2018年に保険収載された「口腔機能低下症」ですが、先生は、もう導入されましたでしょうか? 高齢者だけでなく、中年者にも多くの患者さんが存在することから、2022年には、適応範囲が65歳以上から50歳以上へ拡大されました。
口腔機能低下症に対応している歯科医院の数には諸説ありますが、2024年現在で、歯科医院全体の10~15%程度と言われています。
この数字だけをみると、「まだ様子見かな」と考える先生も多いのかもしれません。しかし今、口腔機能が生涯の健康において重要であるという認識は、すでに歯科の分野を飛び越え、医科・介護施設だけでなく、一般にも広がりはじめています。
事実、一部の歯科医院には、口腔機能低下症で来院する患者さんが急増中。
口腔機能低下症を切り口に医院のイメージアップをおこない、保険収入アップ、自費成約率アップ、継続来院の患者獲得などの成果を得ています。
時代が求めるニーズの高い治療を一足先に導入し、先行者利益をひとり占めしている状況なのですが…
もし先生が、
- 口腔機能低下症は、面倒くさそう
- 時間がかかるだけで、採算が合わなさそう
- 何だか、複雑でわかりにくい
- どうやって、検査・評価すればいいのかわからない
- 保険算定の方法がわからない
- どこまで衛生士に任せられるのかわからない
など、こう思われているのなら?
今回、ご紹介する教材は「まさに先生のためのもの」です。なぜなら今回、口腔機能低下症の導入に関する疑問、不安を朝日大学の谷口先生がすべて解決してくれるから。
もし先生のクリニックが保険診療メインなら、いま口腔機能低下症を導入しないのは、あまりにも大きな損失です。少し大げさに聞こえるかもしれませんが、こう言い切れるのには、ちゃんと理由があります。それは…
先生もご存じのとおり、令和6年度歯科診療報酬改定で、かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所(か強診)が廃止され、口腔管理体制強化加算(口管強)が新設されました。
そして、口管強の新設にともない、口腔機能低下症を診断するための口腔機能検査にも、いくつか変更された部分があります。
たとえば、咀嚼能力検査(140点)と咬合圧検査(130点)は、これまで6月に1回算定可能でしたが、今回の改定で「3月に1回」に変更されました。また、口腔細菌検査2(65点)も新たに保険収載となりました。
つまり、口管強の施設基準を満たした上で、50歳以上の患者さんに、月2回指導をおこなう場合の一例を挙げると、
- 舌圧検査(140点)
- 咀嚼能力検査1(140点)
- 口腔機能管理料(60点)
- 歯科口腔リハビリテーション料3×2(100点)
- 歯科衛生実地指導料1+口腔機能指導加算(90点)
- 口腔管理体制強化加算(50点)
- 口腔細菌定量検査2(65点)
合計645点を算定可能になったのです。
さらに、1か月後と2か月後は、舌圧検査と咀嚼能力検査1を除く4項目で300点、3か月後の検査では、また645点を算定できます。
“今回の改定で、十分に採算の取れる治療になりました”
口腔機能低下症の治療期間は重症度により異なりますが、1年以上の長期にわたるケースも多々あります。
口腔機能低下症に対応できる環境を作り、患者さんを蓄積できれば、医院経営もいま以上に盤石なものになると思いませんか?
2022年の改定で、適応範囲が65歳以上から50歳以上へ拡大されたことからもわかるとおり、口腔機能低下症の患者数は増え続けています。
ある論文では、50歳代の約半数、60歳代の約6割、70歳代の約8割、80歳以上になると100%の人が口腔機能低下症であると報告されています。
“これから先の時代も、増え続けることが予想されます”
これって、スゴい数だと思いませんか?
