信頼と売上を両立する治療とは?

車で10分ほどのところに住む義母。

月に1回、私たち夫婦に代わって子どもを保育園に迎えに行ってくれ、我が家で夕食を共にします。

半年ほど前のこと、食事中に「歯が痛い」と言い出しました。

正直、義母の口腔内の状況なんて気にも留めていなかったのですが「痛い」と言うからには、私の分かる範囲で何かアドバイスできるかもと思い、詳しく聞いてみました。

「左下の奥歯にブリッジをしているけど、数ヶ月も経たずして何回も取れるのよ。近所で評判の歯医者なのに…」

いや、もうそれアドバイス以前に歯医者さんを替わったほうが…

義母のブリッジが…

こうして私たち家族が通う歯科医院へ通うことになった義母。

今、どうなっていると思いますか? 相変わらず何度もブリッジを付け直しているのでしょうか? それとも咬合をしっかり調整して安定したブリッジになったのでしょうか?

答えはNo。

義母は今、左下2本にインプラントを打つために、徹底的に歯周病治療を行なっています。

中等度の歯周病だった義母の歯槽骨はかなり痩せており、支台歯の1本は救うことができない状態だったようです。

20年以上はあると思われる義母の余生を考えると、このままブリッジというわけにはいきません。体力的に骨造成や通院が可能な年齢であるならば、この治療計画は「患者のことをしっかり考えている」と言えると思います。

しかも、インプラント2本分の治療費、そのための歯周病治療通院、術後のメインテナンス通院と、医院にとって大きな収入になります。

以前の歯科医院を悪く言うわけではありませんが、「ブリッジが取れた」という患者の主訴に対処するだけでは、信頼も売上も得られません。

衛生士の意識を劇的に変える人物…

う蝕が減っていることは先生も実感されていることと思います。

10歳以下の小児の平均う蝕数は、1993年が4.2本だったのに対し、2016年は1.2本です。

国民レベルで予防意識が高まっている今、歯科医院としてのあり方も変わっていくべきではないでしょうか?

先の、患者の主訴に対処するだけの医院では、歯石取りすらしていなかったそうです。

今後、明らかに「治療」が減っていくことを考えると、「予防」への取り組みが重要であることは言うまでもありません。

そのためには、先生だけでなく衛生士、助手も含め、医院レベルで患者教育をしていくことが急務となるでしょう。

「いやいや、そんな暇はないし、彼女らもやる気がないかもしれない…」

もし、そう思われたならご安心ください。

実は今回、予防歯科学のマイスターとして知られるドクターとのコラボレーションが実現したからです。

195分に及ぶ映像教材ですが、小難しい話は一切ありません。何なら、私たち制作陣が何度も編集作業中であることを忘れ、見入ってしまうほど勉強になる内容ですし、カットに困るほど随所にジョークが散りばめられています。

おそらく先生もご存じのドクターだと思います。

「国民の歯周病を撲滅するには、衛生士の教育が必要!」と精力的に活動されています。だからこそ、衛生士が使命感を持って治療にあたってもらえるよう、わかりやすく、面白く講義していらっしゃいます。

詳しい内容は2日後12時にメールでご案内しますので、楽しみしておいてください。