1. 時短メンテにおける歯科衛生士の役割

時短メンテが患者さんにもたらすメリット

セクション１では、「時短メンテにおける歯科衛生士の役割」をテーマに講義をおこないます。まずは、時短メンテのメリットから考えます。さまざまなメリットがありますが、患者さんにとって見逃せないメリットは何でしょうか？

時短メンテが歯科医院にもたらすメリット

次は、歯科医院のメリットを考えてみます。たとえば、医院の収入が増加し、スタッフに収益を還元できることは大きなメリットのひとつです。他にも、時短メンテは歯科医院にさまざまなメリットをもたらします。

時短メンテが歯科衛生士にもたらすメリット

患者さん、歯科医院のメリットを考えてきましたが、時短メンテは歯科衛生士に、どんなメリットをもたらすでしょうか？ 土屋先生の解説から、今まで考えもしなかったメリットに気づけるはずです。

時短メンテにおける歯科衛生士の役割とは？

時短だからといって、メインテナンスが雑になったり、プラークコントロールだけになったのでは意味がありませんよね。時短であっても精度の高いメインテナンスをおこなうには、どうすればいいのでしょうか？

ハイジーンワークに必要な機器・器材

クオリティの高い時短メインテナンスをおこなうには、どんな機器・器材が必要なのでしょうか？ 自分にあった器材の選び方はもちろん、土屋先生が推奨する器材も詳しく解説します。

患者満足度を向上させる「声掛け」とは？

患者満足度を向上させるには、クオリティの高い時短メンテをおこなうだけでは不十分です。患者さん一人ひとりに合わせた声掛けも欠かせません。では、どんな声掛けが、患者満足度を高めるのでしょうか？

包括的なメインテナンスとは、何か？

「包括的な歯科治療」という言葉をよく耳にしますが、メインテナンスにおいても包括的であることが重要であると、土屋先生はおっしゃいます。では、「包括的なメインテナンス」とは、どんなメインテナンスなのでしょうか？

2. 歯科衛生士業務を効率的におこなうための知見

タイムパフォーマンスを考えるポイント

セクション２は、「歯科衛生士業務を効率的に時短でおこなうための知見」をテーマに講義をおこないます。まずは、タイムパフォーマンスを意識することの重要性から詳しく考えていきます。

時短メンテをおこなうための準備

歯科衛生士業務を効率的におこなうには、施術前の準備が重要です。患者さんの状況の把握はもちろん、施術に必要な器具の配置も効率化の大切なポイントです。他にも、押さえておきたいポイントがあります。

土屋先生による施術前の準備の実演

施術前の準備のポイントを理解したあとは、土屋先生の実演映像をみながら業務を効率的におこなう準備を詳しく学んでいきます。視聴後、すぐにマネできるポイントもたくさんあるはずです。

効果的な排唾管の使い方とは？

排唾管を効果的に使用し、患者さんのうがいの回数を減らすことも、歯科衛生士業務を効率化する大切なポイントのひとつです。では、具体的にどうすれば効果的に使えるのか？そのポイントを解説します。

排唾管の使用方法の実演

排唾管の効果的な使い方を理解したあとは、土屋先生による実演映像をみながら実践的なテクニックの習得を目指します。排唾管の使い方はもちろん、患者さんへの声掛けにも着目してください。

施術時の姿勢とポジションの効率化

口腔内が見えにくいからと、何度もポジションを変えていると結構な時間を奪われてしまいます。では、どのような姿勢・ポジションで施術をすれば、すばらしいタイムパフォーマンスを得られるでしょうか？

土屋先生による施術中の姿勢の実演

施術中の姿勢は、言葉で理解するよりも実際に目で見て理解するのが一番です。土屋先生に効率的な姿勢を実演していただきましたので、ふだんのご自身の姿勢と比べながらご視聴ください。

ミラーリングのポイントと注意点

ミラーの使い方も少し工夫するだけで、ものすごい時短になるんです。では、具体的にどうやってミラーを使えばいいのでしょうか？ 時短メンテに欠かせないミラーリングのテクニックを解説します。

ミラーリングテクニックの実演

効率的なミラーリングテクニックも、土屋先生に実演していただきました。ひとつ前に学んだ姿勢のポイントと合わせてご覧ください。ライトの当て方も、時短メンテの大切なポイントです。