超高齢化社会の今、歯科の介入を必要とする口腔機能低下症の患者さんは、ますます増え続けていくことが予想されます。先生の患者さんの中にも、治療を必要とする人がたくさん埋もれているはずです。
「患者さんの生涯の健康を守る」という歯科医師の使命を果たす上でも、口腔機能低下症の導入はとても重要になります。
「でも、どうやって導入すればいいのか?」と思われたとしても、ご安心ください。
なぜなら今回、朝日大学の谷口先生が、口腔機能低下症の導入方法を一からわかりやすく教えてくれる映像教材をご用意したからです。
- 【プロフィール】
- 愛知学院大学歯学部卒業後、新潟大学医歯学総合研究科博士課程卒業。その後、新潟大学 摂食・嚥下リハビリテーション学分野 助教を経て、新潟大学病院 摂食・嚥下機能回復部 講師。朝日大学 障害者歯科学分野 准教授、摂食嚥下リハビリテーション学分野 准教授を経て、2023年より教授を務める。
- 【所属学会】
-
・日本摂食嚥下リハビリテーション学会(学会評議員/認定士)
・日本老年歯科学会(代議員/摂食機能療法専門歯科医師/専門医/認定医)
・European Society for Swallowing Disorders
- 【著書】
-
・2024年
アセスメントに基づいた摂食嚥下訓練を実施しよう 直接訓練(共著)
・2024年
実践!歯科医療者が行うリスク管理 ~「咽頭吸引」を行う上の基礎知識から実践まで~ Doctorbook academy,(単著)
・2024年
歯科衛生士が知っておきたい摂食嚥下の基礎知識
8th Greater Nagoya Dental Meeting(単著)
・2023年
脳神経内科疾患の摂食嚥下・栄養ケアハンドブック
患者・家族とケアスタッフのための手引きとQ&A(共著)
・2023年
「美味しく」「安全な」嚥下調整食を目指して(単著)
- 【講師・講演】
-
・2024年
今、医療・介護の現場で求められている摂食嚥下リハビリテーションとは(東京・WEB開催)
・2024年
アセスメントに基づいた摂食嚥下訓練を実施しよう 直接訓練(東京・WEB開催)
・2024年
食べるにこだわる「摂食嚥下障害へのアプローチ」
~基礎・解剖生理編(福岡・WEB開催)
・2024年
実践!歯科医療者が行うリスク管理~「咽頭吸引」を行う上の基礎知識から実践まで~(WEB開催)
・2024年
高齢者の口腔機能と摂食嚥下リハビリテーション
~口腔機能低下と摂食嚥下機能,低栄養との繋がり~
・2024年
歯科衛生士が知っておきたい摂食嚥下の基礎知識
・明日からの臨床で使える!「口腔管理」を実践するための知識と技術
~口腔機能と摂食嚥下障害との関連~(名古屋市)
理由①
口腔病態学のスペシャリストの診療技術
歯科医師の介入がないまま口腔機能低下症が進行すると、摂食嚥下障害・咀嚼障害など、食事すら難しい状態に陥ります。その結果、低栄養になってしまい、サルコペニアや要介護状態になる高齢者が増え続けているのです。
つまり、口腔機能低下症はそれ単体だけで考えるのではなく、「口腔、全身、栄養」を切り離さず、三位一体で考えることが重要な疾患と言えます。
この点からも、谷口先生は、口腔機能低下症を学ぶのに最高の講師です。なぜなら、摂食嚥下障害の専門家でありながら、口腔機能低下症にも精通したドクターだから。
また、大学で教鞭をとられていますので、教え方もとてもお上手です。口腔機能低下症をはじめて学ぶときに抱えやすい疑問や、間違えやすいポイントも熟知されています。
スムーズに口腔機能低下症を導入し、軌道に乗せたいと思われるなら、谷口先生に学んでおけば間違いありません。
理由②
口腔機能低下症の導入を妨げる
「3つの障害」をすべて解決
口腔機能低下症の導入を考えたとき、多くの院長が直面する障害があります。
たとえば、「何だか面倒くさそう」「わかりにくい」「採算が合わないのではないか」などは、代表的な障害です。でももし、これらの障害をスッキリ解決できたなら、口腔機能低下症の導入ハードルはいっきに下がると思いませんか?
