





支台歯形成は、補綴治療の基本であり、もっとも重要なプロセスのひとつです。日々の臨床で、当たり前のようにおこなう処置だからこそ「基本に忠実に、確実に」。先生も、そう心がけていらっしゃるでしょう。
ところが実際には、形成の方向に迷ったり、マージンの設定で悩んだり。何度も修正しているうちに、思った以上に削ってしまうこともあります。あるいは、歯肉を傷つけて出血が生じ、視野の確保が難しくなってしまった経験もあるかもしれません。
このようなトラブルは、補綴物の適合不良や脱離、さらにはクレームの原因にもなり得ます。その結果、つい慎重になりすぎて、「形成に時間ばかりかかってしまう」と感じているドクターも多いのが現実です。


「自分の形成は、本当に正しいのか?」
そう感じる瞬間が、先生にもあったのではないでしょうか。もちろん、学生時代には支台歯形成の基本的な知識・技術を学び、模型実習も経験してきたはずです。しかし、実際の臨床では教科書どおりにいかない場面も多いでしょう。
症例ごとに微調整を加え、試行錯誤をくり返すうちに、気づけば自己流の形成が定着していた。これは、誰にでも起こりうることです。少し考えてみてください。マージンの位置、形成軸、バーの選択など。先生は、明確な基準をお持ちでしょうか?
ひとつ一つの判断があいまいなままでは、どうしても「このくらいでいいだろう」という感覚に頼った形成になってしまいます。実際、「形成に時間がかかる」「形成軸が安定しない」といった悩みの多くは、こうした判断のあいまいさが原因となっているケースが少なくありません。


このような「あいまいな判断」が生まれてしまう背景には、支台歯形成という分野が「技術偏重」になりやすい構造があります。事実、補綴系の処置では、手技やスピード、器用さといった「技術面」に注目が集まりがちです。しかし、小林先生は、「支台歯形成こそ、知識が技術に優先すべき分野である」とおっしゃいます。
- 形成時に、道が2つに分岐していても、知識がなければそれに気づけない
- 正しい知識があれば、臨床で起こりうるミスの多くは回避できる
これは、小林先生が46年にわたる臨床と教育の現場で、くり返し目にしてきた事実であり、揺るぎない信念でもあります。だからこそ、本教材は「形成の技術」だけでなく、「形成のロジック」を、誰にでも再現できる形で伝えることにこだわって制作しました。





- 【プロフィール】
- 1979年、東京医科歯科大学歯学部を卒業後、同大学大学院(歯科補綴学)を修了。その後、東京医科歯科大学で助手や講師を歴任し、1994年からテキサス大学サンアントニオ校補綴科に留学。1996年から2011年まで、同校の臨床准教授を務める。2019年に東京医科歯科大学を定年退職し、2024年に虎の門病院歯科嘱託医を退職。「総義歯臨床の押さえどころ」「チェアサイドにおける義歯修理の押さえどころ」「支台歯形成と咬合の基本」など、著書多数。
- 【メディア掲載】
-
・2018年
「重篤なTooth Wear症例に対する合理的なフルマウスリコンストラクション―その理論的背景と修復法」ザ・クインテッセンス, 37(1): 70-102(小林賢一,保坂啓一)
・2019年
「偏心位における咬合接触とその歴史的変遷」ザ・クインテッセンス, 38(4): 44-67(小林賢一,小林弘清,原川良介)
・2020年
「咬含高径:治療計画の決定と実際の治療時に考慮すべき事項」ザ・クインテッセンス, 39(10): 198-213(Calamita M, Coachman C, Sesma N, Kois, J,小林賢一,丸尾勝一郎(訳))
・2023年
「支台歯形成の基本」日歯生涯研修ライブラリー,No.2206(小林賢一, 小林弘清)
・2023年
「支台歯形成の基本」日歯医師会誌,35-39,4月号付録(小林賢一, 小林弘清)
・2023年
「中心位に関する3つの疑問を考察する」ザ・クインテッセンス, 42(4): 76-93,(小林賢一, 平塚智裕)
他、89のメディア掲載あり。
歯科医師会雑誌、歯界展望、クインテッセンスなどの商業誌などに91本の論文掲載あり。
- 【著書】
-
・2001年
「総義歯臨床の押さえどころ」医歯薬出版株式会社(小林賢一)
・2003年
「Tooth Wearと知覚過敏」医歯薬出版株式会社(小林賢一,小林千尋,田上順次(監訳))
・2007年
「チェアサイドにおける義歯修理の押さえどころ」医歯薬出版株式会社(小林賢一)
・2009年
「歯が溶ける!エロージョンの診断から予防まで」医歯薬出版株式会社(小林賢一)
・2010年
「支台歯形成と咬合の基本」医歯薬出版株式会社(小林賢一,真鍋 顕)
- 【講演】
-
・2017年
東京松風歯科クラブ「下顎総義歯の印象採得」
・2018年
東京医科歯科大学歯学部CDEコース「オクルージョンの基本 リバイズド」
・2018年
クインテッセンス主催第8回日本国際歯科大会「メインテナンスとしての咬合調整」
・2021年
東京歯科大学セミナー「下顎総義歯の印象」
・2021年
DENTAL WIDGET「歯根破折の原因と予防—補綴の立場から—」
・2021年
1D Seminar「Tooth Wearについて」
・2023年
歯周病研究会「Periodontistに必要な咬合の知識とは」