ライティングのポイントと注意点

施術に時間のかかってしまう歯科衛生士をみていると、たびたびライトを動かしているケースが目立ちます。実は、ライトはあまり動かさなくても、クオリティの高い施術ができるんです。

土屋先生によるライティングの実演

「ライトはあまり動かさなくてもいい」と言われても、具体的にどれくらい動かすのかイメージしにくいかもしれません。ライティングも土屋先生に実演していただきましたので、ライトに着目してご覧ください。

施術を効率化する器材の配置とは？

施術に使用する器具は、手を伸ばせばすべて届く範囲に配置することが重要です。施術を効率化する器具の配置も、土屋先生に実演していただきましたので、ぜひ、参考にしてください。

フルマウスの効率的な施術順序とは？

フルマウスの施術をおこなう場合、必ずしも決まった箇所から施術する必要はありません。重要視する箇所や、自分の苦手な箇所からはじめるのも、フルマウスの施術を効率化するポイントです。

3. 30分枠メンテの実際

時短メンテの具体的な流れとは？

セクション3は、「30分枠メンテの実際」をテーマに講義をおこないます。まずは、30分枠で効率良くクオリティの高いメインテナンスをするには、どのような流れで進めれば良いかから学んでいきます。

「６つのルーティン」の効率化

①観察・視診・問診、②エアーポリッシング、③超音波スケーリング、④ハンドスケーリング、⑤ソニックブラシ、⑥フロス・歯間ブラシの「６つのルーティン」を効率化する秘訣を解説します。

超音波スケーリングのチップの選択

土屋先生が使用する超音波スケーラーを例に、チップの選択のポイントをご説明します。チップの種類がほとんどない歯科医院もありますが、豊富な選択肢を用意することは効率化に直結します。

チップのどこを使うのが効果的なのか？

超音波スケーリングのチップは、「どこを使うのか？」で施術のクオリティも効率も大きく変わります。チップの当て方・ストロークの習得も、時短メンテには欠かせない重要なテクニックです。

歯科衛生士２年目のメインテナンス実演

モチベーションあふれる歯科衛生士２年目の方の実演をご覧いただきます。とても丁寧にメインテナンスをおこなっていますが、施術のどこに時間がかかっているのか、改善点を考えながらご視聴ください。

土屋先生によるフィードバック

ひと通りの施術をご覧いただいたあと、歯科衛生士２年目の方にご自身の施術を振り返っていただきました。土屋先生のフィードバックは、まるでご自身がアドバイスを受けているようにスーッと入っているでしょう。

土屋先生によるメインテナンス実演

歯科衛生士２年目の実演のあとは、土屋先生によるメインテナンスの実演をご覧いただきます。まだ経験の浅い歯科衛生士との比較により、時短メンテのポイントが一層わかりやすくなるはずです。

効率の良い片付けのポイント

ひと通りの施術を終えて、片付ける作業まで効率化することが、時短メンテの実践には欠かせません。効率の良い片付けも、土屋先生に実演していただきましたので、ぜひ参考にしてください。

4. 包括的メンテのために必要な知識

どこを診て、何を問い、何をするのか？

セクション4は、「包括的なメインテナンスのために必要な知識」をテーマに講義をおこないます。あらゆる視点が求められるため、本当に多くの知識が必要になりますが、できるだけシンプルに解説します。

なぜ、患者さんの観察が重要なのか？

たとえば、患者さんの待合室での様子、立ち上がり方や歩き方、顔色や表情などを観察するだけでも多くの情報が得られます。どのような視点が重要になるのか、わかりやすくご説明します。

目的を持った質問とは？

近況報告を問診するときは、「目的をもった質問」が重要であると土屋先生はおっしゃいます。では、具体的にどんな質問をすればいいのでしょうか？ 例を挙げて解説しますので、ぜひ参考にしてください。

患者さんの全身状態を把握する方法

目的をもった質問の仕方を理解できれば、ちょっと質問を工夫するだけで、患者さんの全身状態を把握する情報が得られます。こちらも具体例を挙げますので、明日からの問診に取り入れてください。

どうやって、健康の維持を確認するのか？

包括的なメインテナンスでは、患者さんが治療により獲得した健康状態を維持できているかの確認も重要になります。では、どうやって健康維持の状態を確認すればいいのでしょうか？