
From:内田
日付:2026年10月16日12:00
時間をかけて丁寧に支台歯を形成し、精密な印象を採り、咬合調整にも注意を払ってセットした補綴装置。それなのに数か月後、「被せ物が取れた」「セラミックが欠けた」と患者さんが再来院される。先生も日々の臨床で、そんな経験をお持ちではないでしょうか。
もちろん、その都度、丁寧に対処されているはずです。
問題は、きちんと対応していても、似たトラブルが繰り返されることです。
そのたび、再治療をおこないながら「今回はやり直せたが、これで本当に終わるのだろうか」と不安が残ることもあるかもしれません。
では、なぜ丁寧に治療しても補綴トラブルは起こるのか。目の前の対応を重ねても根本的な解決策が見えないとお悩みなら、ぜひ「この視点」から見直していただきたいのです。
精密に作られ、注意深く装着された補綴装置が、なぜ破折や脱離を繰り返してしまうのでしょうか。
その一因は、「歯や補綴装置そのもの」だけに目を向け、その背後にある「どれほどの負荷がかかっているのか」を十分に捉えきれていないことにあります。
どれほど優れた補綴材料を選び丁寧に咬合調整をおこなっても、日常的に強い負荷を受け続けていれば、長期的には破折や脱離につながります。
つまり、補綴装置を守るには歯だけを見ていては足りないのです。
しかし見方を変えれば、補綴トラブルは単なる「避けがたい事故」ではなく、「事前にリスクを見極め、減らしていける領域」でもあります。
壊れやすい患者さんや、負荷の背景を診療の初期段階から把握できれば、補綴治療は、対症療法から「再発予防を見据えた医療」へと変わっていくはずです。
では、どうすれば繰り返す補綴トラブルを減らせるのでしょうか。
その答えは、表面筋電計「MYONYX(マイオニクス)」を活用し、これまで見えにくかった「噛む力の背景」を客観的な数値として把握することです。
先生も日々の臨床の中で、「この患者さんは噛む力が強そうだ」「補綴装置が長く持たないかもしれない」と感じ取られる場面があるはずです。
しかし、その感覚を患者さんと共有できる明確な「根拠」に変えなければ、補綴材料の選択も、ナイトガードの提案も、再発予防の説明も、経験則の域を出にくくなります。
本教材では、補綴トラブルの背景にある力を可視化し、補綴材料の選択や患者説明、再発予防へと確実につなげていくための実践的な視点を、黒田敏樹先生から体系立てて学べます。
講師紹介
くろだ としき
Profile
日本歯科大学新潟歯学部卒業後、東京医科歯科大学摂食機能構築学講座に所属。日本歯科審美学会理事・認定医、日本歯科ボツリヌス協会常任理事・指導医・認定医を務める。表面筋電計(MYONYX)を用いた臨床において、国内トップクラスとなる588症例の実績(※2026年6月末時点)を誇る第一人者であり、自身で構築した客観的な数値基準は機器メーカーからも高く評価されている。

10月16日(金)12:00にお申し込み専用ページをご案内しますので、
今しばらくお待ちください。