お任せください。今回の動画セミナーでは、口腔機能低下症の導入を妨げる「3つの障害」を谷口先生がすべて解決してくれます。
障害①「面倒くさそう、時間がかかりそう」
口腔機能低下症に面倒くさそうなイメージをお持ちでも、心配はいりません。なぜなら、その考え方は歯周病管理と同じですので医院に落とし込みやすく、手間はかからないから。また動画セミナーでは、短時間でできる効率の良い検査法も学べます。すべての検査はDHに任せられる上、簡単な検査なら30秒程度で終わります。
障害②「採算が合わないのではないか?」
令和6年度歯科診療報酬改定により、口腔機能低下症は十分に採算の合う治療になりました。動画セミナーでは個々の算定方法はもちろん、歯科疾患管理料・歯科特定疾患療養管理料と同じように継続的に保険算定するアイデアも解説します。
障害③「複雑でわかりにくい」
わかりにくいと感じる一番の理由は、実際の臨床をイメージしにくいことです。今回は、口腔機能低下の概念・ポイント・評価・管理までオールインワンで学べますので、「こんなに簡単だったのか!」と思っていただけるはずです。
“考え方は歯周病と同じですので、導入はとても簡単です”
理由③
明日から実践できる
口腔機能低下症を見極める方法
口腔機能低下症は、7つの症状(口腔衛生状態不良、口腔乾燥、咬合力低下、舌口唇運動機能低下、低舌圧、咀嚼機能低下、嚥下機能低下)のうち、3つ以上が該当する場合に診断されます。
しかし、これらの検査をする前の段階でも、「この患者さんは、口腔機能低下症の可能性が高いな」と見極める方法が「3つ」あります。
それは、①全身を知る方法、②口腔機能低下の「前」を知る方法、③口腔を知る方法の3つです。
簡易的ではありますが、とても簡単な方法で口腔機能低下症を見極められますので、歯科が介入すべき軽症の患者さんを効率よく見つけだせます。
“口腔機能低下症を実践する、とても重要なポイントです”
“口腔機能低下症を実践する、とても重要なポイントです”
理由④
必要な検査機器とその使い方
投資回収の目安も解説
口腔機能低下症の検査・評価には、専用の機器が必要なものもあります。
たとえば、舌圧検査には「舌圧測定機」を使いますし、咀嚼能力検査には「グルコセンサー」と「咀嚼能力用グミゼリー」が使われます。他にも、咬合圧検査をおこなう場合は、「デンタルプレスケールII」と「バイトフォース」が用いられます。
“口腔機能低下症には、さまざまな検査機器が必要ですが…”
本格的に口腔機能低下症に取り組もうと思うなら、すべての機器を揃えていただくのが一番です。しかし、導入初期は「最初は何から買えばいいのか?」と悩まれるかもしれません。今回の動画セミナーでは、このような問題も解決します。
口腔機能低下症の導入に際して、優先すべき検査機器とその使い方、投資回収するにはどれくらいの検査が必要なのかという目安まで、わかりやすく解説します。
理由⑤
トレーニングの実演も収録
低下した口腔機能を改善するには、トレーニングが必要です。
たとえば、口腔乾燥の患者さんには、唾液腺マッサージを。舌口唇機能低下の患者さんには、構音訓練・舌可動域訓練・吹き戻し訓練を。低舌圧の患者さんには、舌抵抗訓練を。咀嚼機能低下の患者さんには、咀嚼訓練、舌可動域訓練をおこないます。
たくさんのトレーニングがありますので、「覚えるのが大変そうだ」と思われるかもしれませんが、心配はいりません。どのトレーニングも一度やれば覚えられるほどシンプルで、簡単だからです。
動画セミナーでは、口腔機能低下症の主要なトレーニングを実演映像をみながら、わかりやすく学べます。患者さんへの説明(声かけ)も、そのままマネしていただければスムーズにトレーニングできます。
“すべてのトレーニングは、DH主導でおこなえます”
“すべてのトレーニングは、DH主導でおこなえます”
他にも、谷口先生から口腔機能低下症のポイントをたくさん学べる今回のプログラム。その一部をご紹介すると…
1. 口腔機能低下症を見極める
「3つの方法」
- なぜ今、口腔機能管理が求められているのか?
