失敗しない切開・剥離・縫合~という映像教材はベーシックからアドバンスまで、さまざまな小外科の症例を、動画を見ながらポイントをわかりやすく解説してくれています。我々開業医が一番欲しい教科書に載ってない『裏ワザ・秘策・とっておきのコツ』が満載なところがこの映像教材のチャームポイントですね! また、さまざまな失敗例やインシデント・アクシデント事例を見て聞いて知ることで、安全を獲得し危険を回避するためのアンテナを立てることもできます。解剖をもう一度おさらいして危険な場所に踏み込まず、患者さんに安心・安全な医療を提供するためにも、多くの先生にオススメしたい映像教材です。
一臨床医として強くお薦めします。かつて習ったはずの基本的な手技を思いだすことができるのは勿論のこと、そこに加えるワンポイントがとてもためになります。また、今までの自分の手技が逆にやり過ぎであったことに気付かされる場面すらありました。一般の開業医が知りたい内容が多く、外科のプロの勘所が手に取るようにわかります。外科処置でアプローチすると危険な部位等、外からは見えない内部の血管、神経などの解剖学的な位置関係にも理解が深まります。また実際に起きた、処置時のさまざまなアクシデントなど、実例を元にその予防策や対処法も紹介されており、実際の手術の動画も豊富なので、知識を鮮明に焼き付けてくれます。臨床医には必見の映像教材と言えるでしょう。
ひとつのボールを前に前へとチーム力で前進して勝利へと導くスポーツラグビー。全国29歯科大学学生参加の大会ラグビーで優勝した立役者メンバーの一人が髙田先生です。現在は奥羽大学歯学部教授(口腔外科専門医・口腔外科指導医)という立場で病棟・臨床・学生教育指導でご活躍されています。教育者としても学生の個人的立場を尊重しながら優しさと厳しさのパワーバランスの両面で臨床医指導と学生教育指導に情熱を捧げ従事されています。今回、長年の口腔外科領域専門家として臨床医に分かりやすい『外科テクニック』映像教材を制作されました。難症例を扱える口腔外科指導医の立場として長年の経験を活かした動画から日々の臨床に役立つ内容になっています。ぜひ、この機会に臨床のヒントが凝縮された映像教材を活用しご自身の臨床医としての成長につなげてみてはいかがでしょうか。
日々の臨床において、観血処置をしない日は珍しいと思います。中でも多数歯欠損のインプラント埋入時には、私自身が苦手意識を持っており縁あって髙田教授にお願いするようになりました。その度毎に口腔外科関連のさまざまな教えを請ううちに、少数歯のインプラント埋入にしても難抜歯にしても私自身が臨機応変に対応できるようになりました。この映像教材は教授が培ってきた豊富な臨床経験をベースに映像化されたもので、口腔外科臨床に役立つ小技や注意点を詳述したものです。基礎から応用まで実践的なアドバイスが満載ですので、臨床現場で役立つことはもちろん、安全な施術にも繋がると思います。最後のオペ風景は、教授が当院に出向いて施術してくださった際の当院スタッフの動きを映したものです。数々のヒントをスタッフにも指導して下さることで、口腔外科経験のない衛生士さんや歯科助手さんたちも瞬く間に的確に動けるようになりました。この映像教材は、口腔外科医を目指す若手医師や、さらに技術を磨きたいGPにとって非常に有益な教材であることは間違いありません。ぜひ、多くの方に活用していただきたいと思います。
この教材は、口腔外科の臨床経験30年以上の髙田教授の知識・技術の結晶が入っている教材です。まず、簡単なところから言えば、切開と縫合です。切開と縫合は、大学の学生実習で習ったのみという先生方も多いと思います。そのため、比較的口腔外科経験の少ない先生方に役立つところです。後半のセッションのサイナスリフトや比較的開業医には難易度の高い口腔外科処置の解説は、多少は外科には自信があるという先生方にも役立つ知識が網羅されています。また、大学病院の口腔外科教授だからお話できるインシデント・アクシデントのお話が貴重で大変勉強になります。さらにこの教材のすばらしいところは、動画や静止画など実際の口腔外科処置の内容が豊富なところです。明日からの口腔外科臨床のレベルアップに役立つ教材です。口腔外科の経験が少ない先生から経験がある先生まで役立ちます。ぜひ、興味がある先生は、この教材を勉強してみてください。お勧めです。
