ある新人衛生士の苦悩…

今後の医院経営で、重視しなければならない取り組みはたくさんありますが、その中でも特に重要な部類に入ると思われることについて、本日はシェアしますね。

まずは、衛生士が普段、何を考えて仕事をしているのかを垣間見れる事例をお読みください。

…とある掲示板で、新人衛生士が「仕事のやりがい」について相談し、それに対する助言や励ましが匿名で行われているというもの。

仕事を楽しいと思ったのは何年目からですか?

この春から歯科衛生士になった新米DHです。

先輩が去年かなりの人数辞めてしまったらしく、常勤が私ともう一人ベテランの人しかいません。 メインテナンスの患者さんが多くて、なかなか教えてもらえる時間をとってもらえず、見よう見まねでスケーリングやPMTCをメインテナンスでやり続けています。

せっかく大学まで出たのに、毎日同じ作業の繰り返し正直仕事がおもしろく感じません。

せっかく取った資格なので、できるだけ続けたいのですが、周りではもう歯科衛生士をやめた子がいたりもしています。

私には向いていないのか、、続けるにしても、何年目くらいからおもしろくなってくるのか、ご意見をお願いします。

1.匿名 06/26 14:29:15
私も仕事分からなくてつまらない。教えて欲しいわー

2.匿名 06/26 15:30:06
担当した患者さんが、1年くらいして治療の結果が見えてからかな。

3.匿名 06/28 10:26:06
私は3年目くらいから楽しさが分かってきたけど新卒入社の医院にずっと勤めてたら一生来なかったと思う

4.匿名 07/02 07:29:24
最初に就職する歯科医院って大事だと思います。
歯科医院はたくさんあるので、自分がやりがいを持って働ける歯科医院で働いた方がいいのでは?

5.匿名 07/04 04:34:35
現在歯科衛生士11年目のものです。
初めは毎日の仕事をこなすので精一杯ですよね。
私の場合、仕事が楽しく思えてきたのは、3年目くらいからかなぁ。

6.匿名 07/04 10:35:56
はじめまして。歯科衛生士9年目です。わたしも3年目くらいでやっと全部できるようになり認定衛生士も取りました。

7.匿名 07/04 13:15:43
私も同じような状況です。3年は耐えるしかないですかね。。。新人ですが、ありがたいことにP検、スケーリング、PMTCさせてもらっています。単調というより、自分のできなさ加減に泣きそうで毎日しんどいです。。。

8.匿名 07/08 07:24:23
私も皆さんと同意見で3年目くらいからでした!自分が行ったSRPの結果がでてきたのがそれくらいでしたね。
うちは勉強会も多くて大変でしたけど、新卒から歯周治療に関する基礎を学んでおけたのはよかったと思います。同じキャリアでもSRPできない同級生もいっぱいいるので!

9.匿名 07/22 08:29:02
楽しくないと転職したくなるよね~

10.匿名 09/05 09:21:51
これからこれから!
衛生士三年目ぐらいで、成長出来るか?そうじゃないのか?が分かると言われます。

一連の流れから、1つのキーワードが浮かび上がります。先生は何だと考えますか?

私が着目したのは…


半数以上の回答に…

質問に対して10件の返信があり、その半数以上の回答に「3年」という言葉が含まれています。

世間一般にも「3年は勤めろ」みたいなことを言う人がいますが、ここでの「3年」は何となく重みが違うなと感じたわけです。

なぜなら、資格がなければできない仕事なのに、最初に入職した医院によってその後のキャリアが大きく変わってしまうから。

もちろん、一人前になるには、時に無駄とも思えることをしなければならないことがあります。

でも、それが誰でもできるただの単純作業を延々としなければならないのか、それともキャリアのために必要なことなのか、自身で判断できない彼女らにとっては、今回の掲示板のような悩みにつながるのかもしれません。


特にやりがいもない、
衛生士じゃなくてもできる仕事ばかり、
院長は私にどうなってほしいのか…

こうしたことを教育してあげなければ、その後は辞めるか、無気力衛生士になって待遇の良い医院を転々とするか、どちらかの道を歩んでしまうかもしれません。

その期限は、上記で紹介した投稿から察するに「3年」。

「いやいや、言われなくても高い意識をもって仕事してほしいけどな!」

もちろん、先生がこのように望んでいらっしゃることは承知しています。


先生も先輩衛生士も忙しいですし、

昔のように休憩、終業後に教育というわけにはいかなくなっていますし…

しかし、衛生士の半数以上が転職経験ありと言われる昨今、経験の浅い衛生士を雇わざるを得ないこともあるでしょう。

そこで私たちは新たなご提案を用意しました。

これがあれば、実務の習得・技術向上はもちろん、先生や先輩衛生士の手間を省きながらも、新人衛生士が「あ、この医院は私に期待してくれている」と感じてもらえて、衛生士業に邁進してくれるでしょう。

きっと先生は、今後の医院経営において衛生士の働きが重要になると感じていらっしゃるからこそ、ここまでお読みいただいたのだと思います。

近いうちにご期待に恥じないご提案を、お伝えしますので、今しばらくお待ち下さい。