今、摂食嚥下障害の人が急激に増えているのをご存じでしょうか? 実は、口腔機能低下症と摂食嚥下障害には深い関係があります。セクション1では、口腔機能管理が求められている理由から学んでいきます。
- なぜ、摂食嚥下障害が生じるのか?
摂食嚥下障害は、必ず裏に原因疾患が存在すると言われています。たとえば、頭頸部腫瘍(口腔・舌癌、上顎癌、咽頭癌)は、そのひとつです。器質的疾患と機能的疾患に分け、摂食嚥下障害の原因を詳しく解説します。
- 摂食嚥下障害の「新たな概念」とは?
近年、摂食嚥下障害の新たな概念として、サルコペニアに起因した摂食嚥下障害が注目されています。サルコペニアとは、加齢(または疾患)による筋肉低下のことですが、摂食嚥下障害とどんな関係があるのでしょうか?
- サルコペニアによる嚥下障害の患者数
実際のところ、サルコペニアに起因した嚥下障害の人は、どれくらいいるのでしょうか? 研究論文を参照しながら、具体的な患者数を考えていきます。その数に、きっと先生も驚かれるでしょう。
- 令和6年度介護診療報酬改定のポイント
近年、歯科はもちろん、医療・介護の現場でも口腔が注目を集めています。でも、なぜ今、口腔が注目されているのでしょうか? 令和6年度介護診療報酬改定を紐解きながら、その理由を考えていきます。
- 低栄養患者の口腔内は、どうなっているのか?
全身の機能が低下していて、さらに低栄養がある患者さんの口腔内は、どうなっているのでしょうか? 高齢の患者さんの舌圧を測定している映像をご覧いただきながら、口腔内の状態を解説します。
- 「全身」で口腔機能低下を見極める方法
口腔機能低下症を簡易的に見極める「3つの方法」のひとつが、全身で見極める方法です。これには、フレイルチェック表を用います。具体的にどうやって見極めるのか、わかりやすくご説明します。
- 口腔機能低下の「前」を知る方法
2つ目の方法が、口腔機能低下の「前」を知り、見極める方法です。実は、口腔機能が低下する前には、オーラルフレイルがあると言われています。オーラルフレイルの概念と合わせ、わかりやすく解説します。
- 口腔の衰えで見極める方法
3つ目の方法が、口腔の衰えを知ることで見極める方法です。でも、そもそも口腔の衰えは気付けるものなのでしょうか? ある高齢の患者さんの映像をご覧いただきながら、見極めるポイントを解説します。
- なぜ、口内炎が重要なのか?
口腔機能低下を知るため、谷口先生が問診で心がけているのが、「口内炎ができやすくなっていないか?」です。でも、口腔機能低下症と口内炎に、いったいどんな関係があるのでしょうか?
2. 口腔機能低下症の
「3つのポイント」
- 知っておきたい医科・歯科の受診率
先生は、介護・医療が口腔の重要性を訴えている現状に対応できているでしょうか? 年齢別の医科・歯科受診率をみると、歯科の対応が十分でないことがわかります。複数のデータを参照しながら、現状理解のポイントを解説します。
- 令和6年度歯科診療報酬改定のポイント
令和6年度歯科診療報酬改定で、かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所(か強診)が廃止され、口腔管理体制強化加算(口管強)が新設されました。どんな変更があったのか、わかりやすくご説明します。
- 口腔機能が低下すると、どうなるのか?
口腔機能の低下がどんどん進行した、その先に起こるのが嚥下障害です。もしかすると、「嚥下なんて関係ないのでは?」と思うかもしれませんが、実は深い関係があります。オーラルフレイルの概念図を用いて詳しく解説します。
- 口腔機能の低下が進行した症例の映像
口腔機能の低下が進行した症例の喉(食べる様子)は、どうなっているのでしょうか? 嚥下造影検査(VF)の映像をご覧いただきながら、ポイントを解説します。喉の状態を見たら、きっと先生も驚かれるはずです。
- 重度口腔機能低下が起こす問題とは?