本映像では、4セクションの構成で成り立っている。一般開業医が頻繁に遭遇するであろう小外科テクニックから、普段の臨床で行うことはそうないけれど、知っておいて為になる外科の知識・テクニックまでが提示されている。髙田先生は、大学の口腔外科教授として病院で日々の臨床を行いながら、全国の大学病院・歯科医院からも依頼が絶えないひっぱりだこのフライングドクターでもある。その人気の秘訣は、「早い・腫れない・出血しない・痛まない」外科テクニックに尽きるのではないかと思う。今回、そんな秘訣の全貌が明らかになった映像が公開される。安全で安心できる医療提供に繋がるため、知っていて得かつ、きっと損はない内容である。ぜひとも、おすすめしたい1本です。
これは面白い! この内容が頭の片隅にでも有れば日常臨床のヒントや緊急時にとても役立つ!! 開業医必見の映像教材!私はペリオ・インプラント治療(20年経過症例多数)開業して35年(神奈川県)となります。4セクションの中でも個人的に特に驚きと感動したパートをご紹介いたします。Ⅰ.本映像教材は我々が臨床で行っているテクニックをエビデンスに基づいて解説しています。(浸潤麻酔の刺入、方向、口腔外科領域における切開線の設定、縫合など)針、縫合糸の選択の動画にて強弯針の刺入が角度をつけて刺入している。細かく見るととても参考になります。Ⅱ.抜歯鉗子の使い方(鉗子はヘーベル2本で作られていて、鉗子を掴むと抜歯歯牙が飛ぶ・・・なるほど)Ⅲ.小さくウィンドウを開けるサイナスリフトやウィンドウ骨片の処置法、C.G.F伴う各種症例、切歯管の処置、副鼻腔とは違う鼻腔のリスク・・・。とりわけ生死さまよった上顎結節の止血困難症例は驚愕!(必見)Ⅳ.有ってはならない誤抜歯ではレントゲン像と口腔内では勘違いを起こすので十分注意が必要と再確認する。何気なく使用のエアーシリンジでの皮下気腫も然り。インプラントレスキューの際に意外に役立つテクニックなど。挙げると切りがなくどんどん引き込まれる髙田教授ワールドです。4セクションを興味深く何度も見返す私自身を含めスタッフとの勉強会に最適な映像教材と考えます。本編映像教材の御発刊を心よりお祝いとお礼を申し上げます。と同時に、これからも歯科界後進の指導への御尽力を切にお願い致したいと存じます。
この度、奥羽大学口腔外科主任教授 髙田訓 先生が歯科医師向けの映像教材を制作されたということで、拝聴させていただきましたので推薦します。先生には日ごろから難症例の患者さんへのご助言等の症例相談で、いつも御指導いただいています。自らも臨床の知識・技術の研鑽が必要であることは分かっているのですが基本的な講習や、セミナーにはいまさら若い先生たちの目が気になり、必要のないプライドもあり恥ずかしいため、なかなか参加できないでいます。この教材は私の様な先生には勿論ですが、若い先生から口腔外科に精通した先生まで参考になる充実した教材になっていると思います。いまさら聞くことができない基本的な事例から通常行っていることの一歩先の話、また知らないでいると事故になってしまう可能性がある重要症例、さらにはこの教材を一見しているだけで、あらゆる症例に活用できる応用テクニックなど、実際の症例を観ながら映像で解りやすく説明されています。ぜひ、購入していただき明日からの臨床に役立てていただければと思います。
我々開業医の日常の臨床において出会うさまざまの案件に対して、思わずなるほどと思わせる内容が満載の映像教材です。セクション1では局所麻酔についてのコツや切開縫合といった処置に対して解説しています。これがいわゆる口腔外科の教科書には書いてあるものではなく、経験を積んで会得していくといったものでありますが、髙田先生は見事にツボをおさえた解説をしています。セクション2の抜歯については鉗子の正しい使い方などをインシデント事例を含めて動画等で解説しており、セクション3については上顎洞についての解剖・手技・注意点について解説があります。セクション4には事故を起こさないためにということで貴重な症例を元に解説されておりますが、事故は自分で経験しなくてもこの映像教材を観ておくだけである程度防ぐことができると言えます。また、インプラント治療の第一人者であり名手でもある髙田先生のサイナスリフトを始め、インプラント治療に伴う数々のコツはインプラント治療をなさっている先生方には必見です。この映像教材を小外科手術やインプラントを行う開業医の先生だけではなく若手口腔外科の先生にも推薦します。
外科処置は正確さとスピードが必須で、手技の良し悪しは治療結果へ直結します。専門性の高いインプラント治療、骨造成法、抜歯などにおいて切開線、剥離、縫合糸、縫合法、使用器具の選択など多岐にわたり長く指導の立場おられた髙田教授ならではの経験が活かされた操作の基本と手技のヒント満載のとても分かりやすい映像教材だと思います。Section4ではインシデントアクシデントの貴重な症例が多く提示されその解説が理解しやすく多くの開業医にとても参考になると感じました。経験の浅い先生は勿論、熟練された先生も本映像教材を視聴することで正確な知識と技術の習得ができ臨床の幅が広がり多くの患者を笑顔にすることができるでしょう。
