先生は、デンタルＸ線画像の赤丸部分に病変があるのに気づきましたか？　また、まわりを観察すると、病変部位の横に歯根らしきものもみえます。

そして、症例の口腔内をみると、遠心舌側にろう孔がありました。この原因を調べるため、ろう孔からガッタパーチャを入れたのが、次の画像です。

ガッタパーチャは、下顎第一大臼歯に特徴的な「遠心舌側根」の根尖に向けて入っていきました。（赤丸部分）

CTを撮ってみると、近心根と遠心頬側根は根管充填され良好な経過でしたが、遠心舌側根は未処置であり、病変がありました（青丸部分）。

この症例の診断は、根尖性歯周炎。

近心根は2根管、2根尖孔。遠心根は1根管、1根尖孔、それから遠心舌側根がありました。

この症例の根管治療を成功へ導くポイントは、「遠心舌側根の病変を見逃さずに診断できるかどうか？」にかかっています。

先生は、ちゃんと見つけられましたか？

今回は、このような読影クイズにチャレンジしながら、本物の読影力と診断力を身につけられる教材を「無料」で先生にお渡しいたしますが…

※送料600円のみ頂戴いたします

根管治療は、多くのドクターを悩ませる処置の一つです。治療後の痛みや不快感による再治療、クレームなども少なくありません。

とは言え、根管治療はクリニックの評判にも直結する重要な治療です。当然ながら、手を抜くことは許されません。

だからこそ、採算が合わない治療と言われながらも、真剣なドクターほど根管治療を学び、少しでも成功率をアップさせようと努力しているのですが…

その重要なポイントは、患者さんの病状を正しく把握した上で、適切な治療計画を立てること。

しかし、Ｘ線画像の異常所見に気づけなかった結果、診断を間違えたり、曖昧なままとりあえず治療をおこなうケースも少なくないと聞きます。

このような見落としや誤診は、多くの場合、再治療の原因となります。だからこそ、根管治療の成功率を上げたいと思うなら、Ｘ線画像やCT画像の読影力、そして、診断力が重要になるのですが…

この理由の一つに、大学教育が挙げられます。

たとえば大学の授業では、「抜髄なら抜髄」と決めてから、そのための診査診断をくわしく学びますよね。しかし、日々の臨床では、このように「治療内容を決めてから、診断を決める」ことはありません。

こんな学び方をしてきたことで、診断を間違えたり、ご自身の診断に自信をもてないドクターがたくさんいらっしゃるのです。

そこで今回は、異常所見の見落としや誤診を減らしていただくため、根管治療における読影、診断スキルを飛躍的にアップできる教材を制作しました。

講師は、東京で歯内療法専門クリニック「吉岡デンタルオフィス」を開業されている、吉岡隆知先生です。

言うまでもなく、根管治療には高い技術力が求められます。そのため、根管治療を学ぶときは、「誰に技術を教わるのか？」が非常に重要なポイントとなります。

その点、臨床歴32年のベテランで、歯内療法専門医。さらに、日本歯科保存学会の専門医と指導医、日本歯内療法学会の専門医を務める吉岡先生は、最高の講師といえます。

東京にある吉岡先生の歯内療法専門クリニックは、紹介が中心です。そのため、看板すら出していませんが、他院では手に負えない難しい根管治療の患者さんが、毎日たくさん来院します。

日々、そのような困難な根管治療をおこなっている吉岡先生の技術は、まさに本物。今回、先生が学べるのは、根管治療のエキスパートが教える読影、診断スキルです。

本教材のテーマは、「下顎第一大臼歯の読影、診断力アップ」です。

「なぜ、下顎第一大臼歯に絞り込んだのか？」と思うかもしれませんが、それにはちゃんと理由があります。

結論からお伝えすると、下顎第一大臼歯は、治療する機会が多いにもかかわらず、正しく理解されていない部分がたくさんあるから。

たとえば、下顎第一大臼歯は、歯根形態や根管形態が複雑なことは、先生もご存じだと思います。では、他の歯と比べたとき、具体的にどう複雑なのか理解できていますか？

また、下顎第一大臼歯は、歯根吸収がよく見られることをご存じですか？歯根吸収は、CTで見つかることが多いのですが、これは、ほとんどのドクターに知られていません。

吉岡先生に読影、診断のポイントを学べる教材は、今回が2作目になります。前回もクイズ形式の教材を企画したのですが、

「講義だけを収録した教材よりもわかりやすい」
「画像をみながら、一緒に考えられるのがとても良い」
「専門医の思考を覗きながら学べるので面白い」
「退屈せずに、最後まで視聴できた」

など、たくさんの喜びの声をいただきました。

そこで今回も、デンタルX線画像やCT画像をみながら、先生ご自身で診査診断を進められる教材を制作しました。

収録されている16症例は、遭遇する機会の多い症例や、見逃しやすい症例など、日々の臨床に役立つものばかり。

もちろん、大事な所見や見逃しやすいポイントは、吉岡先生のわかりやすい解説付きです。楽しみながら読影クイズにチャレンジするだけで、本物の診断力が身につきます。

“先生は、異常所見を見落とさずに診断できますか？”

Q.近心根のまわりに大きな透過像がありますが…

“遠心根がややアンダー気味になっているのも気になります”

Q.骨欠損がある症例の診査診断

“CTを撮ると、骨欠損の印象がガラッと変わります”

Q.この症例も近心根のまわりに影がみえますが…

“診査診断を間違えやすいポイントがあります”

Q.近心根に病変がありますが、遠心舌側根は…？

“この症例は、CTで歯根吸収がみつかりました”