口腔機能が著しく低下した症例が、おにぎり(海苔付)を食べている内視鏡カメラの映像をご覧いただきます。咀嚼して飲み込もうとしますが、喉が耐えられず、食べ物が詰まってしまうのがわかります。
- 一般歯科医院が介入すべき重症度
ひと言で「口腔機能低下症」といっても、軽度、中等度、重度で対応はまったく異なります。一般歯科医院が介入すべきは、軽度の口腔機能低下症であると谷口先生はおっしゃいます。その理由をわかりやすくご説明します。
- 口腔の衰えを考える重要なポイント
それは、口腔と全身、栄養を切り離さず、三位一体で考えること。これは、オーラルフレイルの概念にも当てはまる重要なポイントです。口腔と全身、栄養がどう関わるのか、図を用いて解説します。
3. 採算が取れる検査法と
保険算定の方法
- 口腔機能低下の人は、どれくらいいるのか?
セクション3では、「短時間で十分採算が取れる効率的な検査法と保険算定の方法」をテーマに講義をおこないます。まずは、2019年の論文を参照しながら、口腔機能低下の人の数から考えていきます。
- 口腔機能低下症を導入するポイント
歯科医院が口腔機能低下症を導入する上でポイントになるのが、誰が「評価・管理」をするのかです。谷口先生は、DHの協力を得るのが一番であるとおっしゃいますが、いったい、なぜなのでしょうか?
- 口腔機能低下症と歯周病の類似点とは?
実は今、口腔機能低下症は、40年ほど前に歯周病が出はじめたころとよく似た立ち位置にいます。つまり、これから先の時代、口腔機能低下症は、歯科医院が当たり前に対応すべき疾患になるということ。その理由をわかりやすくご説明します。
- DH主体の口腔機能低下症の管理
DHが、どのように口腔機能低下症に関われるのか、図を用いて解説します。ほとんどすべてのプロセスでDHが活躍でき、ドクターの仕事はそれほど多くないのがわかると思います。
- 口腔機能低下症の評価内容
口腔機能低下症の評価内容は、大きく「7つ」に分けられます。ここには口腔不潔、口腔乾燥、咬合力低下、舌口唇運動機能低下、低舌圧などが含まれますが、それぞれの項目のポイントを解説します。
- 保険点数に繋がる効率の良い検査法
本教材では、臨床に即した形で評価のポイントを学んでいただくため、実際の症例をみながら具体的な検査の進め方を解説します。食事のときにむせることがあり、来院された83歳の男性の症例です。
- ディアドコと舌圧の評価手順
舌口唇運動機能と、舌圧の評価のポイントを解説します。ディアドコにはさまざまな方法がありますが、近年はアプリを使った評価もできるようになりました。実際の映像をお見せいたしますので、説明の仕方も参考にしてください。
- 咀嚼機能低下の評価方法
咀嚼機能低下の評価は、グルコセンサーと呼ばれる装置を用います。グミと水を濾過用メッシュに吐き出させ、溶液中のグルコース溶出量を測定します。映像をご覧いただきながら、評価のポイントを解説します。
- 保険算定が可能な検査項目とは?
保険算定が可能な検査項目は、舌圧測定(140点)、咀嚼機能検査(140点)、咬合力検査(130点)の3つです。いずれの検査も、3月に1回限り保険算定が可能ですが、他にも知っておきたいポイントがあります。
- 口腔機能低下症で収益を上げる方法
口腔機能低下症は、歯科疾患管理料・歯科特定疾患療養管理料と同じように、単独での点数よりも、医院のイメージアップとその後の自費診療へ繋げるのが良いと、谷口先生はおっしゃいます。そのポイントを詳しく解説します。
4. 口腔機能管理「DHもできる指導法」
- 口腔機能低下は普及しているのか?