理由①
46年分の知識を120分で
わかりやすくインプットできる
キャリア46年の大ベテランである小林先生。東京医科歯科大学での40年以上にわたる教育・臨床の経験。さらに、テキサス大学でも補綴科の臨床准教授を務めた経歴を持つ、まさに補綴のエキスパートです。また、歯科医療機器メーカーKaVoのセミナー講師を10年以上も継続して開催し、多くのドクターに「臨床で役立つ支台歯形成」を指導してきました。
本教材では、そんな小林先生の46年分の知見をギュッと凝縮し、支台歯形成における最重要ポイントだけを「たった120分」でわかりやすく学べるよう構成しました。単なる理論・手技の紹介ではありません。大学では教えてくれない「臨床のコツ」を、リアルなデモとわかりやすい解説で習得できる、実践特化型の教材です。
理由②
「速く・上手に」を両立できる
「タービンの使い方」
支台歯形成がうまくいかないとき。先生は、その原因を「タービンの持ち方」だと考えたことはありますか? 実は、手がブレる、方向がズレる、気づけば歯肉を傷つけ出血させてしまったなど。これらはすべて、タービンをしっかり固定できておらず、目で追いながらフリーハンドで削っていることが原因です。
今回の動画セミナーでは、小林先生が臨床と教育の現場で長年教えてきた「タービンコントロールの極意」を実演を交えながら解説しています。すでに経験豊富な先生であれば、この方法を習得するだけで、5倍速コントラよりも速く・上手にイニシャルプレパレーションを終えられるようになります。
とくに注目していただきたいのが、「出血ゼロの支台歯形成」。タービンの固定とバーの選択を間違えなければ、一切歯肉を傷つけず、速く、上手に形成が可能です。ただ「早く削る」のではなく、早くて上手に、出血もない。「なぜ、うまくいかないのか」が明確になれば、先生にも簡単に再現できます。

“小林先生のやり方を、そのままマネするだけでOKです”

“小林先生のやり方を、そのままマネするだけでOKです”
理由③
前歯部形成からスタートする
「逆転の発想」
支台歯形成の基本といえば、下顎右側第一大臼歯。先生も、歯科大学でこう教わり、実習されたのではないでしょうか? 事実、多くのドクターが、「まずは臼歯から」「臼歯が基本で、前歯は難しい」と教えられてきました。しかし、小林先生はキッパリ言います。「それは大きな間違いです」と。
なぜなら、臼歯の形成はポジションの移動が多く、形成軸がズレやすいから。タービンのコントロールも難しく、削り過ぎ・形成方向の誤りといったリスクを常に伴います。その一方、上顎前歯部は、アシスタントの協力があれば、両手でタービンを固定できます。姿勢が安定し、形成軸もブレにくいため、短時間で上手な形成が可能です。
本教材は、「まずは前歯部の支台歯形成からマスターする」という逆転の発想で構成されています。クオリティの高い前歯部形成ができれば、患者満足度はぐんと高くなり、自費を選択する患者さんも増えるでしょう。
形成に苦手意識をお持ちの先生ほど、まずは「削りやすい前歯」からはじめて、自信と技術を積み上げてみてください。それが、小林先生が推奨する「最速で上達する王道ステップ」なのです。