皆さんが毎日のように行っている浸潤麻酔や外科的処置の縫合など、今まで当たり前に行ってきた術式が髙田先生の教材を見ることによって、さらにステップアップすることができると思います。ちょっとした工夫で楽に痛くなくできるということは、日常臨床の中ではとても大事なことです。今回この映像教材を見させていただき、何も考えずに使っていた縫合針、縫合糸、抜歯鉗子などその特徴を詳しく解説されていて、手技に合ったものがいかに大事か改めて教えられました。また、外科治療にレーザーを利用しメスでの切開と比較するなどとても分かりやすい内容になっています。私自身歯科医師として30年以上のキャリアを持っておりますが、大変参考になりました。もちろん卒直後の若い先生からベテランまでスキルアップ間違いなしの内容だと思います。より良い治療を患者さんのためにできるすばらしい映像教材を推薦させたいただきます。ぜひご覧ください。
開業医にとって埋伏歯の抜歯や小手術は敷居の高い処置です。あらためて外科処置の重要性を感じますが、勉強しようとしたときに外科手技の研修会や書籍が少ないことに気付きます。今回、この映像教材に出会い、モヤモヤしていたことがスッキリしました。髙田先生の落ち着いた口調、根拠と経験の両方に基づいた貴重な小手術の話を堪能できました。外科処置の基本手技から抜歯・嚢胞摘出術・歯根端切除術・インプラント関連手術などの動画まで盛りだくさんで、イメージしやすいものでした。さらに、偶発症や失敗症例が多数提示されており、失敗から学ぶという姿勢はまさに目から鱗でした。今後は院内スタッフとも知識を共有し、自信をもって外科処置に臨もうと思います。
外科小手術は開業医にとって、その手技の習得とレベルアップを願いつつも、困難なものと思われます。治療計画を立案し、施術前に成書を紐解き、シェーマを眺めて予習(復習?)し、いざ施術すると、「もっと安心安全に、正確に素早く行えなかったのか」との向上心(反省?)を持ちます。私なりにその困難さを理由づけると、「出血」による術野確保の困難さ、主に軟組織が対象であることからの力加減の強弱、適切な止血を期待するとともに予後の審美・機能を担保し得る切開線のデザインと縫合など多岐にわたります。この映像教材において髙田先生は、それらの困難さを解消してくれる「ちょっとしたコツ」を惜しみなくアドバイスしてくれます。大胆かつ丁寧な、手術中の手技を解説して下さる先生の言葉は言い得て妙であり、あたかも親しい先輩の上手な手術を見学しながらコツを伝授されているように腑に落ちました。また、医療安全の観点からのリスク管理のアドバイス。インシデントやアクシデントの実例も示して下さり、まずは本映像教材を皆様に観ていただくことを願います。百聞は一見に如かず。
これまで、口腔外科の知識は大学の講義以来ブラッシュアップすることがなく、開業してから目にする口腔外科セミナーも、役立つと思ったものはありませんでした。ところが、この髙田教授の映像教材は、開業医の臨床に明日から役立つものばかりでした。浸麻について、メスについて、切開について、抜歯について、抜糸について、なぜそうやるのか、どうするといい結果になるのか、などなど、とても分かりやすく解説してくれています。また、フラップ形成や埋伏歯抜歯の注意点、上顎洞へのアプローチ、術後の不快症状をなくす方法なども、惜しみなく解説してくれています。さらに、開業医では見ることができない貴重な動画も多数収録されています。これらは、歯周病学会認定医の私にとっても、なるほど! と唸るばかりで、日常臨床ですぐに役立つと感じました。この映像教材をご覧いただければ、外科処置のあと「先生痛くなかったです、思ったより腫れなかったです、ありがとうございました」と言って貰えるようになるに違いありません。若い先生や勤務したての先生など、できるだけ多くの先生にこの映像教材をご覧いただきたいです。
私たち一開業医にとって大きな外科手術は別として、局所麻酔に始まって抜歯と切開、縫合は普段から頻繁に行われている診療行為です。また口腔インプラントも一般的になってまいりましたが、それらの基本(基礎)からアドバンステクニックまで、教科書には載ってない、また普段からなんとなくやっているが本当にこれでいいのか? 今さら人に聞けないし、といった疑問も解消される玉手箱です! 髙田教授の診療テクニックを間近で一番見させていただいている自分といたしましてもぜひ、皆さんに知っていただきたい内容盛りだくさんですので最後まで楽しんでください!!
