今から約20年前。

一人の歯科医師が頭を抱え込んでしまいました。

彼の医院には、年配の患者さんが多く、
保険の義歯を希望される患者さんもたくさんいらっしゃいました。

しかし、大学で教えてもらったとおりに義歯を作成しても…

「入れ歯が歯肉に当たって、痛くて咬めない」
「ゆるくてガタガタして安定しない」
「咬むたびに浮き上がったり外れたりするんです」
「食べたものが入れ歯の中に入ってしまう」
「何回調整しても入れ歯が合わない」
「何個作っても入れ歯がしっくりこない」

など、何度調整しても、何個作りなおしても、患者さんからご満足いただけません。

「保険だし、もうこの辺でご納得を…」という言葉を、何度言いかけたことでしょう。

しかし、彼の歯科医師としてのプライドと、使命感がそれを許しませんでした。

入れ歯の不具合で、全身の不調を患うこともあります。

採算の合わない保険の入れ歯だからといって、患者さんを見捨てるわけにはいきません。

本当に、苦難の連続でした。

まるで、暗闇の中を走っているような不安感、手探りの状態が長く続きました。

しかし、彼は諦めることなく、普通の歯科医院であれば異常と思えるほど、
義歯関連の研修会に、何度も参加し、研鑽を積み重ねてきました。

そして、3,000人を超える義歯臨床を経て、彼は、遂に手にします。

彼は、外れない、痛くない、よく噛める義歯の作製方法を手に入れたのです…

彼の名は、脇田雅人先生。

現在、脇田先生の医院は、義歯に悩む患者さんからの予約が絶えません。

その理由は、数多くの義歯難民を救ってきたことが、クチコミで広がっているからです。

脇田先生が作った義歯によって、寝たきりだった患者さんが起き上がり、
カラオケを楽しむほど元気になってしまった事例は、
信じがたいですが紛れもない事実です。

いったい、脇田先生は、どのような技術で、義歯を作製・調整しているのでしょうか？

その秘密を、今から解き明かして行きましょう。

「保険での義歯作製は、正直ツライ」
「時間も手間もかかるのに、患者さんは文句ばかり…」
「経営を考えると、割に合わない」

これまでお会いした先生の多くが、義歯について、このようなご意見をお持ちでした。

これは仕方のないことです。

卒業してから、多くの先生が悩むことですが、
特に義歯臨床は、大学で教えてもらったことだけでは通用しません。

つまり、患者さんが満足する義歯を作ろうとすれば、インプラントのように、
自ら講習会に参加し、書籍を読み漁って技術を学ぶ必要があります。

しかし、義歯は保険でお申込みされる患者さんがほとんどです。

他の治療に比べ、手間も時間もかかりますが、利益率は決して高くありません。

特に、今の時代、自費診療のインプラントが主流ですから、
わざわざ義歯の習得に投資することは、歯科不況を考えても、賢くない選択に思えます。

とはいっても、高齢化社会が広がる中、義歯臨床のニーズは益々高まる一方。

このような中、多くの歯科医師が実際の臨床で、
痛くなく、よく噛めて、外れない義歯を作ることの難しさに悩みます。

何度も義歯を調整してみては、患者さんから先の見えない要望を受け続け、
やればやるほど、ストレスが溜まってしまう…。

先生も、義歯臨床でつらい経験をしたことはありませんか？

国内の入れ歯患者は、2009年の時点で2800万人を超えています。

近い将来、その数は更に膨れ上がると言われていますが、
すでに、日本人口の約5人に1人が入れ歯を付けているのです。

そして、その多くが、
作ってもらった入れ歯に満足できていないだけではなく、
歯科医師に作ってもらった義歯によって苦痛を得る日々を送っているのです。

先生がこの文章を読んでいる今も、

「保険だし、仕方ないか」

という患者、歯科医師の両者が妥協して作り上げた入れ歯によって、
良くかめない苦しみと、そこから来る苦痛に打ちひしがれているのです。

彼らを救えるのは、義歯臨床において高い技術を持った歯科医師だけです。

しかし、義歯臨床に長けた歯科医師は多くありません…

義歯臨床が必要なのは高齢者に多いものです。

現在の国内における高齢者の生活状況を考えると、
多くの患者さんが自費診療のお金を支払えるほど経済的に豊かではありません。

また、入れ歯の噛みあわせの不備が原因で、様々な不定愁訴を引き起こし、
日常生活に支障をきたす患者さんも存在します。

ご存じの通りかみ合わせは、人体にたくさんの影響を及ぼします。

免疫も体力も劣っている高齢者にとって、これは軽視できない問題です。

だからこそ、保険適用範囲内での義歯作成は、
高齢者の患者さんにとって、ますます求められる技術なのです。

歯科医師にとって、保険適用範囲内であっても、
納得の行く義歯を提供することが急務です。

当社は、これまで数多くの歯科医師とお会いさせていただきました。

実に様々な先生がいらっしゃいましたが、みな様が口をそろえて言うことがあります。