“上達の近道は、前歯部の形成にあります”
理由④
小林先生の実演も収録
タービンの持ち方や固定の仕方、削る順番と厚み、リズムなど。これらをテキストだけで理解するのは、どうしても限界があります。だからこそ本教材では、小林先生による実演映像も収録しました。
とくに、速く・上手なイニシャルプレパレーションは、講義で学んだ知識やコツが「なるほど、こういうことか」と腑に落ちる、実践の集大成とも言える映像です。
他にも、時短と高品質を両立させる上で欠かせない「正しいタービンの持ち方」と「タービンの固定軸を安定させるトレーニング」の実演映像も収録しています。
「なぜ、軸ブレが起きるのか?」「どうやって、固定すればいいのか?」など、支台歯形成が上手にできる決定的な差は、目で見てはじめて気づくものです。ぜひ、実演映像で、その違いをご体感ください。
"小林先生の形成テクニックを、細部まで確認できます"
理由⑤
「たった半日」でマスターできる
「習得に時間がかかるんじゃない?」「小林先生だからできる、難しいテクニックなんでしょ?」
こう思われたとしても、ご安心ください。なぜなら今回、小林先生に教えていただいた支台歯形成テクニックは、「たった半日」でマスターできるからです。
事実、小林先生のセミナーで支台歯形成を学んだ多くのドクターが、半日で見違えるように上達し、臨床に活かしています。でもなぜ、そんなに早く上達できるのでしょうか?
その答えは、特別なセンスではなく、「固定源・バーの選択・削る順番」という再現性の高いロジックで構成された技術だから。
本教材で学べば、「上手に削れる感覚」を掴むのは、あっという間です。たった半日、それだけで先生の支台歯形成が変わります。