日常の臨床で常に直面する外科処置。この映像教材では局所麻酔、切開、縫合、抜歯術、フラップ形成そして上顎の解剖学的な神経、血管の位置関係、下顎の解剖学的構造など実際の映像を使っての解説、臨床で実際にあったインシデント、アクシデントまたインプラント治療におけるテクニックや注意事項など教科書に書いてあるようなことや書いてないようなこと、裏技的なテクニックまで明日からの臨床に直結するようなことが丁寧に解説してあります。クリニックのDr.やスタッフそしてなによりも患者様が短時間でストレスなく予後も良く治療を終えることを望み、この映像教材を推薦させていただきます。
私は数年間、大学口腔外科に在籍してどっぷりと外科治療を学びました。小手術くらいならと、多少腕に自信をつけたつもりでいても外科治療は奥が深く、危険やイレギュラーもいっぱいです。診療時間に追われ、自己流になり、歯は早く抜けるけれど雑になっているというのは他の開業医の先生方にも当てはまることではないでしょうか。そんなとき、治療のアドバイスを誰かに聞いたり、見に行ったりと簡単にできることではありません。この映像教材は見落としている基本手技から応用、外科的トラブルの予測までわかりやすく大事な要所が詰まっています。ただスピーディに抜歯する、インプラントを埋入するだけなら誰でもできますが、傷の侵襲を小さく、腫れないように工夫された手技の数々は、一般開業医の私たちにとてもありがたい参考書になっていると思います。知恵と工夫に長けた髙田先生の技術をご覧ください。
口腔外科に関する数多くの症例をこれほど詳しく解説した動画がこれまであったでしょうか。毎日の診療でよく出会うケースについて、多数の動画で処置のコツ、テクニックを示して教授がゆっくり、わかりやすく説明されています。例えば痛みを少なくする局所麻酔法、切開・剥離・縫合の外科基本手技、CO2レーザー使用を含めた粘膜疾患への応用、抗菌薬の使用指針など開業医の臨床に欠かせない内容ばかりです。上顎洞へのアプローチのsectionではサイナスリフト・スプリットクレストの手術動画が見ることができ、術式のポイントや注意点の解説はインプラント治療に活かすことができます。また、有用な器具や材料も多数示されています。私は縫合処置が苦手だったのですが、本内容で紹介されている一式同じものを購入して、手技も動画そのままをマネて行うことでかなり克服することができました。映像教材の良い点は、一時停止して視聴できることや繰り返し戻って確認することができることだと思います。わかりやすい図解や写真、手術動画が満載でまさに目から鱗の教材です。先生方の明日からの臨床に大いに役立つのは間違いありません。
日々の臨床の小外科において「抜歯で苦労した」や「思わぬアクシデント」に遭遇するケースは経験を積まれた先生であればあるほど苦い思い出はありませんか? また、処置を受ける患者側も例え小外科とはいえど、手術を受けるという恐怖心や痛みに対する不安は少なからず持たれているかと思います。もし外科に対する悩みや疑問が解決し、患者さんへの不安や痛みを軽減できる。そんな外科のテクニックがあれば知りたいと思いませんか? 思わぬアクシデントや痛みは解剖学的な知識や的確なテクニックを知っていれば軽減できます。この映像教材では教科書やセミナーでは教えてくれないが、日常臨床において知っていれば必ず役に立つ知識を、科学的な根拠と髙田先生の豊富な経験を基にわかりやすく解説してくれます。まさに目からウロコで感動的なテクニック満載、映像教材を見た次の日? いえいえ、その瞬間から小外科が変わります! ぜひオススメします。
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臨床歴が長くなると、どうしてもひとつのやり方に固執しがちです。
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