年々、口腔機能低下症の治療ニーズは上昇していますが、現在、どれくらいの歯科医院が対応できているのでしょうか? 令和6年度歯科診療報酬改定による今後の予想と合わせて解説します。
- 口腔機能管理(訓練)の重要なポイント
口腔機能管理(訓練)のポイントは、大きく3つあります。たとえば、評価に基づいた訓練を実施できているかは、ポイントのひとつです。他の重要なポイントと合わせ、詳しくご説明します。
- 何の目的で訓練をするのか?
口腔機能管理で、すばらしい結果をだすには、「何の目的で訓練をするのか?」という目的が明確であることが重要です。では、口腔機能管理の目的とは、具体的に何を指すのでしょうか?
- 舌骨上筋を鍛えるトレーニング
嚥下機能において一番大切な筋肉が、顎の下にある舌骨上筋です。この筋肉を如何に鍛えるかが、嚥下訓練の重要なポイントになります。舌骨上筋を鍛えるのに最適な複数のトレーニングをご紹介します。
- 目標設定のポイントと注意点
訓練の目標は、短期目標と長期目標に分けて考えると取り組みやすくなります。80歳の女性を例に、目標設定のポイントをわかりやすく解説します。この方法なら、無理なく訓練できるはずです。
- 唾液分泌を促進するトレーニング
口腔乾燥の改善に効果的なトレーニングである「唾液腺マッサージ」をご紹介します。これは、唾液腺をマッサージして唾液の分泌を促す簡単なトレーニングです。実際の映像をみながら、ポイントを解説します。
- 舌口唇運動機能向上トレーニング
デモンストレーション映像をご覧いただきながら、舌口唇運動機能向上に効果的なトレーニングを学んでいきます。複数の方法をご紹介しますが、どれも簡単ですぐに取り組める方法です。
- 舌筋力向上トレーニング
舌圧が低下している患者さんには、舌筋力を向上するトレーニングをおこないます。舌抵抗訓練(ペコパンダ、スプーン押し戻し訓練)がとても有効です。このトレーニングも、簡単に実践できます。
- どうやって、訓練を定着させるのか?
どれだけ効果のあるトレーニングでも、定着しなければ口腔機能は改善しません。では、どうすれば訓練を定着させられるのでしょうか?「3つのアイデア」をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
1.フレイルチェック表(質問表)
口腔機能低下症を簡易的に見極める方法のひとつに、「全身で見極める方法」があります。この方法を用いるときに使用するのが、フレイルチェック表(質問表)です。患者さんに15項目の質問に回答していただくだけで、簡単に口腔機能低下症を見極めることができます。回答のポイントは教材本編で解説していますので、合わせてご確認ください。
2.オーラルフレイルチェック表
オーラルフレイルチェック表を使う方法でも、口腔機能低下症を簡易的に見極めることができます。このチェック表を使えば、口腔機能の衰えを患者さんご自身が自覚しているかどうかを判断できます。質問は5項目と少ないですが、2つ以上当てはまる場合はオーラルフレイルと言えます。
3.口腔機能精密検査記録用紙
口腔機能管理(訓練)で使用する口腔機能精密検査記録用紙もプレゼントします。この用紙一枚で口腔衛生状態不良、口腔乾燥、咬合力低下、舌口唇運動機能低下、低舌圧、咀嚼機能低下、嚥下機能低下など、「基準値に比べてどれくらいなのか?」をまとめて管理できます。
4.嚥下スクリーニング検査(EAT-10)
嚥下スクリーニング検査(EAT-10)は、嚥下の機能を測るためのチェック表です。全10項目の質問に対し、「問題なし」から「ひどく問題」までの5段階で回答していただきます。回答の結果が3点以上の場合、嚥下機能が低下していると判断されます。