“技術の習得に、たくさんの時間は必要ありません”
他にも、小林先生から支台歯形成のポイントをたくさん学べる今回のプログラム。その一部をご紹介すると…


1. 支台歯形成の要点
- 切削器具と切削器械のメリット・デメリット
セクション1は、「支台歯形成の要点」をテーマに講義をおこないます。まずは、支台歯形成に欠かせない切削器具と切削器械から解説します。先生は、メリット・デメリットを理解して使っていますか?
- 支台歯形成時の歯髄傷害(温度上昇)
歯髄腔は、加齢に伴いどんどん縮小します。そのため、患者さんが若齢なのか、中高齢なのかで歯髄に与えるダメージは大きく変わります。では、支台歯形成時の温度上昇は、どのくらい歯髄にダメージを与えるのでしょうか?
- 冷却に影響を与える「4つの因子」とは?
温度上昇による歯髄傷害を防ぐには、冷却がとても重要です。たとえば、注水量は、冷却に栄養を与える因子のひとつです。では、他にはどんな因子があるのでしょうか?「4つの因子」をわかりやすく解説します。
- 適切な注水の効果とは?
言うまでもなく、歯髄の温度上昇を防ぐことは、適切な注水で得られる効果のひとつです。他にも、歯質の微小破損を防ぐ効果もあります。合計4つの効果がありますので、必ず知っておいてください。
- 接触圧と、切削効率・温度の関係
複数の論文を参照しながら、形成時の接触圧と切削効率、歯髄への熱ストレスの関係を紐解いていきます。いずれの論文からも、支台歯形成時の適切な注水の重要性がわかるはずです。
- タービンのコントロールのポイントと注意点
タービンのコントロールは、大きく2種類。①水平的コントロール、②垂直的コントロールがあります。この2種類のコントロールは、技術的な習得難易度も、また、役割も大きく異なります。
- タービンのコントロールの実演
小林先生によるタービンのコントロールの実演をご覧いただきます。うまくコントロールするポイントは、「両手を使える場合は、必ず両手を使ってコントロールする」こと。これだけで、タービンの安定性がぐんと上がります。
- どのタイプのマージン形態がいいのか?
クラウンのマージン形態には、シャンファー、ショルダーなど、大きく5つの形態があります。では、どのマージン形態がもっとも良いのでしょうか? さまざまな論文を紐解きながら、この問題を考えます。
- 支台歯のテーパーに影響を与える因子
たとえば、歯の種類は、支台歯のテーパーに影響を与える因子のひとつ。下顎の歯は上顎の歯よりも大きくなり、臼歯は前歯に比べて大きくなります。他にも、テーパーに影響を与える因子が2つあります。
- 支台歯の形成軸は?
支台歯の形成軸は、原則として単冠の場合は、歯軸に平行に形成すべきです。では、形成軸が歯軸と一致しない場合、どんな問題が生じるのでしょうか? 症例をみながら、わかりやすく解説します。
- 歯の位置異常がある場合の形成のポイント
歯の位置異常があり、矯正治療をしない場合。このケースでは、歯軸に平行にするのではなく、当該歯を残存歯列に調和させることが重要です。こちらも、実際の症例をみながら解説します。
- もし、支台歯形成軸を誤ったら?
どんな問題が生じるのでしょうか? たとえば、不必要に歯質を削除することになり、維持力が不足する結果になるでしょう。他にも、支台歯形成軸を誤ることで生じる問題があります。
- クリアランスの確認のポイント
注意しなければならないのは、対合歯とクリアランスの確認だけでは不十分だということ。他にも、歯列に調和するかどうか。また、装着予定の補綴物にとって必要な量を削除することも重要です。
2. 支台歯と歯周組織の関係
- 骨縁上組織付着とは、何か?
セクション2は、「支台歯と歯周組織の関係」をテーマに講義をおこないます。2017年、生物学的幅径(Biologic Width)が「骨縁上組織付着」と改変されました。まずは、この骨縁上組織付着を理解するところからスタートします。
- 骨縁上組織付着と歯の種類の関係
骨縁上組織付着は、歯の種類によって、その数値が異なることが報告されています。では、前歯・小臼歯・大臼歯で、どれくらいの違いがあるのでしょうか? 一枚のスライドで比較しました。
- 歯間乳頭の存在の有無
288歯面(30人)の歯間乳頭を観察した、ターナー先生の有名な論文を参照しながら、歯間乳頭の存在の有無を掘り下げて考えます。骨頂から接触点までの距離で、その結果は大きく変わります。
- マージン設定時に考えるべきポイント
マージン設定時に考えるべきポイントは、全部で「6つ」あります。たとえば、設定位置がエナメル質なのか、象牙質・セメント質なのかは、ポイントのひとつです。それぞれのポイントをわかりやすく解説します。
- マージン位置が歯周組織に与える影響
被験者19名(693歯面)に対し、クラウンのマージンが歯肉炎、歯肉縁上、歯肉縁下で、どう変わるのかを研究した論文をご紹介します。それぞれのマージンで、どのような違いがあるのでしょうか?
- マージン設定位置の基準とは?
結局のところ、マージン設定位置は何を基準にするのが正解なのでしょうか? ワトソン先生がおこなったアンケート調査を紐解きながら、ドクターが歯肉縁下マージンとする理由を考えていきます。
- 縁下マージン設定のガイドライン
歯肉退縮のリスクは、歯肉溝が深くなるほど高くなります。2002年のスピアー先生の論文を参照しながら、歯肉ポケットの深さに合わせた最適な縁下マージンの設定を考えていきます。
- 圧排コードを基準に縁下を形成するメリット
たとえば、圧排糸により、視覚的にコントラストが良くなることはメリットのひとつです。また、圧排糸により、バッファーゾーンを設定できるメリットもあります。他にも、知っておきたいメリットがあります。
- 縁下マージン設定の実演
審美性、う蝕予防に優れた歯肉縁下マージンの設定の実演映像をご覧いただきます。高画質カメラのズームアップ映像をみながら、縁下マージンの設定のポイントをわかりやすく学べます。
- エビデンスに基づいた支台歯形成
エビデンスに基づいた支台歯形成を考えるとき、最初に検討するのが「歯周炎の有無」です。では、歯周炎がある場合とない場合では、その後どう変わるのか? フローチャートを用いてわかりやすく解説します。
3. タービンのコントロール
(上顎前歯部)
- 正しいタービンの持ち方とは?
セクション3は、「タービンのコントロール(上顎前歯部)」をテーマに講義をおこないます。まずは、おさらいを兼ねてタービンの持ち方から解説します。先生は、正しく持てていますか?
- タービンヘッドを固定するポイント
タービンヘッドを固定するときは、まずフィンガーレストを薬指に。それから、フィンガーレストまでの距離は、軸移動の距離に応じて適切に調整します。写真をみながら、わかりやすくご説明します。
- シリコーンパテによるインデックス
削除量の確認において、シリコーンパテによるインデックスは欠かせません。では、どのような状態で印象を取ればいいのでしょうか? 大きく3つありますので、ぜひ、知っておいてください。
- 上顎中切歯切縁部の必要な削除量とは?
メタルボンドクラウンの削除量に関する論文を参照しながら、上顎中切歯切縁部の必要な削除量を考えてみます。補綴物の審美性と強度の両立を目指すなら、好ましい削除量は決まっています。
- どうやって、ガイドグルーブを設定するのか?
適切な量を削除するには、ガイドグルーブが必須になります。では、どうやってガイドグルーブを設定すればいいのでしょうか? モノサシとなる数値を頭に入れておくことが重要です。
- 口蓋側軸面と舌側面の形成のポイント
口蓋側軸面の形成は、基本的に歯肉縁上マージン、ヘビー・シャンファーでおこないます。その一方、舌側面は、基本的に凹面に形成します。形成のポイントと、凹面形成の理由を詳しく解説します。
- よくある間違った二面形成とは?
小林先生は、「二面形成には、よくある間違ったパターンがある」とおっしゃいます。正誤を見極める一番のポイントは、「必要な部分が十分に形成されているかどうか」です。先生は、正しい二面形成ができていますか?
- 32年経過した長期の歯周補綴症例
セクション3の最後に、とても興味深い症例をご紹介します。本症例は、32年経過した長期の歯周補綴の症例です。初診時はかなり酷い状態でしたが、どのように治療したのでしょうか?
4. 上顎右側中切歯のデモ
- 上顎右側中切歯の形成の実演
セクション4は、「上顎右側中切歯のデモ」をテーマに、実際に小林先生の実技デモンストレーションをご覧いただきます。小林先生による貴重な実演映像ですので、ぜひ、くり返しご視聴ください。
- 正しいタービンの持ち方の実演
タービンの持ち方ひとつで、形成のしやすさは大きく変わります。しかし、タービンの持ち方をちゃんと教わった経験のないドクターも多いと聞きます。そこで、タービンの持ち方も、小林先生に実演していただきました。
- タービンの固定軸を安定させる方法
もし先生が、タービンの固定軸の不安定さに悩んだ経験があるのなら? 小林先生が、「薬指の筋トレ」と呼んでいるこのトレーニングが役立ちます。ちょっとした空き時間にできる、簡単で効果的なトレーニングです。