それは「患者さんに喜ばれることが、もっともやりがいを感じる瞬間だ」と…。

恐らくこの文章を、真剣にお読みの先生も、同じ想いのはずです。

多くの歯科医師が、こんな業界的不況にもかかわらず、お金だけのことではなく、
医療人としての使命や誇り、やりがいを何よりも大切にされています。

だから、私たちの歯は元気でいられるのです。

しかし「大学教育」や「保険の仕組」また「業界的不況」が現実的な壁となって、
崇高な志を持った歯科医師でさえ、義歯に関しては前向きになれない状況があります。

そのような状況が、思ったような義歯を入れられない患者さんを増加させています。

当社は、この問題に真剣に取り組むことを決意し、
今回新たなプロジェクトを立ち上げました。

今回のプロジェクトで、先生が手に入れる技術とは？

それは、先ほどご紹介しました脇田先生が、3,000人の義歯作製から導きだした、外れない、痛くない、よく噛める義歯を作るための方法です。

脇田先生は、義歯に悩む患者さんを救うため、
数多くの義歯セミナーに参加し、その技術を研鑽されてきました。

その結果、脇田先生の医院は、数件の歯医者を転々として、それでも義歯が合わなかった患者さんを、何でも噛めるように回復させるなどの結果を、数多く残すことに成功されています。

そして、脇田先生の医院は、今では、ハイレベルな義歯を作成する医院と知られ、全国から、義歯難民に悩む患者さんが、たくさん来院されます。

また、脇田先生の義歯作製技術は今、多くの歯科医師に注目され「一般社団法人　歯科業務標準化機構」の講師として、義歯作製のテクニックを、数多くの歯科医師に指導されています。

※「歯科業務標準化機構」とは？ 北海道から沖縄までの全国の成功している歯科医院の院長を中心に構成される。それぞれの歯科医院の成功の秘訣を、ネットワーク参加歯科医院に公開し、個別歯科医院では解決できない課題をグループの組織力で解決するためのネットワーク。

脇田先生の磨きぬかれた義歯作製ノウハウは、意外なほどシンプルです。

「吸着の良い義歯」よりも「動かない義歯」を目指し、バイトを狂わせなければ、
保険でも充分な義歯が作れる、という考え方の上に成り立ちます。

また、そのテクニックは、
3,000人の臨床結果から導きだしたデータを元に開発されているので、
一般的に知られている知識や技術と異なる場合もあります。

例えば、義歯の調整において、多くの先生が、患者さんが痛がる部分を削りますが、
脇田先生は、削るだけではなく、粘膜調整材で足すことを重要視されます。

また、義歯をセットした後、多くの先生が咬合紙を元に状況を判断しますが、
脇田先生は、咬合紙で得た結果をそのまま信用することはありません。

なぜなら、咬合紙のチェックだけでは、上顎の回転に気付けないことを、
これまでの臨床経験で経験されているからです。

では、どのようにして、セットした義歯の状況を確認するのか？

脇田先生は、セットされた義歯を指先で「コンコン」と叩きます。

その結果、返ってくる音の質で、義歯の状況を正確に判断されます。

つまり、正しい状況の音と、そうでない音とには、明確な違いがあるということです。

このような、豊富な義歯作製経験から導きだされた、具体的な臨床手段があるからこそ、
脇田先生の義歯は精度が高いだけではなく、とてもスピーディーなのです。

実際、脇田先生の医院では、デンチャーのバイトは10分程度で終わります。

スピーディーに精巧な義歯ができることも、患者満足度が高い秘訣です。

他には、どのようなテクニックがあるかというと…

今回のテクニックを知ることで先生は、義歯の臨床をストレスなく進められます。

そして、これまでどこにいっても満足できなかった患者さんを、
先生の手で、入れ歯特有の苦痛から救ってあげられます。

先生も、患者さんが喜んで入れ歯で物を噛む姿を見て、
面倒だった義歯の臨床が、楽しくやりがいのある臨床に変わります。

そして、今以上に高いモチベーションで治療業務に励めます。

また、このような評判が口コミとなり、増患につながることは言うまでもありません。

事実、脇田先生の元には、患者さんや医師の紹介で新規患者が自然に集まります。

これほど、理想的な歯科医院経営はありませんよね？

もし、先生が今回のお話に共感していただけたなら幸いです。

複数のドクターが勤務する院であれば、
若手歯科医師に教える内容や、教え方にバラつきがでてしまいがちです。

このバラつきが、若手育成のスピードを減速させている原因の一つでもあります。

だからこそ、習得が難しい義歯作製について、一定の基準を設けることは、
若手をいち早く育成する上でとても重要な施策と言えるでしょう。

そして、その基準が、数多くの実績に基づいた、
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