5.摂食・嚥下障害の自記式質問票
もうひとつ、嚥下機能を測るのに使用する「摂食・嚥下障害の自記式質問票」をプレゼントします。こちらの質問票は、15項目の質問に対し、「A・B・C」の3段階で回答していただきます。もし、ひとつでも「A」があれば、嚥下障害ありと判断することができます。
6.管理計画書
この管理計画書があれば、全身の状態、口腔機能の状態、口腔機能管理計画、管理方針と目標(ゴール)、再評価の時期と治療期間をまとめて把握できます。そのまま印刷して、口腔機能管理(訓練)に使用できます。
7.管理指導記録簿
どれくらいトレーニングの成果が出ているのかを把握する「管理指導記録簿」もプレゼントします。全身状態、口腔機能状態、所見に対し、①改善、②維持、③悪化の3段階で評価をおこないます。こちらも、そのまま印刷して使用できます。
8.人にとって「食べる」こととは
近年、誤嚥性肺炎などの理由により、「食べたいのに食べられない」人が急増しています。人が生きる上で「食べる」ことは重要な行為ですので、食べられないことは大きな問題です。では、この問題を解決するために、歯科医師はどう関われるのでしょうか? 患者さんにも伝えたい「食の重要性」を解説した特典映像もプレゼントします。
9.講義で使用したレジュメ
収録された谷口先生の講義がまとめられた「レジュメデータ」をお渡しいたします。映像をじっくり視聴するお時間がなければ、まず、この資料から先に目をとおしてください。そして、気になる個所の映像から視聴していただければ、効率のよい学習が可能です。もちろん、復習用のテキストとしてもご活用いただけます。
※PDFでのご提供となります。
「すべての医療従事者に見ていただきたい映像教材」
オーラルフレイル、サルコペニアなど最近周知されてきたその言葉の意味は知っているものの、実際その状況に直面している患者の状態、そしてその未来を我々は知っているだろうか? 何となく患者の老化を漠然と感じるものの、それに対する適切な診断と対策を提供できるだろうか? そんな私たちが何となく…と思っている患者の機能検査、内視鏡、造影検査、そのリハビリテーションを栄養や運動の観点からわかりやすく解説しているのが、この分野におけるスペシャリスト、谷口先生の講義である。現在では口腔機能低下症が疑われる患者に対し、開業歯科医でも導入しやすく、短時間で実施できる簡単な検査があり、それに対する保険点数も算定できるようになった。本編ではその保険点数の算定方法も解説しており、その検査により数値化された患者の病態の捉え方、改善方法など、動画を交えながら学ぶことができる。ヒトは口腔から衰え、口腔から回復できる。口腔機能は生命活動の源であることを再認識させられ、我々歯科医師がそこに毎日介入していることが、患者の全身の健康の維持につながる大切さを再認識させられる内容であり、医科歯科連携の観点からも、すべての医療従事者に見ていただきたい映像教材である。
医療法人 月星歯科クリニック
月星 太介 先生
「実際の診療に即した情報が満載です」
歯科医療の新たな可能性を切り開く貴重な教材で、高齢化社会が進む中、摂食嚥下障害はますます重要な問題となっています。本映像教材では、最新の知見や実践的な技術がわかりやすく解説されており、歯科医師や関連職種の方々にとって必見の内容です。患者のQOLを向上させるための具体的なアプローチが示されており、実際の診療に即した情報が満載です。これを学ぶことで、歯科医療の幅を広げ、より多くの患者に寄り添うことができるでしょう。未来の歯科医療を担う皆様に、自信を持ってお勧めします! また、僕も谷口先生の門下生です!