収録された小林先生の講義がまとめられた「レジュメデータ」をお渡しいたします。映像をじっくり視聴するお時間がなければ、まず、このレジュメから先に目をとおしてください。そして、気になる箇所の映像から視聴していただければ、効率のよい学習が可能です。もちろん、復習用のテキストとしてもご活用いただけます。


「多くの“気づき”と実践的ヒントが得られる貴重な教材です」

現在、若手歯科医師の間では、高倍率ルーペやマイクロスコープを用いた拡大視野下での支台歯形成が注目を集め、これらの器具を活用した形成方法を解説するセミナーやハンズオンコースが多数開催されている。しかしながら、高倍率ルーペやマイクロスコープはあくまで「ツール」に過ぎず、これらを使うだけで支台歯形成の技術が上達するわけではない。支台歯形成において大切なのは、ツールに依存することではなく、基本を徹底することだと私は考える。ハンドピースの持ち方、フィンガーレストの位置、アプローチのポジション−こうした土台がしっかりしていてこそ、拡大視野という武器が活きてくる。本講演では、「速く、上手に形成するには」というテーマのもと、1歯はもちろん、複数歯を効率良く形成するための基礎と応用が、実際の臨床例とともに丁寧に解説されており、日常臨床の限られた時間の中で、速度と精度を両立させる、そんなリアルな形成の力を養うために最適な内容となっている。日々の形成に自信を持ちたい若手歯科医師にはもちろん、より高い次元を目指すベテラン歯科医師にとっても、多くの“気づき”と実践的ヒントが得られる貴重な機会となるだろう。
米国補綴・歯周病ボード認定専門医
東京科学大学臨床教授
杉田 龍士郎 先生