Q.この画像から、露髄しているような印象を受けますが…

“近心根の根管がみえにくい場合、先生ならどうしますか？”

Q.遠心舌側根だけでなく、根尖病変もみられますが…

“これらの画像から、さまざまな予測を立てていきます”

Q.有髄歯でクラウンを作っている症例

“CTを撮ると、X線ではわからない発見がありました”

Q.歯根のまわりに大きな骨欠損がありますが…

“遠心には、大きなカリエスもあります”

Q.遠心に窩洞、根尖に骨欠損がありますが…

“歯髄保存をしていることが、診断のヒントになります”

Q.歯根破折と勘違いしやすい症例

“鑑別方法と合わせ、くわしく症例を解説します”

収録された吉岡先生の講義がまとめられた、レジュメデータをお渡しいたします（PDFのみ）。映像をじっくり視聴するお時間がなければ、まず、このレジュメから先に目をとおしてください。そして、気になる個所の映像から視聴していただければ、効率のよい学習が可能です。もちろん、復習用のテキストとしてもご活用いただけます。

• 下顎第一大臼歯の治療のポイントがわかる
  下顎第一大臼歯は、歯根形態、根管形態が複雑な特徴があります。しかし、これを正しく理解している歯科医師は、そう多くはありません。本教材は、さまざまな症例パターンを収録していますので、下顎第一大臼歯の治療のポイントがわかりやすく学べます。
• 紹介するか、治療するかを正しく判断できる
  診断の結果、自分では治療できないと判断した場合は、無理に手をださないことも重要です。なぜなら、専門医に紹介する方が、患者さんとの信頼関係を築けるから。治療から戻ったあと、違う治療やメインテナンスで来院してくれる可能性も高くなります。
• 再根管治療の症例をぐんと減らせる
  下顎第一大臼歯は、その形態の複雑さから、再発しやすい特徴があります。本教材で読影、診断のコツを学べば、再根管治療の症例はぐんと減らせるはずです。
• もっと自信をもって診断できる
  本教材には、合計16の読影、診断クイズが収録されています。下顎第一大臼歯に絞り、これだけの症例パターンを経験すれば、もっと自信をもって診断できるようになります。
• 自分の読影力、診断力がどれくらいかわかる
  「自分の実力がどれくらいのか？」、きっと先生も知りたいですよね。本教材の目的は、「下顎第一大臼歯の診断が、いかに難しいか」を体験してもらうこと。簡単には診断できない症例もありますので、腕試しには最適です。
• もっと診療の引き出しを増やせる
  16症例の読影、診断のポイントが学べる本教材は、視聴するだけで診療の引き出しを増やせます。下顎第一大臼歯の引き出しが増えれば、ご自身の手で治療するのか。または、専門医に紹介するのかも適切に判断できます。

根管治療で国内トップクラスの実績をお持ちの吉岡先生を講師にお迎えし、約66分の動画セミナーを収録した本教材。

収録内容は、今回のために吉岡先生にご用意いただいた完全オリジナルです。

他では学べない貴重な内容を収録した教材を今回、9月30日迄のお申し込みに限り、定価9,980円のところを「無料」でご提供します。（送料600円のみ頂戴いたします）

根管治療のエキスパートが講師を務める歯科医師向けの教材が無料なんて、あり得ないと思うかもしれません。

たしかに、2018年にリリースした定価56,980円（税込）の吉岡先生の1作目の教材は、再発注をするほど多くの先生方にご購入いただきましたが…、

もしかすると、不思議に思われるかもかもしれません。でも、無料でご提供するのには、ちゃんと理由があります。

それは、歯科医師向けの教材を制作している私たちのことを知ってもらいたいから。

私たち（株式会社 医療情報研究所）は、これまでに300タイトルを超える歯科医師向けの教材を制作してきました。

そのテーマは、補綴や修復、義歯、インプラント、歯周病治療、セレック、MFT、DH教育など多岐にわたります。

本来なら、私たちのことを知ってもらうには、ネット広告を配信するのが一番簡単です。しかし、たくさんのドクターに知ってもらいたいと思うと広告費は多額になりますし、その費用は、広告会社のものになるだけ。

私たちの大切な顧客である先生には、直接のメリットがありません。

それなら広告費は削り、そのぶん低価格で教材を提供した方が、先生に喜んでもらえますし、私たちのことも知ってもらえるのではないかと考えました。

ですから、もし本教材に満足されたら、お知り合いのドクターにご紹介いただければ嬉しいです。

くり返しお伝えしているとおり、本教材は無料です。　※送料600円のみ頂戴いたします。

歯内療法専門医である吉岡先生から、読影、診断技術を学べるのですから、視聴して損をすることはありません。

「とりあえず、どんなものか？」
「読影、診断力の腕試しをしてみるか」
「下顎第一大臼歯のポイントを押さえたい」
「知識の引き出しを増やしておこう」

など、ちょっとでも興味を持たれましたら、ぜひ、ご視聴ください。

きっと、根管治療後の痛みや不快感によるクレーム、何度も再治療のために来院する患者さんを減らす役に立つはずです。

無料（リリースキャンペーン価格）での販売は、9月30日まで。10月1日以降は、定価の9,980円（税込10,978円）に戻ります。 初回在庫100セットがなくなる前にお申し込みください。

初回在庫は100セットです。限りがあるのでご注意ください。

無料（リリースキャンペーン価格）でのご提供は、9月30日までとなります。10月1日以降は、定価の9,980円（税込10,978円）に戻ります。

ご興味を持たれましたら、今すぐお申込みください。