かすもりおしむら歯科・矯正歯科・口腔機能クリニック
院長 押村 憲昭 先生
- 他院よりも早く口腔機能低下症を導入できる
口腔機能低下症の検査・管理を実施している歯科医院は、全体の10~15%程度と言われています(令和6年度歯科診療報酬改定前)。これから一気に増えることが予想されますので、導入するなら今がチャンスです。
- 口腔機能低下症の疑問、悩みをすべて解決できる
口腔機能低下症に興味はあっても、「面倒くさそう」「時間がかかりそう」「採算が合わなさそう」などの理由から、踏み切れずにいる院長もたくさんいらっしゃいます。今回の動画セミナーをご覧いただければ、このような問題はすべて解決できます。
- DH主導で効率良く、採算の取れる検査ができる
口腔機能低下症も、基本的な考え方は歯周病管理と同じですので、検査・トレーニングのほとんどをDHに任せられます。谷口先生が教える方法なら、短時間の検査でも十分に採算が取れるようになります。
- スタッフのスキルアップに貢献できる
これから先の時代、口腔機能低下症はどこの歯科医院でも対応できる「当たり前の治療」になる可能性が高いと、谷口先生はおっしゃいます。ニーズが高まる今、口腔機能低下症を学べるのは、スキルアップしたいDHにも喜ばしいことでしょう。
- 自費成約率がアップする
口腔機能低下症は、継続して取り組むことで医院のイメージが向上し、患者さんとの信頼関係も構築しやすくなります。その結果、先生の自費の提案も、いま以上に受け入れられやすくなるでしょう。
- 患者さんの高いQOL維持に貢献できる
口腔機能低下症が進行すると、嚥下障害、咀嚼障害などの問題に発展します。つまり、栄養摂取にも悪影響を及ぼすのです。もし、軽度のうちに介入できれば、患者さんの高いQOL維持に貢献できることは間違いありません。
「もしかしたら、もう知っている内容ばかりかもしれない…」「内容を理解できるか不安だ…」「期待にそえる教材なのか?」など、こう思われた場合もご安心ください。
なぜなら、本教材の内容に、ご納得できなければ返金させていただくからです。60日間、じっくりとご覧いただき、先生の選択が正しかったかどうかをご判断ください。
送料も、返金振込料も、弊社が負担させていただきます。返金保証が付いている、歯科医師向け教材なんて、ほとんどありません。これは、今回リリースする教材への自信そのものです。
2018年に保険収載された口腔機能低下症は、歯科の分野を超えて、医科・介護、さらに一般にまで広く認知されるようになりました。
2022年の改定で、口腔機能管理料は65歳以上から50歳以上に拡大され、さらに2024年の改定で、口腔管理体制強化加算(口管強)や歯科口腔リハビリテーション料3なども新設されました。
これらの変化を経て、口腔機能低下症は保険診療において一層重要な治療となりましたので、今後、多くの歯科医院が我先にと導入を急ぐことが予想されます。
先生に、この時代の変化に乗り遅れてほしくはありません。
くり返しお伝えしているとおり、口腔機能低下症の考え方は歯周病管理と同じですので、導入はとても簡単です。
また、導入の障害となるものは、すべて谷口先生が取り除いてくれています。
ぜひ先生も、他院よりも早く口腔機能低下症を導入し、摂食嚥下障害からサルコペニア、要介護になるリスクの高い患者さんを救ってあげてください。
この価格(リリースキャンペーン価格)での販売は、12月31日まで。1月1日以降は、定価の54,978円(税込)に戻ります。
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多くのご注文をいただき、現在、在庫切れとなっております。
1月中旬ごろごろの入荷を予定しております。
お手元にお届けするまでお時間をいただくことになりますが、
ご注文は承っておりますので、ご安心してお申し込みください。
いつもの安心 DVDでお届け |
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すぐに見られる ネット配信 |
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※クレジット決済のみ |
- DVD2枚組(計158分)
- 特典映像(14分)+レジュメデータ(95ページ/PDF/印刷不可)+特典データ(PDF)
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教材内訳 |
- 4セクション(計158分)
- 特典映像(14分)+レジュメデータ(95ページ/PDF/印刷不可)+特典データ(PDF)
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販売価格 49,980円 (税込54,978円)
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価格 |
販売価格 49,980円 (税込54,978円)
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あり(購入後60日間) |
返金保証 |
商品特性上なし |
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特記事項 |
- いつでもどこでも視聴可能
- PC、タブレット、スマホ対応
- 視聴期間制限なし
- ネット接続必須
- 購入後、専用閲覧ページをご案内
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