- 形成にかかる時間を劇的に短縮できる
固定源の安定とバーの選択、形成のコツを理解すれば、いまの「2倍」のスピードで形成するのも夢ではありません。空いた時間は、プロビジョナルレストレーションに使えますので、患者満足度も自然にアップします。
- タービンのコントロールが安定する
すでに経験豊富な先生なら、5倍速コントラよりもタービンを使用する方が、イニシャルプレパレーションは圧倒的に速く終わります。安定した持ち方・手の使い方は、小林先生の実演をみながらわかりやすく学べます。
- 出血しない支台歯形成ができる
形成のたびに歯肉を削ってしまい、出血で視野が悪くなる…。先生は、こんな経験はありませんか? 出血の原因は、フリーハンドでタービンが不安定なことです。タービンのコントロールが安定すれば、出血しない支台歯形成ができるようになります。
- 補綴物が外れない、壊れない
支台歯形成が上手にできないと、補綴物の適合が悪くなり、脱離や破折のリスクが高くなります。本教材では、維持・抵抗形態や形成方向、クリアランスなど、補綴に不可欠な設計要素を徹底解説していますので、トラブルのない形成が可能になります。
- 形成が上達すれば、自費率も上がる
前歯部は審美性が求められるため、患者さんも費用を惜しみません。小林先生に学び、速く、上手にできる支台歯形成をマスターすれば、いま以上に自信を持って自費の提案ができるようになるはずです。
- もっと患者満足度の高い治療ができる
支台歯形成にかかる時間を短縮できれば、それだけ、プロビジョナルレストレーションに時間をかけられる上、患者さんの負担も減らせます。満足度の高い治療は、たくさんのクチコミ・紹介を発生させるキッカケになるでしょう。
視聴方法を選べます
いつもの安心 DVDでお届け |
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すぐに見られる ネット配信 |
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| FAX申込みはコチラ(代引のみ) |
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※クレジット決済のみ |
- DVD1枚組(計129分)
- レジュメデータ(147ページ/PDF/印刷可)
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教材内訳 |
- 4セクション(計129分)
- レジュメデータ(147ページ/PDF/印刷可)
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販売価格 46,980円 (税込51,678円)
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価格 |
販売価格 46,980円 (税込51,678円)
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| あり(購入後60日間) |
返金保証 |
商品特性上なし |
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特記事項 |
- いつでもどこでも視聴可能
- PC、タブレット、スマホ対応
- 視聴期間制限なし
- ネット接続必須
- 購入後、専用閲覧ページをご案内
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※安心の暗号化通信を採用しています。
この商品のお申込みフォームは、世界でもトップレベルである、グローバルサイン社のセキュリティシステムを利用しており、個人情報保護、セキュリティ強化のため、SSL暗号化通信を採用しています。お申込みの際に個人情報の漏洩は一切ありません。


「もしかしたら、もう知っている内容ばかりかもしれない…」「内容を理解できるか不安だ…」「期待にそえる教材なのか?」など、こう思われた場合もご安心ください。
なぜなら、本教材の内容に、ご納得できなければ、お支払いいただいた全額を返金させていただくからです。60日間、じっくりとご覧いただき、先生の選択が正しかったかどうかをご判断ください。
送料も、返金振込料も、弊社が負担させていただきます。返金保証が付いている、歯科医師向け教材なんて、ほとんどありません。これは、今回リリースする教材への自信そのものです。


本教材の定価は、46,980円(税込51,678円)です。
本教材は、支台歯形成の分野において、国内外で豊富な臨床・教育経験をお持ちの小林先生が、形成スピードと軸面の精度を両立させる「支台歯形成のロジック」を、実演付きで丁寧に解説した非常に実践的な教材です。
もし先生が、高速・高精度で、患者満足度の高い処置をしたいと思われるなら、決して高くはない価格でしょう。
支台歯形成は、あまりにも日常的な処置であるがゆえ、自己流のまま感覚で削ってしまっているドクターも少なくありません。しかし、支台歯形成こそが補綴の基本であり、治療全体のクオリティと採算性を左右する工程です。
「形成に時間がかかる」「形成軸が安定しない」「自己流を見直したい」。もし先生が、こう思われるなら、本教材は間違いなく、今後の臨床に役立つ「学び直しの起点」になるはずです。
そこで今回は、「支台歯形成の不安・迷いを、確かな技術とロジックで払拭していただきたい」。そんな思いから、6月30日までの期間限定で、13,200円割引の34,980円(税込38,478円)のリリースキャンペーン価格でご提供いたします。
なお、DVD版は初回生産分の100セット限定です。在庫がなくなり次第、キャンペーン価格での販売は終了いたしますので、お申し込みはお急ぎください。


今回の教材も、60日間全額返金保証がついています。
つまり、先生は、ご自身の選択が正しかったか、60日間かけて、じっくりと判断できます。今回の教材を手に入れる上で、先生に一切のリスクはありません。
ただし、初回在庫には限りがあるのでご注意ください。この価格(リリースキャンペーン価格)での販売は、6月30日までとなります。7月1日以降は、定価に戻ります。
ご興味を持たれましたら、初回生産分(100セット)がなくなる前に今すぐお申込みください。
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